ビゼー
小組曲「こどもの遊び」op.22
ドビュッシー(カプレ編曲)
バレエ音楽「おもちゃ箱」*
ストラヴィンスキー
バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)
指揮:山田和樹
コンサートマスター:伊藤亮太郎
語り:松島菜々子*
新年初のコンサートは、N響。
定期初登場上…とは言ってもN響の副指揮者を務めたり、オーチャード定期には出演するなどN響とは既に馴染はありますが…の山田和樹さん。
相変わらず優しいお顔の山田和樹さん。
でも見た目は草食系ながらオーケストラのから引き出す音色は、肉食系(笑)
時折それが雑に聴こえてしまうことがあるのは、若さゆえか…
でもこの歳で日本のみならず世界のオーケストラからひっぱりダコなのは、実力の賜物。
やはり邦人指揮者の中でも群を抜いた才能だと思います。
1曲目のビゼーが一番山田さん向きでN響もイキイキ。
ことも・おもちゃ・人形…プログラムに一貫性をもたせ拘るところは山田流センスの良さ。
ペトルーシュカは、後半からは山田さんの指揮も身体を揺らし熱演。
ストラヴィンスキーの眩いばかりの色彩ある音色をN響から引き出してました。
惜しむらくは、1911年版が演奏難易度が高いからか、ホルン・トランペットが今日の演奏では今一つ冴えなかったことかな。
目玉の松島菜々子さんを迎えてのおもちゃ箱は、正直曲とテキストが面白くなくない…でも菜々子ちゃんの優しい語りがあったこらこそ全曲退屈せずに聴くことができたので、菜々子パワー恐るべし!!(相変わらず声がかわいらしいです!!)
3階席からも遠目ながらも菜々子ちゃんの美しさの片鱗は感じることができました(本当背高くすらっとしてました)。
めちゃくちゃ凄いオーラだったです。
さすがです(o^-')b
大好きな山田和樹さんの指揮と松島菜々子さんかわいらしいお声が聴け大満足のN響定期でしたо(ж>▽<)y ☆
2016.1.9(SAT)
NHKホール
18:00
今年から聴いたコンサートの感銘度を☆~☆☆☆☆☆で評価します。
評価:☆☆☆