ツル茶んのトルコライス、新宿伊勢丹へ、登場!そして「トルコ大使館表敬訪問」 | 九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

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創業大正14年、九州、長崎の喫茶レストラン「ツル茶ん」の三代目マスタ-のブログです。姉妹店ヴィンランドも含め、長崎の魅力発信、マスタ-の個人的趣味など、掲載してゆきます。
長崎名物。「トルコライス」や「元祖、長崎風ミルクセ—キ」が大人気。

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ミリィさんのアドバイスもあって、ここにご報告!

きたる8月19日~8月24日新宿伊勢丹の「大九州展」にお邪魔します。
持っていくのは、シャシンの「トルコライス」と「テキトルコ」
ツル茶んの9種のバリェーションの中でも人気の2品です。
とくに「テキトルコ」は、「まいう~」の石ちゃん大好きのめにゅ~です。
どうぞ、皆さん新宿にいらした時には、伊勢丹のほうへおいでてください。

そして、今回の上京にはもうひとつ目的があります。

トルコ大使館の表敬訪問。

実は、トルコ共和国と日本は、来年国交100年!

1890年(明治23年)9月16日夜半、オスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号(Ertuğrul Fırkateyni)が、和歌山県串本沖、紀伊大島の樫野埼東方海上で遭難し、このとき、樫野埼灯台下に流れ着いた生存者は、数十メートルの断崖を這い登って灯台に遭難を知らせた。灯台守の通報を受けた大島村(現在の串本町)樫野の住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たった。そして住民達は、献身的に生存者たちの回復に努めこの結果、69名が救出され生還することができた。

遭難の翌朝、知らせを聞いた明治天皇はこの遭難に大いに心を痛め、政府として可能な限りの援助を行うよう指示した。各新聞は衝撃的なニュースとして伝え、多くの義捐金・弔慰金が寄せられた。

この事件は、日本とトルコの友好関係の起点として記憶され、以来100年トルコ共和国は屈指の親日国として知られる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

今回の表敬訪問は、この「トルコ」という国名を冠している「トルコライス」という郷土料理が、日本、「長崎」で、50年以上のわたり市民の方に愛され続け、今なお人気は衰えず、長崎発信の人気メニューとして全国的にも名を知られつつある。
ということを、トルコ大使館にお知らせし、今後も100年、200年と友好の絆を保ち続けていければと、
ここに思い立ったものです。

そして、トルコ、イスタンブールと長崎、同じ国際的港町としてあい通ずるものがあると思います。

当日は、トルコライスを2種類{ビ-フで、}と、トルコライスと当店の写真資料、当店パンフの英訳版{現在製作中}を持ってお邪魔します。
長崎市の国際課の課長さんが随行していただけるそうです。大変なことになってきました{笑}

この日僕はというと、長崎風正装、紋付袴にソフト帽にブーツといういでたちでお邪魔しようと思います。
このスタイルは今でも、長崎くんち、などで見ることができます。明治時代の和洋折衷のスタイルで、長崎らしいかと、、僕はなんでも形から入る傾向にあります、インパクト重視{笑}

実は、この紋付袴は、ツル茶ん初代が残してくれたもので、今回初めて袖を通します。
大正時代に、祖父が19歳ではじめた「ツル茶ん」が85年目にして、「トルコ大使館」に表敬訪問できる、、という光栄な場面でその孫が着用するということを、祖父も喜んでくれると思います。

今回、東京では、「トルコ料理」のお店も回りたいと思います。今東京ではすごく人気があるとか。
トルコ料理店は、長崎にはまだないみたいで、今回勉強させていただき、当店のトルコライスにも応用させていただき「トルコ風トルコライス」なる、新メニューを開発したいと思います。

長崎のトルコライスを今後ともよろしくお願いします。
                                          三代目