La Belle et la Bête 美女と野獣 | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

ヴィルヌーヴ夫人の書いたフランスの御伽草子「美女と野獣」は、1991年ディズニーが制作したアニメ版が爆発的ヒットをし、ご覧になられた方が多いと思いますが、同じディズニーの制作(ビル・コンドン監督)、エマ・ワトソンさんの主演で実写化され、近々公開されるとのこと。
あの名作「美女と野獣」の実写版、しかもあのディズニーですからCGなども凝ってるだろうし(野獣のマスクは、CGではなく、手作りだそうです)、美しいエマ・ワトソンさんの主演…これはもう大ヒット間違いないと思います(*'▽'*)

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が…


今回ブログのお題は、同じ「美女と野獣」でも1946年にジャン・コクトーが監督したフランス版の「美女と野獣」について、少々語りたいと思います。

実はMokuさん的には、ディズニーのアニメ版より、こちらの方が思い入れもあり、大好き映画ベスト10(因みに他には、タルコフスキーのソラリス、鏡、ストーカーなども入ってます)に入る名作でございます(*˙︶˙*)ノ゙

コクトー版「美女と野獣」は、1946年制作ですから、もちろんモノクロですが、そのセピア色から引き出される映像の美しさは、カラーとは違い味があると言うのでしょうか…幻想的な感じがより引き立ち、見ているものを不思議な世界へ誘います。
またベルを演じるジョゼット・デイの気品ある美しさ、アヴナン(王子)役のジャン・マレーの気高さやイケメンぶりに魅力されぱっなしです。
何より美しいのはフランス語によるセリフで、まるで音楽を聴いてるような心地よい響きにウットリ♬♡.•*¨*•.¸¸♬

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もちろんディズニー版のアニメもエマ・ワトソンさん主演の新作(こっちは予告編での勝手な憶測)も素晴らしいのですが、やはりコクトー版「美女と野獣」は、別格だと思いますカナヘイうさぎ

(2014年にはガンズ監督のフランス版(実写版)もあるみたいですが、こちらは見てないです)

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さてアニメ版「美女と野獣」と言えば、挿入歌の「美女と野獣/Beauty and the Beast」が有名ですが(作曲はアラン・メンケン)、実写版の音楽も同じメンケンが担当するみたいです೨̣̥*♪
こちらは4月に東京フォーラムで実写版映画と生オケ(東京フィル)によるコンサートもあるそうです.•*¨*•.¸¸♬

因みにコクトー版は、フランス5人組のひとりジョルジュ・オーリックが担当しています♪
ディズニー版のメンケンのように美メロ満載って感じではないですが、コクトーの描く幻想的な映像を上手く引き立てると思います(この音楽あってこそと個人的には思います)♪♪♪ ヽ(・ˇ∀ˇ・ゞ)

サントラ盤はありませんが、NAXOSよりアドリアーノ指揮モスクワ交響楽団の演奏でオリジナルスコアの演奏を聴くことが出来ます♪
因みにCDで手に入れるのは、現在難しく、音源は、NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリー)で聴けます₍₍ ◖ฺ|´꒳`。|◗ ⁾⁾♪.·˳♪⁎˚

華やかにオケが鳴る曲もあれば、ヴォカリーズによる合唱の入った曲が神秘的な雰囲気を醸し出しすなど(ラヴェルのダフニスとクロエ風)、多彩に富んだ作品ですが、映像がないと些か退屈かも( ̄▽ ̄;)

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