新国立歌劇場バレエ公演 ドン・キホーテ | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

バレエ「ドン・キホーテ」(全3幕)

 

芸術監督:大原永子

音楽:レオン・ミンクス

振付:マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー

装置・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ

照明:梶 孝三

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:マーティン・イェーツ

 

キャスト

キトリ:米沢 唯

バジル:井澤 駿 ほか

 

 

 

今回ドンキの公演は、かなり前から知ってはいたけど、GWは、お仕事休めそうもないないなと諦め、記憶の中から抹消していたものを、twitterのフォロワさんが新国のドンキについて、書いたブログを読み、もう一度MoKuさんの記憶を呼び覚ますことになり、

 

「そーいえば3日は、休みだった!!」

「やっぱり…バレエ観たいよね~」

「5月はコンサートまったく予定ないし…」

「うーん。これはチケットまだあるなら観たいなぁ~」

 

などなど心の叫びが聞こえ、

新国のHPを見ると、まだまだお安い席あるじゃないかと(オペラだと安い席から売れ、高い席が残るけど、バレエだと高い席から売れ、安い席が売れ残るような気がします。客層の違いなんでしょうかね。)ポチってしまいました(笑)

 

昨年からバレエを観はじめ、正直まだどれが良いのか悪いのかすらわからないのですが、美しい音楽(しかも生オケ)に合わせ優雅に時にはダイナミックに踊るバレエの魅力は、ハマると抜け出せません(笑)

 

さてドン・キホーテは如何に!!

 

スペイン情緒に彩られ、素敵な恋の物語が、素晴らしい踊りと楽しめるなんて!!

最高のひと時でした♪

 

あらすじは、

第一幕
~結婚を認めない父親~

舞台はスペインの市場。床屋の息子バジルと宿屋の娘キトリの二人は恋仲。しかし、金持ちのガマーシュと結婚させたい父親は、二人の仲を許そうとしない。

町人や闘牛士達で活気づく街に突然、風変わりな風貌のドン・キホーテ一行が現れる。ドン・キホーテはキトリをドルシネア姫だと思い込んでしまう。

第二幕
~風車へ突撃?!意識を失うドン・キホーテ~

市場の騒動の合間にバジルとキトリは駆け落ちし、ロマの宿営地にたどりつく。二人を追いかけてドン・キホーテ達もやってくる。

やがて、ロマたちによる人形劇がはじまるが、ドン・キホーテは人形劇に登場する悪者を敵と勘違い。風車を巨大な敵だと勘違いして突撃し、意識を失う。

意識を失ったドン・キホーテは夢の中でドルシネア姫に会う。

舞台は居酒屋に戻る。どうしても結婚を認めないキトリの父に対し、バジルは狂言自殺をし、その演技に騙され父親は結婚を認めてしまう。

第三幕
~キトリとバジルの結婚式~

キトリとバジルの結婚式が盛大に行われる。ドン・キホーテはドルシネア姫を探してまた旅に出る。

 

要約すれば、キトリとバジルの恋の行方にドン・キホーテ御一行様が一役買うと言う他愛のないお話です。

 

正直個人的には、ドン・キホーテってタイトルすら「??」、「キトリとバジル」でイイじゃん(笑)って感じもしないですが、物語より豪華絢爛なバレエを堪能するための作品といえば良いのでしょうか??

 

ともかく開幕から見どころ満載のドン・キホーテは、バレエの素晴しさを堪能させてくれましたо(ж>▽<)y ☆

 

個々のダンサーの踊りの評価は、バレエ鑑賞の浅いMoKuさんにはわかりませんが、キトリを演じた米沢さんは、本当に美しいし、バジルの井澤さんの俊敏な動きには、感嘆の言葉しか出てきません!!

米沢&井澤のさわさわコンビ(笑)の息の合った踊りに終始感動しっぱなしで、涙うるうる。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン

殆ど出ずっぱり(2幕第2・3場を除けば…但し、米沢さんは第3場にはドゥルネシア姫役で登場)で、高度な踊りを披露するには、強靭な体力とすさまじい練習があるからこそこだと思いますが、長尺な舞台でも最後まで崩れることなく、素晴しい踊りを披露するさわさわコンビ…特に第3幕のパ・ドゥ・ドゥは涙ものです…は本当にお見事!!

また終盤のバジル(米沢さん)の連続ターンには、鳥肌が立ちぱっなしでした(このブログを書きながら思い出し、また鳥肌)(≧∇≦)

 

他のキャストもつらつらと書きたいのですが、表現力ないMoKuさんには巧い言葉が思い浮かばず、素晴らしかったですとしか言えないのですが、本当に夢の2時間半でしたo(〃^▽^〃)o

 

また、中心の踊り手さんに目を奪われがちですが、脇の群衆役などの踊り手さんも意外と細かいお芝居していて、面白かったです。

 

 

 

ミンクスの音楽は、スペイン情緒に溢れ(特に1幕)、バレエと一緒だと映えるんですが、バレエ抜きで音楽のみで聴いたら同じような旋律とパターンで退屈してしまうかも(シャブリエのスペイン狂詩曲みたいのを延々と繰り返す感じ)。

ミンクス(ハンガリー系の作曲家で主にロシアで活躍)の目指すものは、聴かせる音楽と言うより踊りを引き立たせる音楽なんでしょうね♪

但し、イェーツ&東京フィルは、手慣れた感じで、要所々々をうまくまとめ盛り上げていたと思います♪(サンチョが角笛を悪戯して吹くシーン(第1幕)のホルン奏者の下手ぶり…もちろんわざとですが…芸達者でしたwww)

 

( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

 

舞台も美しくやっぱりバレエっていいなぁと思いつつ、新国立歌劇場を後にしました(。´・∀・)ノ゙ バィバィ~

なんか今年はとことんバレエにハマりそうです。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

次回アラジン観るぞー v(。・ω・。)ィェィ♪

 

 

2016.5.3(THU)

     14:00

     新国立歌劇場オペラパレス

 

 

評価:☆☆☆☆☆(キャスト違いで全公演観たいです!!)

 

SPECIAL THANKS:○こさん(本当ありがとうございます)o(〃^▽^〃)o

 

帰りは、アリスCaféでお食事

ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪