最近は、まったくコンサートと無縁なので、ブログの更新は、止まったまま😅
(このブログは、聴いたコンサートの日記と言うかメモ的な役割で始めたので、基本コンサート鑑賞がメインとなります♪)
しかし…😱
暫くコンサートに行く予定はなし。
(年内中にチケット押さえてるのは、新国立劇場バレエのみ…他のコンサートは一切予定なし)
(;-ω-)ウーン
行かなくなるとパタッと行かなくなるもので、数少ないお休みは、家でのんびり(実際は家事に追われバタバタ)することが多くなり、このままだとブログの更新が…(コンサート行かないから更新する必要はない訳ですが)…たまには存在アピールをしなきゃと思い、久しぶりに更新した訳です😓
さて、
今日の本題
クニッペルの交響曲第4番って皆さんご存知ですか(๑˙―˙๑)?
名前を聞いてピーンと来た方は、かなりのクラシック通ヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
と言うかクラオタです(笑)
先ずこの曲を実演で聴いたって方は殆どいないのではないでしょうか??
そもそもクニッペルって誰σ( ̄^ ̄)?
という方もいると思うので、簡単な紹介を。
クニッペルは、旧ソビエト連邦の作曲家(1898〜1974)で、交響曲をはじめ多くの作品を書いてます。その作風は、初期の頃はドイツ留学の影響からヒンデミットばりの作品も書いたりしましたが、ソビエト帰国後は、スタリーンの社会主義に共鳴したわかりやすい作風に転向、その代表的な作品がこの交響曲第4番『コムソール戦士の歌』です(でもその後、ショスタコーヴィチと同じくジダーノフよる形式主義批判に晒されますが…)。
で何故??
交響曲第4番が代表作と言えるかと言うと…
あの皆さんご存知の『ポールシュカポーレ』がこの交響曲に使用されてるからです🤗
交響曲の主題に登場するポールシュカポーレは、『良くありがちな民謡から引用』ではなく、クニッペルのオリジナル作品。
『えっーポールシュカポーレってロシア民謡ではないの??』って思っていた方もいると思いますが(木さんはそうずっと思ってました😓)、クニッペルが交響曲でこのメロディを使い、後にソビエト軍が軍歌として使用し、赤軍合唱団やドンコサック合唱団などが歌ったレコードやロシア民謡ブーム(そんなブームあったかは知りませんが😅)などで日本でも知られ今日に至る訳です♪
交響曲の作曲が1934年ですから、ポールシュカポーレの歴史は、意外と古くないってことになります(昭和9年)…今年で83年。
交響曲の方も合唱が入り、第一楽章から堂々とポールシュカポーレが歌われ、聴いてると血湧き肉躍るって感じ(笑)
その後の楽章でもポールシュカポーレの主題は登場し盛り上げまくり、フィナーレ終盤でも高らかにポールシュカポーレが鳴り響き、興奮🤣
たぶん実演で聴いたら鼻血でそう(笑)
これだけ演奏映えするんだから、ぜひどこかのオケで実演して欲しいものです…クニッペルの交響曲第4番が聴けるなら即チケット買います🤗
因みにNML(NAXOS music library)でこの交響曲聴くことができます(CDでは入手困難かも)♪
モスクワ交響楽団
ロシア・アカデミー室内合唱団
指揮は、ヴェロニカ・ドゥダロヴァ(ロシアの女流指揮者…クラシック通には有名な方です。(ノ゚ο゚)ノ オオォォォー 日本初演(??)は、我が国を代表する女流指揮者の西本智実さんが良いかも!!指揮姿もカッコイイし、ロシア系の作品の解釈には定評ある西本智実さんなら、この曲の演奏にはピッタリ!!)
NMLで配信されてる、ドゥダロヴァさんのクニッペルの第4番は、音質的にはキンキンするきらいはあるけど、十分迫力ある音で楽しめますヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
すっかり秋めいて来た夜に、ポールシュカポーレを豪快に聴いてみませんか??
因みにNMLでは、赤軍合唱団によるポールシュカポーレも聴くことができますよ(*´○`)o¶~~♪