「ラ・バヤデール」(全3幕)
芸術監督:大原永子
音楽:レオン・ミンクス
編曲:ジョン・ランチベリー
振付:マリウス・プティパ
演出・改訂振付:牧 阿佐美
美術・衣装:アリステア・リヴィングストン/磯野 睦
指揮:アレクセイ・バクラン
管弦楽:東京交響楽団
コンサートマスター:グレプ・ニキティン
【キャスト】
ニキヤ:米沢 唯
ソロル:井澤 駿
ガムザッティ:木村優里
ハイ・ブラーミン(大僧正):貝川鐵夫
黄金の神像:木下嘉人
ラジャー(王侯):中家正博
マグダヴェヤ:福田圭吾
トロラグヴァ:渡邊峻郁
アイヤ:中田実里
ジャンぺの踊り:渡辺与布、益田裕子 今村美由紀、加藤朋子、菊地飛和、北村香菜恵、土方萌花、廣川みくり
黄金の神像:木下嘉人
つぼの踊り:原田舞子 小宮彩香、高瀬水椅
アダジオ(ソロルの友人):速水渉悟、小柴富久修
舞姫:寺井七海、川口 藍、玉井るい、小林美沙、関 晶帆、中島春奈、廣田奈々、山田歌子
ファキール(苦行僧):小野寺雄、高橋一輝、小川尚宏、中島瑞生、西 一義、西川 慶、樋 口響、渡部義紀
ワルツ:川口 藍、朝枝尚子、今村美由紀、加藤朋子、小林美沙、山田歌子、宇賀大将、清水裕三郎、中島駿野、太田寛仁、佐野和輝、渡邊拓朗、赤井綾乃、稲村志穂里、菊地飛和、北村香菜恵、木村優子、清水理那、関 晶帆、関 優奈、土方萌花、守屋朋子、横山柊子、徳永比奈子
[パ・ダクション]
ブルー・チュチュ:寺田亜沙子、寺井七海、玉井るい、廣田奈々
ピンク・チュチュ:池田理沙子、飯野萌子、広瀬碧、廣川みくり
[影の王国]
影の第1ヴァリエーション:五月女 遥
影の第2ヴァリエーション:奥田花純
影の第3ヴァリエーション:細田千晶
影たち:飯野萌子、川口 藍、玉井るい、中田実里、広瀬 碧、益田裕子、赤井綾乃、朝枝尚子、稲村志穂里、今村美由紀、加藤朋子、菊地飛和、北村香菜恵、木村優子、今村美沙、清水理那、関 晶帆、関 優奈、原田舞子、土方萌花、廣川みくり、廣田奈々、守屋朋子、山田歌子、横山柊子、伊東真梨乃、徳永比奈子、阿部純花、松宮里々子、山内優奈、服部由依、吉田朱里
新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ研修所
日本ジュニアバレヱ
注)前夜の寝不足と花粉症(寝不足で更に悪化)でグダグダになりながら集中力欠けての鑑賞でした(>_<)
唯さんのニキヤは、素晴らしいとは思ったけど、いつもの唯さんから発するオーラ的なものがあまり感じられず、生彩さがなかったような…
これは木さんの体調がそう感じさせたの可能性あるので、何とも言えないのですが…個人的な感想なので御容赦ください。
唯さんは、今回日程は違うけど、ダブルキャストで小野&福岡コンビでは、ガムザッティを踊っているので(しかも前日)、まさか疲れ…(;´・ω・)ウーン・・・ 唯さんでそれはないと思うけど…ソロルを巡る恋敵同士を別々に演じるのはかなりハードだと思います。
またそういった先入観もあるから余計そう感じたのかも。
唯さん演じるニキヤを観るとガムザッティを演じる唯さんも観てみたくなるもの。
彼女はガムザッティの方がキャラ的にも合ってるような。
しかし…日程や時間的に厳しいのでそれは叶わず残念(今回唯さんの踊りにしっくりいかなっただけ余計…)。
ガムザッティを踊った木村優里さんは、とても良かった!!
但し、ガムザッティ一番の見せ場である第2幕は、今日一番体調グダグダで殆ど舞台に集中できず。
それでも優里さんから輝くものを感じることができたのは、彼女の力量のなせる技。
最近の彼女はどんどん良くなって来ているので、演じる役柄によっては絢子さんや唯さんを越えてるような気がします。
ソロルの井澤駿さんは、優柔不断なところがある役柄を上手く熱演。ニキヤの唯さんともガムザッティの優里さんとも上手く合わせ、さすがプリンシパル!!
ハイ・ブラーミンの貝川さんは、相変わらず安定感。
ラジャーの中家さんは、あまり悪役感なし。
これは彼の人柄かしら。
ニキヤを追い込んだのも娘可愛さのあまりって感じ。
マグダヴィアの福田さんは、ダイナミック。
ジャンペの踊り(第一幕)、黄金の神像・つぼの踊り(第二幕)は、完全に集中力に欠けボケっと見ていたので、与布さん、木下さん、舞さんの踊りはについてはコメントできず…但し、周囲の観客の反応良かったと思います。
ブルーとピンクのチュチュは、寺田さん(ブルー)、池田さん(ピンク)は安定・存在感もあり。
第3幕で白い衣装に身を纏った影たちが一人ずつ3段スロープをゆっくり舞い降りる美しく幻想的なコール・ド・バレエは、一番の見せ場だと思うけど、前日の寝不足と花粉症の薬で眠気が…( ̄▽ ̄;)
但し、ヴァリエーションからは何とか目も冴え、新国立劇場バレエ団の中堅格である五月女さん、奥田さん、細田さんの安定感ある踊りを楽しませてもらいました。
ラスト、寺院の崩壊場面はもうちょい迫力欲しい気もするけど、バレエの舞台ではこれが限界かしら。
Wikipediaによると全員死んじゃうらしいけど、ニキヤに招かねながらソロルのみが死んじゃったようにしか見えなかった。
バクラン率いる東京交響楽団は、好演♬︎♡
出だし弦の薄さを感じたけど…不満はそれぐらいかしら。
ニキティンさんのソロ(立奏していた)も素晴らしかったし、木管ミューズの面々(フルート:甲藤さん、オーボエ:荒さん、ファゴット:福士さん)のお姿もあり。
ミンクスの音楽は、今回はじめて聴いたけど…
正直バレエありきの曲って気がする。
一本調子と言うのか単調と言うのか…
些か退屈でした。
何度か聴き慣れると馴染むのかなぁ。
全体的に新国立劇場バレエなので、水準以上だったと思いますが、いつも感じるplusアルファが今回は感じらず。
ともかく花粉症と寝不足だったので、もう一度体調が万全な時に観たらまったく感想は違ったものになった可能性もあるような…
ラ・バヤデールの衣装
2019.3.3(SUN)
14:00
新国立劇場オペラパレス
GWのシンデレラは、もうさすがに観すぎたのでパス。
次回はアラジンまで新国立劇場バレエ観れないのは残念。
ところで本島美和さんは??
今回のキャストに入ってないのは何故なんだろう??
(11月のアリス以来新国立劇場バレエの舞台には出てないような…)
相変わらずバックステージツアーには当選せず。
いつか当たるんだろうか??
やっぱり当選するには良い席の方が確率良いような…
(半数の当選が1階席だった…)