- 『眠れる森の美女』(全3幕プロローグ付)
- 芸術監督:大原永子
- 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
- 編曲:ギャヴィン・サザーランド
- 振付:ウエイン・イーグリング (マリウス・プティパ原振付による)
- 装置:川口直次
- 衣裳:トゥール・ヴァン・シャイク
- 照明:沢田祐二
- 指揮:アレクセイ・バクラン
- 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
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オーロラ姫 : 米沢 唯
デジレ王子:ワディム・ムンタギロフ(シーズン・ゲスト・プリンシパル)
リラの精:木村優里
カラボス : 本島美和
フロリナ王女:小野絢子
青い鳥:福岡雄大
新国立劇場バレエの『眠りの森の美女』
ポスターやチラシの
『100年の眠りは恋するための幸せな時間だった』のコピーからとてもすてき。
また、豪華絢爛の舞台と踊りは、新国立劇場バレエの醍醐味。
特に、プルミエ(初日)及び2日目は、ゲストプリンシパルのムンタギロフさんを迎え、オーロラ姫の唯さん、第3幕婚礼の場面に、福岡さん&絢子さんのゴールデンコンビを迎える何とも豪華なキャスト。
そのプルミエ(初日)観てきました。
正直、拙い文章では、あの素晴らしい舞台と踊りを上手く表現できず、観賞してから一週間経っても、ブログの更新はできず(その後仕事が休めずとてもブログを書いてる余裕もなかったのもあります…因みに現在7連勤中…まだまだ暫く休めません💧)
かと言ってこのままだと多忙なこともあり記憶も薄れてつつあるので、纏まりはないけど、思ったことをつらつら連ねることにφ('ᴗ'」)
まず、本公演一番感心したのは、
リラの精の木村優里さん
カラボスの本島美和さんの
ふたり。
特にリラの精役の木村さんは、プロローグから終幕まで、殆ど出ずっぱり(オーロラ姫ですら1幕から、王子に関しては、なんと2幕から!!)。
影の主役とも言える重要な役柄。
そのリラの精を気品と優雅さを見事に表現し尽くし、彼女の素晴らしい踊りに魅力されっぱなし。
本当に素晴らしかったですヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
本島さん悪役でもあるカラボスをすごい気迫で踊り、しかも妖艶さも兼ね備えた、最高のカラボスを演じていたと思います。
このふたりの踊りと演技だけでもプルミエを観てよかったぁって感じ。
しかも、木村さん12日公演では、主役のオーロラ姫も踊られるそうなので(観れないのが残念)、今回の『眠りの森の美女』では、かなり精神面でも体力面でも大変だと思われますが、それを熟せるだけの、技術や演技力があるからの抜擢と思うので、ダンサーとしてのこれからも楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))
主役を演じた唯さん、ムンタギロフさんは、もう完璧!!
踊らなくてもその佇まいだけで、王子と姫のオーラが!!
もちろん踊りも見事!!
素晴らしいです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
終幕の大円団で、ムンタギロフさんと唯さんの光り輝く王子と姫、そして後方でこれまたひときわオーラを放つ、福岡さん&絢子さんのフロリナ王女と青い鳥は、もうダブル主演状態、そして神々しいまでのリラの精の木村さんを観てると感激のあまり涙がヽ(;▽;)ノ
『あー新国立劇場バレエの最高の瞬間だわ』とひとり悦に入ってましたカンゲキ(`✧∀✧´)
親指トムを踊った八幡顕光さんは、昨年のアラジンを彷彿させる俊敏さとダイナミックさを兼ね備えた踊りで、息を呑ませるし、
誠実の精とサファイアを踊った寺田亜沙子さんは、相変わらず美しい
4人の王子役の
井澤さん、中家さん、小柴さん、渡邊さんの新国立劇場バレエのイケメン4人でなんとも贅沢!!
赤ずきんの五月女さん
白い猫の若生さんもキュートで素敵でした。
エメラルドの細田さん
アメジストの広瀬さん
俊敏さと優雅さの調和がお見事!!
他の方も素晴らしいのですが、もう語彙の拙さから素晴らしいと言う言葉しか思い浮かばすごめんなさいm(。>__<。)m
本当に夢のような3時間でした(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
バクラン指揮の東京フィルも、チャイコフスキーの書いたバレエの中でも特にシンフォニックなこの作品、バラのアダージョやワルツなど、有名なナンバーも然ることながら、バッティ並のダイナミック指揮でバクランも東京フィルを巧みに操り、金管に多少の粗さはありましたが、3時間近くもある全曲を巧みに演奏していたと思います♪
特にヴァイオリンのソロには惚れ惚れ( ˶˙ - ˙˵ )
最後に余談ながら、式典長カタラビュートを演じた輪島拓哉さんがジャガーさんにしか見えず(マツコの月曜日から夜ふかしを見てない人にはさっぱりわからないと思いますが…w)ひとりツボに入ってましたง(๑´Ủ`๑)วⓦⓦ
式典長カタラビュートではありません(๑´ㅂ`๑)笑笑
2017.5.5(FRI)
14:00
新国立劇場オペラパレス
次回ジゼルも楽しみ((o(´∀`)o))ワクワク