ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61*
ブラームス
交響曲第2番ニ長調op.73
《ソリスト・アンコール》
イザイ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番~第2楽章 憂鬱
《アンコール》
ブラームス
ハンガリー舞曲第5番
ヴァイオリン:郷古 廉*
コンサートマスター:水谷 晃
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
久しぶりのミューザ♪
たださすがに連日コンサート通いだと、関東圏内に居住していないのでちょっとしんどい(><;)
と思いつつも久ぶりの東響の演奏を楽しみに、ミューザに2時間半かけて到着。
さて。。。
1曲目の協奏曲が始まった瞬間 え━━━(゚o゚〃)━━━!!! って感じ!!
なぜなら、ずっと今日のコンサートは、ブラームスの協奏曲と思い込んでいたので、ベートーヴェンの緩やかな出だしを聴いた瞬間かなりの拍子抜け(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!
思い込みは恐いものです((>д<))
それはともかく出鼻を挫かれた感は、あるものの、長大なオケの序奏のあとに郷古さんのヴァイオリンがす~っと流れ出た瞬間から、その美しい音色に惹き込まれ、魅力的なベートーヴェンを堪能させていただきました♪
昨年聴いた小林美樹さんの同曲の演奏は、健康的で伸びやかな音色が魅力的でしたが(奇しくもオケは、同じ東響、指揮は広上淳一)、今日の郷古さんは、スマートでスタイリッシュ♪
この協奏曲は、ベートーヴェンの作品の中でも穏やか部類に入るとは思うのですが、作品の規模も大きいが上、それが時に聴いていて、冗長に感じてしまうことも多々あるのですが、郷古さんの演奏は、テンポも快速で冗長さを感じさせず、この曲の持つ長閑さも上手く表現したなかなかの名演だったと思います♪
シェレンベルガーさん率いる東響も好サポート♪
うー無理してきた甲斐ありましたо(ж>▽<)y ☆
アンコールのイザイは、もっと郷古さん音色が活き秀逸でした♪
後半のブラームスの交響曲は、今年1月アツモンさん指揮の神奈川フィルで聴いた重厚な演奏が未だに忘れられませんが、今日のシェレンベルガーさんの演奏は、比較的早目のテンポ設定のさらっとした快演で、第1楽章も丹念に繰り返しを実行してましたが、冗長さを感じさせず、全体的に爽やかな高原を感じさせる演奏でした♪
意外だったのはシェレンベルガーさんの演奏がかなり熱かったこと。
ベルリン・フィルのオーボエ奏者って経験から落ち着いた感じの演奏を想像していたので、ちょっとびっくり!!
そーいえば同じオーボエ奏者出身の宮本文昭さんも指揮者としては、かなり熱いタイプだったので(指揮者としてアマチュアぽいままでしたが、それが逆に新鮮だった)、もしかしたらオーボエ出身の気質かな(笑)
シェレンベルガーさんもベートーヴェンでは巧くオケを纏めていたのですが、ブラームスで前のめりになる傾向があり、それはちょっと気になりましたが、全体的には東響の健闘もあり、好演だっと思います♪
でも個人的には、アツモンさん古いタイプながらも重厚な演奏の方が好みかな♪
アンコールのハンガリー舞曲も熱い演奏で、これは相当良かったです!!
終演後、サイン会ありました♪
郷古さんは、メガネ男子なんですね♡
2016.3.13(SUN)
14:00
ミューザ川崎シンフォニーホール
評価:☆☆☆☆(協奏曲のみ・交響曲は☆☆)
コンサートの後はラゾーナの椿Caféで
あしなが珈琲シフォンをパクパクv(。・ω・。)ィェィ♪