内容は、いつもの巨悪が出てくる大がかりな最終回とは違い、今回はこじんまり感あり。
アガサ・クリスティの短編のようなウィット感はあったけど、ただあの内容で2時間保たせるのは厳しかったような…
衣笠副総監役は、大杉漣さんが演じられておりましたが、残念ながら先日お亡くなりになられ、急遽代役で杉本哲太さんが演じることに。
一癖二癖ある役柄だけに大杉漣さんが上手く演技されていたので、善人感のイメージある杉本哲太さんだとどうだろう??と当初は不安でしたが、流石役者さん。
衣笠副総監って役と共に役者大杉漣さんを演じ、途中から大杉さん??って思える雰囲気良く出してました!!
ところで相棒は、主役の杉下右京が大のクラシックファンと言うのが当初の設定でしたが、近年は右京さんがクラシック音楽を聴いている場面は、殆どなくクラシック音楽ファンとしては残念なとこ。
聞くところによると初期のスタッフにクラシック通の方が居たとか。
またドラマ内でもクラシック音楽が頻繁に使われていましたが、最近は時折ショパンなどがカフェのシーンのBGMで使われる程度。
ぜひとも相棒・クラシックの両ファンである木さんとしては、右京さんのクラシック蘊蓄をまた聴きたいものです。
初期の「消えた死体」で渋谷の名曲喫茶「ライオン」を彷彿させるシーンで、右京さんが語るデル・マー指揮ボーンマス・シンフォニエッタのミニチュアズの中の「愛の挨拶(エルガー作曲)」の蘊蓄は、相当なクラシック通でないと出てこないセリフ♪♪
因みにデル・マーとボーンマス・シンフォニエッタのエルガーの小品集は、NMLで聴くことが出来ます♪♪
春の朝(お休みの日)、眠いのを我慢し、朝早く起きて、紅茶を飲みながら聴くと最高ですよ(╹◡╹)
気分は杉下右京かな(笑)