バレエ・アステラス2017 ~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて~ | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

 

【舞台監督】山田ゆか

【指  揮】デヴィッド・ガルフォース

【管 弦 楽】東京フィルハーモニー交響楽団
 

【バレエ・アステラス委員】※五十音順

 安達悦子 (東京シティ・バレエ団理事長・芸術監督)
 岡本佳津子(井上バレエ団理事長)
 小山久美 (スターダンサーズ・バレエ団代表・総監督)
 小林紀子 (小林紀子バレエ・シアター芸術監督)
 牧 阿佐美 (新国立劇場バレエ研修所長)
 三谷恭三 (牧阿佐美バレヱ団総監督)

 

 

 

影山茉以 with ダヴィッド・チェンツェミエック(ポーランド国立歌劇場バレエ団)

『眠れる森の美女』第3幕より グランドゥ

 振付:M. プティパ

 

 
草吉子 with ルーゼンバーグ・サンタナ(カナダ ロイヤル ウィニペグ バレエ)
『エスメラルダ』より グランドゥ
 振付:M. プティパ
 
菅野茉里奈 with リシャト・ユルバリゾフ(ベルリン国立バレエ)
『Multiplicity』より チェロのパドゥ
 振 付:N. ドゥアト
 チェロ:上村文乃

桑原万奈 & 金指承太郎(ロシア国立クラスノヤルスクオペラバレエ劇場)

『ドン・キホーテ』第3幕より グランドゥ
 振付:M. プティパ/A. ゴルスキー

高野陽年(ジョージア国立バレエ)

『Still of King』

 振付:J. エロ

寺田 翠 & 大川航矢(タタールスタン国立ロシアカザン歌劇場)

『ダイアナとアクティオン』

 振付:A. ワガノワ

中島麻美 & 大巻雄矢(スロヴェニア国立マリボル歌劇場)

『海賊』第2幕より グランドゥ 
 振付:M. プティパ

池田理沙子 & 井澤 駿(新国立劇場バレエ団)

『ソワレ・ド・バレエ』

 振付:深川秀夫

 

新国立劇場バレエ研修所

第13期・ 14期研修生、予科生

『シンフォニエッタ

 振付:牧 阿佐美

 賛助出演:渡邊拓朗

  (新国立劇場バレエ研修所 第12期修了)

 

A. Y. ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー生

『人形の精』組曲 日本における《セゾン・リュス(ロシアの季節)》参加作品

 振付:S.レガート/N.レガート
 改定振付:N.ツィスカリーゼ

 

 

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今年は、海外で活躍するバレエダンサーを迎えてのバレエ・アステラス。
各々のダンサーが得意とする演目で踊りを繰り広げるガラ形式の上演なので、バレエのおいしいどこ取り的なのもグ~(`・ω・´)b
オープニングは、出演するバレエダンサーやスタッフのテロップがスクリーンに映し出され、ガルフォースが指揮する東京フィルによるチャイコフスキーの「眠りの森の美女」から第3幕の冒頭の音楽が華やかに演奏され、ワクワクモードへ(*・ω・*)wkwk

第1部の始まりは、新国立劇場バレエ研修生による「シンフォニエッタ」(音楽は、グノーの交響曲…グノーの音楽が一本調子で、後半は音楽で退屈してしまいましたが…)。
美しい踊りは、研修生とは思えない彼ら(彼女ら)の素晴らしい未来が期待できそうな予感。
この中から未来の新国立劇場バレエのスターは出るのから(・・?
楽しみです(*'▽'*)

 

海外で活躍する日本人バレエダンサーの踊りは、それぞれお得意とする演目だと思うので、どのダンサーも安定した踊りで、見事でしたd(≧▽≦*)

特に男性ダンサー(日本人)のレベルは高く、スピード感、技術力、演技力、表現の豊かさなど、どれも目を見張らんばかりの素晴らしさでした(特に大川さん、高野さん)(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

女性ダンサーは、、皆、華もあり、美しい!!

キレの良さでは、中島さん印象に残りました。

また、J.S.バッハの無伴奏チェロソナタに合わせ、踊る『Multiplicity』より チェロのパドゥは、バッハと思し召し男性ダンサーとチェロと思し召し女性ダンサーの何とも言えない踊りが印象的。

男女の愛の営みにも見える官能的な踊りを小柄な身体で見事に踊った菅野さんもかなりインパクト強かったです。

全体的に本場海外で活躍される方々だけあって、見応え十分。

今後の更なる活躍が楽しみです(*゜▽゜ノノ゛☆

 

新国立劇場バレエのおふたりは、2月のヴァレンタイン・バレエで同一演目を観ているので、その時と感想は、ほぼ同じ→こちらを参考にお願いします。(井澤さんに関しては今回、池田さんさんに関しては前回の方が良かったかも)

 

今回アステラスのもうひとつの目玉は、

A. Y. ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー生による『人形の精』組曲♪

バレエの内容は、昼間は人形を買い求めるお嬢様ややその両親でにぎわっていた人形店の閉店するところから始まります。
さて夜中になると人形たちが起き出して動き始めます。朝になれば元通り・・・
といった他愛のない物語です…なんとなく「くるみ割り人形」と似てるかも…

内容は、他愛なくても、踊りで観ると面白いのがバレエで、ワガノフ記念ロシア・バレエ・アカデミー生徒さんも、個々のお人形さんのキャラクターをうまく表現。

踊りの技術も申し分なし。

(特にピエロを踊った男性ダンサーのユーモラスな演技はとてもよかった)

全曲ではなく、抜粋によるものでしたが、楽しませていただきました。

同じ研修生である新国立劇場バレエの研修生との違いは、魅せる力があること。

技術的には、新国バレエ研修生とワガノフの研修生とでは、何ら遜色はないのですが、表現力や魅せる力は、格段の差が感じられ、この辺りが本場の底力かなぁと痛感させれました。

 

フィナーレは、グラズノフの「バレエの情景」に乗り、全員が登場‼

締めくくりも豪華ヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪

3時間近くたっぷり楽しめました(*b'v・)b+。

 

 

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ガルフォース率いる東京フィルは、ハイドンの交響曲やグノーの交響曲から数々のバレエ音楽まで素晴らしい演奏を聴かせてくれました♪

『Multiplicity』より チェロのパドゥでチェロの素晴らしいソロを聴かせてくれた上村文乃さん(彼女もダンサーと同じように舞台で演奏。踊りとチェロが視覚的に織りなすのも見事な演出だと思う)

やはり素晴らしい踊りを盛り上げるのは、素晴らしい演奏ですよね(^^♪

 

 

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( ´△`)アァ-暫くバレエ鑑賞がないのは、寂しいなぁ(・ω・`U)くーん…

 

 

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新seasonが楽しみだなぁ((o(´∀`)o))ワクワク

 

 


 

2017.7.22(SAT)

15:00

新国立劇場オペラパレス