“第1部”
ドヴォルザーク
交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
“第2部”
ヴェルディ
歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲
サラサーテ
チゴイネルワイゼン
(瀬崎明日香ソロ)
モーツァルト
ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488より第2楽章
(小林研一郎ソロ)
プッチーニ
歌劇「トゥーランドット」より誰も寝てはならぬ
(藤原功次郎ソロ、ピアノ伴奏小林研一郎)
小林研一郎
パッサカリアより夏祭り
チャイコフスキー
大序曲「1812年」作品49
“アンコール”
ビゼー
アルルの女よりファランドール
指揮:小林研一郎(通称コバケン)
ヴァイオリンソロ及びコンサートミストレス:瀬崎明日香
トロンボーン及びソロゲスト:藤原功次郎(日本フィル首席奏者)
コバケンとその仲間たちオーケストラ
平塚学園高等学校吹奏楽部
蒲田女子高等学校吹奏楽部
司会:朝岡聡
コバケンさんとその仲間たちオーケストラの記念すべき10周年コンサート♪
障害者を含むこのオーケストラを10年に渡り指揮及び指導し続けたコバケン先生の熱意と誠意、そして音楽を愛し、もちろんコバケン先生を慕って頑張ってきたオーケストラのメンバーの熱い想いがひしひしと伝わって来るコンサートでした♪
初の交響曲全曲演奏にチャレンジした新世界交響曲は、この交響曲掛ける意気込みが感じられる好演だったし、瀬崎明日香さんの濃厚なチゴイネルワイゼン(彼女はコンサートミストレスとしてこのオケを引っ張って来た手腕もお見事!!)や日フィルでお馴染みの藤原功次郎さんのトロンボーンソロは、サントリーホールの隅々まで響き渡る見事な音色(もうこれだけ聴けただけでも涙もの)、とてもロマンテックなコバケン先生のピアノ(藤原功次郎さんの伴奏時には迷走ありでしたが(笑))、和太鼓大迫力が堪能できた夏祭り、そして地元高校生の吹奏楽を加えた総勢200名近くのアイーダ(アイーダトランペットを吹いた6人のオケメンも凄い!!)や1812年の迫力は壮絶!!
アンコールのファランドールは、怒涛の熱演♪
ブラボー(^O^)/
健常者や障害者の垣根なく、素直に音楽を楽しもうという考え方が、本来の音楽の在り方かなと深く考えさせられるコンサートでもあり、心に熱いものを感じ、またヒューマニストコバケン先生を垣間見ることもでき素敵なコンサートでした♪
気付いたら3時間近いコンサート♪
関係者の皆様お疲れ様でした(*^▽^*)
余談ですが、司会の朝岡さんのクラシック音楽に対する博識と見事なMCに脱帽!!
名指揮者ならぬ名司会者でした♪
2015.11.1(SUN)
15:00
サントリーホール