R.ワーグナー(F.リスト編曲)
イゾルデの愛の死
F.リスト
2つの演奏会用練習曲
第1曲「森のざわめき」
第2局「小人の踊り」
F.リスト
コンソレーションより第3曲
F.リスト
「巡礼の年 第1年スイス」よりオーベルマンの谷
F.クライスラー(S.ラフマニノフ編曲)
愛の悲しみ
愛の喜び
S.ラフマニノフ
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.36(1931年版)
小林有沙さんの2月19日に発売されたセカンドアルバムの収録作品を中心にヤマハホールでのピアノ・リサイタル♪
所謂、CD販売促進を目的としたリサイタルと言えば身も蓋もないけどσ(^_^;)
因みにこのブログを閲覧されてる方は、ご存知の方多いともいますが、彼女は、ヴァイオリニスト小林美樹さんのお姉さまでもあります♪
美人姉妹のうえ、音楽の才能に恵まれているとは羨ましい限りです♪
さて、彼女の演奏ですが、姉妹なのか美樹さんのヴァイオリンと同じ感じの力強く伸びやかな音色が特色で、前半リストの愛の死やオーベルマンの谷での盛り上がりの感情の乗せ方が上手く、それが素晴しい技術力に裏付けされ見事な演奏でした♪
後半、ラフマニノフ(今回発売されたアルバムの収録曲)は、特にソナタは、2月のはじめに聴いた上原彩子さんとの聴き比べとなり、さすがに上原さんの表現力や雄大さは負けますが、彼女の演奏も軽量級ながらCDに収録しただけのことはあり、自信に満ちた演奏で、技術力の高さもあり、ラフマニノフ特有の哀愁に満ちた憂いも上手く表現していたと思います♪
全体的にあと少し繊細な表現力が備わうともっと素晴らしいピアニストになるような気がします♪
すべての演奏が終わりアンコールは、きっと彼女の新しいアルバムに収録されたヴォカリーズあたりかなと想像しつつ楽しみしていたら、アンコールもなくあっけなく終了(><;)
終演後のサイン会の時間を配慮したのでしょうか??
と言っても8時半ごろにはコンサートは終わっていたので、1曲くらいは、アンコールあっても良かったのではないでしょうか。
アンコールは、アーティストが本番が無事終わった安心感からか素の感じが出てアーティストの魅力がまた深まるものなんですけどね…残念(><;)
でもこのあたりなんだか大人の事情を感じます…
サイン会の会場のロビーには、妹さん美樹さんのお姿も!!
お姉さまのリサイタル聴かれていたんでしょうね♪
有沙さんのサイン会に並ぶ美樹さん
サイン会には珍しく写真撮影もOK
こうしたサイン会は、写真撮影NGな場合が多いのですが、こうしたサービスはファンとしては嬉しいもので、ツーショット写真を撮られている方もおりましたo(^▽^)o
お初のヤマハホールでしたが、響きも素晴しく素敵な小ホール(客席数300くらい)で、ピアノ・リサイタルこうしたホールで聴くのが一番だと思いました(このところ大ホールでのリサイタルばかりだったんで特にそう感じた)…ピアノの音色がきらきらと輝いて聴こえるのは、さすが音楽関連メーカーのヤマハだけのことはあります♪
もちろんピアノはヤマハです♪
久しぶりの銀座は、相変わらずセレブな街で場違い感ありありでした(≧▽≦)
英国風な銀座三越 すてき!!
2016.2.23(TUE)
ヤマハホール
19:00
評価:☆☆☆
♪小林有沙さんのコンサート情報
※2016年3月6日(SUN)14:00 逗子文化プラザなぎさホール
彼女は、ラフマニノフの2番の協奏曲を演奏します♪
こちらも楽しみですねv(。・ω・。)ィェィ♪
チケット全席指定3,000円
※2016年3月21日(MON・祝)15:00
観覧自由(こちらは無料です)