【第1部】
A.ニューマン
20世紀フォックス・ファンファーレ
J.ウィリアムズ
スター・ウォーズ・セレクション~メイン・タイトル、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」~レジスタンス・マーチ、レイのテーマ、ジェダイへの階段、Xウィングのスケルツォ
インディー・ジョーンズ・セレクション~「インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説」~とらわれの子どもたち、「レイダース/失われたアーク」~マリオンのテーマ、「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」~オートバイとオーケストラのスケルツォ、「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカイ王国」~クリスタルの戦い、キャンバス・チェイス、レイダース・マーチ
【第2部】
バリー・グレイ
サンダーバード放送50周年記念~オリジナル・スコアによる音楽集
オープニング・テーマ、「SOS原子力旅客機・組曲」~フッドとファイアーフラッシュ号、ファイアーフラッシュ号の離陸、トレーシー・ラウンジ・ピアノ、「ニューヨークの恐怖・組曲」~独占スクープ失敗!、エンパイア・ステート・ビルの移動、サンダーバード6号~メイン・タイトル、トレーシ島、ゼロX号のテーマ、火星ロケット輸送車、「死の谷・組曲」~東南アジア道路でのドラマ、イージリスニング・ラジオ・ミュージック、「ジェット“モグラ号”の活躍・組曲」~ゴングの命運、危険な穴、救助!、エンディング・テーマ
指揮:寺岡清高
司会:田添菜穂子
コンサートマスター:千葉清加(日本フィル・アシスタント・コンサートマスター)
大好きな日本フィルの久しぶりのコンサート(^^♪
副題は、お父さんたちの夏休み(笑)…でもお父さんたちだけでは、もったいないですよ〜笑笑(*^^*)
今年は、日本フィルのコンサートをなかなか聴けずサントリーでの東京定期も4月のインキネンのみ、日本フィルの音色に枯渇していたので、今回の日本フィルのサンデーコンサート及び東京芸術劇場で日本フィルの演奏は、すごく楽しみで、しかも、大好きなJ.ウィリアムズの作品をあの日本フィルで聴けるなんて、まるで夢みたいなコンサート(^^♪
なかなか先のお休みが読めない職業なのでコンサートのチケットを取るのもいつもなら直前が多いのですが、日本フィルの告知を見てからどうしてもこのコンサートが聴きたくて、お休みが取れるかわからない段階にも関わらず、発売当日に10時にお気に入りの席でチケットをGETし、お休みも8月は、忙しい時期なので、正直取るのが難しいのですが、根回しに根回しを重ね、何とかお休みを確保までするというかなりの気合いの入れようでした。
が…
コンサートは聴けました…
でも…
でも…
何というかタイミングが悪いというのか、不幸なことに、都内に向かう高速バスが事故渋滞(しかも2回‼)に巻き込まれ、早めのバスに乗車したにも関わらず、コンサートの開演には、間に合わず、途中から聴くという、何とも残念結果になってしまいました(´;ω;`)ウゥゥ
コンサート途中から聴けたといっても、渋滞に巻き込まれたイライラ感や焦り、暑い中ダッシュした疲労感など、とてもコンサートに集中できる精神状態でなく、ボケっとした状態で聴いたので、聴いた感ゼロ…しかもプログラムを見るとA.ニューマンの20世紀FOX社ファンファーレからスター・ウォーズのテーマになだれ込むというスター・ウォーズの音楽を愛する者にはたまらないお約束(エピソードⅣ(もちろん第1作)の初期のサントラ盤ではこの流れ)で演奏していたことを知り、J.ウィリアムズをこよなく愛す者として、それが聴けなかったことで、テンションダダ下がり、東京芸術劇場の一角で生きる屍状態であったことをご察しください( ノД`)シクシク…
気を取り直しやっとコンサートに集中できる状態の時には、前半の最後の曲レイダース・マーチが日本フィルで高らかに演奏されていました…J.ウィリアムズのファンとして前半を殆ど聴き逃したことは(特に20世紀FOX社ファンファーレ~スター・ウォーズのテーマ)、本当に悔しくて悔しくて…ここまで気合を入れた分ショックも半端なかったです。o゚(p´⌒`q)゚o。 ビエェーン!!
後半のサンダーバードは、個人的には思い入れがあまりない…グレイが作曲したのは伴劇音楽なので内容を知らないとそのシーンがイメージできない…ので、J.ウィリアムズほどは音楽にのめり込めないのはあったとしても、そこをそれなりに聴かせてのは、オリジナル・スコアが優れているのと日本フィルの演奏力の高さがあったからだと思います。
グレイの音楽は、サンダーバードを知らないとしても、ルロイ・アンダーソンや英国ライト音楽(グレイの場合はこちらの範疇も入るのかも)を聴くような、懐かしさやメロディの豊かさなど、またオーケストレーションの面白さ(数多くの打楽器、ヴァイオリンの3部構成、サクソフォーン、ピアノ、チェレスタ、ハープの活用、バストロを含む4本のトロンボーンとチューバの迫力など)は、この曲を知らなくても十分楽しめました(^^♪
演出も凝っており、テーマが始まる前にカウントダウンとロケットの発射音を被せるなど、サンダーバードファンの方には堪らなかったと思います。
また今年の4月に発売されたサンダーバードのオリジナルスコアCD(広上淳一指揮東京ガーデン・オーケストラ)からかなりの曲がこのコンサートで取り上げられたのもファン心理をしっかり掴み良かったんじゃないでしょうか。
お初の寺岡清高さん率いる日本フィルも豪快なサウンドを繰り広げ(特に4本のトンボーンとチューバは大迫力)、やっぱり日本フィルは最高です。
そして、アンコールは、やっぱりというかお約束(笑)
サンダーバードマーチ♪
これはさすがに鳥肌でした♪
今回の日本フィルは、一部の首席除き、首席を欠き、ヴァイオリンも少なめのポップス・オケ仕様でしたが、打楽器7~8名、サックス4本、ピアノなど通常のオケ編成とは違った楽器が加わったり、トロンボーン(バス含む)4本、トランペット4本、バスクラなどで拡大した編成で厚みを持たせたことで多彩な響きが日本フィルから聴けたのも良かったです。
またお初の寺岡さんの指揮もバランスがよく、巧みに日本フィルを纏めていて、センスがとてもよかったので、次回はオーソドックスな曲でぜひ聴いてみたいです♪
司会の田添菜穂子さんもしゃべりすぎず必要なことはちゃんと伝えるMCでとても良かったです。
会場には、小さなお子さまもパパやママに連れられたくさん来てましたが、お子さまはちゃんと興味あることには目をか輝かせながら静かに聴いてるのを見て、近くにいた欠伸するたびに声を出したり、舌打ちを聞こえるようにするおじさんの方が、マナーが悪く、お子さまを見習って欲しいものです。
たぶんコンサートに遅れることなく最初から聴けたなら星5つ間違いなかったんだろうけど…気合がハンパなかった分、出鼻を挫かれた感が尾を引き、よい演奏を聴いたのに何かスッキリしないコンサートになってしまい本当残念。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン(一応評価は☆☆☆…かな。。。)
また意外だったのは、人気のありそうなコンサートで完売御礼かと思いきやガラガラだった(特に3階席は後方以外はガラガラ、ちなみにMokuさんの列は貸し切り状態でした)はびっくりでした‼
周知が悪かったのか、日程が悪かったのか、ガラガラの理由はわかりませんが、良いコンサート(全部聴ければ…)だけにもう少し多くの方に聴いて欲しかったかな。。。
最後に。。。。。。。。事故渋滞のバカヤローε=ε=(#`・д・)/ コラァー!!
2016.8.21(SUN)
14:00
東京芸術劇場コンサートホール
