武満徹
フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム~5人の打楽器奏者とオーケストラのための~*
ラフマニノフ
交響曲第2番ホ短調op.27
京都市交響楽団
指揮:広上淳一
コンサートマスター:会田莉凡(ゲスト)
打楽器:中山航介、宅間 斉、福山直子、大竹秀晃、高橋篤史*
久しぶりのコンサート♪
8月のミューザサマーフェスタ(コバケン日本フィル)以来だから、ほぼ1ヶ月半ぶり。
(*'へ'*) ンー
このスパンを久しぶりと言うことが…やはり感覚が麻痺してるなぁ…
数年前までは、数ヶ月に生の音を聴くくらいだったのに…
この感覚がちょっと恐い。
久しぶりついでに…
京響は、2014.3.16の東京公演以来の3年ぶり。
サントリーも1月のインキネン日本フィル以来だから8ヶ月ぶり。
久しぶり尽(笑)
さて、なぜこのコンサートを聴きたくなったのかと言うと、前回の京響(同じく広上さん指揮、ラフマニノフの協奏曲第2番…ソロはルガンスキー…とマーラー巨人)が素晴らしかった記憶があるのと、改修後のサントリーを聴いてみたかったのがあるかなぁ…プログラム的には、全く食指が動かず正直悩みましたが…(*﹏*๑)
(ラフマニノフの交響曲は、このところ、昨年11月のラザレフ日本フィル、今年6月のウォン神奈川フィルと続いて聴いているのと、前半の武満作品もそこまで聴きたいって感じではなかった)
そんな訳で悩みに悩みチケ取りは、ギリギリでした💧
前半、武満作品では寝るかなぁと思いきや、4人の奏者による打楽器の響きも面白く、視覚的要素も加わり、意外と楽しめた感あり♪
京都のオケって先入観もあったとは思うけど、京都のお寺や神社が思い浮かび、何処と無く幽玄な雰囲気もあり、打楽器とオケ、そして、サントリーホールも楽器の一部と感じさせる演目は、サントリー音楽賞受賞記念にはピッタリで、その辺の狙いも広上さんにはあったみたいです♪
但し、面白いとは思ったけど、さすがに感動はせず。
退屈せずに聴き通すことができたって感じ。
後半、ラフマニノフの交響曲第2番は、広上さんの勝負曲とのこと。
第一楽章前半は、何となく散漫な感じもしたけど(こちらの集中力にも問題もありそう感じたのかも)、オケの安定感もあり、後半からの追い込みは素晴らしく、続く第二楽章の迫力、切々と歌う第3楽章(同じ作曲家のヴォカリーズを彷彿させる)、フィナーレの盛り上がりなど、鳥肌立つ箇所もかなりあり、広上さんの棒さばきは、勝負曲だけあり上手い!!
からくり人形みたいな広上さんの指揮は、かなりコミカルなんだけど(かわいいとも言うw)、オケと対峙すると、京響から見事な演奏を引き出すから本当不思議(笑)
広上マジック(๑˙―˙๑)?
豪快なラザレフ、繊細な表現を神奈川フィルが引き出した天才ウォンと立て続けにラフ2の名演を聴いてきて、今回の京響も荒っぽい箇所もあったけど総じてオケも安定し、名演だったと思うけど、なぜか感動せず…いくつかの箇所で鳥肌は立ったけど…(;-ω-)ウーン…何故だろ(。• . •。) ??
多分、ラフマニノフを聴きたい気分ではなかったからだろうなぁ…ラフマニノフに限らず、音をキャッチするアンテナの感度が低かったみたい…久しぶりのコンサートなのに…まぁこんな時は何を聴いても何か今ひとつモード…もしラフマニノフモードバリバリならきっと今日の広上さんと京響にも涙ポロポロで聴いていた…はずかも♪
(生のコンサートは、どうしてもその時の気分や雰囲気、体調などにも左右されるのは、致し方ないこと。一番良いのは、聴きたいと思う曲とマッチングすることなんだけど、何ヶ月も前にチケット予約する場合、そんな先のこと分からないし…生のコンサートの難しいところです)
そんな訳でアンコールも今ひとつ響かず。
コンサートマスターにゲストで会田さんが座っていたのは、前半武満作品にリボンが使用されたからって話がTLであったけど…本当かしらσ( ̄^ ̄)?
あと改修後のサントリーの音響は、そもそもそんなにサントリーに行ってないので、違いはわかりませんでした(--;)
2017.9.18(MAN)
18:00
サントリーホール
コンサートは、夜からだったので、昼間一瞬コンサートのハシゴも考えたけど(マイスター読響、チョン東京フィルなど気になったけど)、何となくその気にならず、名曲喫茶ライオンでのんびりしてからサントリーに向かいました♪