九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

創業大正14年、九州、長崎の喫茶レストラン「ツル茶ん」の三代目マスタ-のブログです。姉妹店ヴィンランドも含め、長崎の魅力発信、マスタ-の個人的趣味など、掲載してゆきます。
長崎名物。「トルコライス」や「元祖、長崎風ミルクセ—キ」が大人気。

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久々に、映画「マトリックス」を、観たくなってきた。
もう、何年前の映画だろう。
少なくとも、20年以上、経っていると思う。
主演の、キアヌリ-ブス、最近では「ジョンウィック」などでも、相変わらず、活躍されているが、彼の、インタビュ—記事の中に、こういうのがあった。以下、抜粋。

キアヌは人生でできる限りのことはしておこうと心掛けているという。「死ぬことや年を取ること、そういうことをようやく受け入れられるようになってきたと思う。死ぬ前にやらなくてはいけないことはたくさんあって、『時間はどこに行ってしまったんだ? なぜこんなに変わってしまったんだ? あとどれだけ時間が残されているんだ? 何をやり残した?』と思うけど」。

キアヌは、今、55才くらいかな、ほぼ、同年代ともいえる。
あんな、ハリウッドの大スタ—もこういうことを考えてる。
同じ人間なのだから、当たり前なんだけど、この言葉は、
「ズギュン!」ときた。

「俺は、あと何をやり残している?!」
これは、いわゆる、「家族」や「仕事」におけるものでなく、
まさに、自己の「アイデンティティ」において。

これを考え出すと、人生がさらに楽しくなるような気がする。

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先日、お譲りいただいた山崎先生の作品、「遠くへ行きたい」をお店に設置させていただきました。
そして、息子さんの誠一さんと。
誠一さんは、現在フランス在住で、やはり芸術家であられます。

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そして、今回、このご縁もあり、ご子息の誠一さんより、先生の作品のひとつ、「遠くへ行きたい旅」という女性像をお譲りいただけることとなりました。
僕は、この作品を見たときに、まるで現代によみがえったお龍のような、
風頭で遠くを見つめる若き日の龍馬に通じるような、
腰に手を当てジ—ンズをはいた女性に、
まるで「インディ-ジョ—ンズ」のヒロインのような凛々しさを感じてしまいました。
まさに、僕の理想の女性像でもあったのです。
近いうちに当店に陳列させていただく予定です。

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本日、長崎県立美術館で行われている
「故、山崎和圀先生 彫刻回顧展」にお邪魔しました。
山崎先生は、風頭の「坂本龍馬像」をはじめ、五島、札幌の龍馬像、岩崎弥太郎、梅谷庄吉、など、長崎になじみある歴史の立役者の像をはじめ、長崎のいたるところでいろんな先生の作品を目にすることができます。
実は、先生とはもう30年近く親しくさせていただいておりました。
当店の「Ryomaトルコ」のポスタ-にも龍馬像の写真を使わせていただいたり、店内に山崎先生コ—ナ—をもうけ、お譲りいただいた龍馬やお龍のレリ—ㇷを飾らせていただいたりしておりました。
先ごろ逝かれた時には、非常に悲しく、残念に思えたものでした。
この度、息子さんの誠一氏による彫刻回顧展があるとのことで、とても楽しみにしておりました。
まさに長崎の歴史に名を遺す、長崎を代表する芸術の集大成でした。