あの日から4年。
停電も断水も経験して、あの日に持っていた防災グッズは手回しの懐中電灯のみ。しかも回してる最中にソッコー壊れたし。
ストーブも電気を使う、ファンヒーター。暖も取れない。懐中電灯も壊れてないから結婚式のキャンドルサービスで使ってもらってあった大きいキャンドルで灯り取り。
当時は築年数の古い社宅に住んでいたので、同じ社宅に住んでいるお友達家族と姉の家に避難。
3家族が色んなものを持ち寄ってなんとか生活してた感じ。反射式ストーブと懐中電灯をお友達家族が持ってきてくれたのと、姉の家にある灯油タンクに灯油があったので暖をとることができました。
電池の買い置きもあまりなくて携帯充電も車でしたり、ギリギリの電池で充電したり。
情報はラジオと携帯から。でも3日目位にドコモの基地局のバッテリーが切れたらしく圏外になって携帯からの情報もなくなりラジオのみ。
車のテレビも携帯のワンセグもあったけど、当時姉の家の辺りは映らなかったのとガソリンの節約のために使えず。
でも市内のスーパーやドラックストアはやっているところが多くて、アパートに戻るついでにお菓子やふりかけなんかは買えたので助かりました。
しばらく買えなかったのは卵や豆腐、油揚げや納豆、葉物野菜。野菜が食べれなかったのは辛かった。野菜ジュースも軒並み品切れ。なので、防災グッズの中にサプリのビタミン剤を入れました。
ご飯は精米もしてあったので、プロパンガスも使えてご飯を炊くことも困ることなく助かりました。
お風呂のお湯もアパートからある限りのペットボトルの空に入れてトイレに使いましたが、あっという間になくなりました。トイレって、すごい水使うんだと実感。
当時、なくて困ったものを震災後、物流が復活してから買い揃えていきました。
反射式ストーブ、電気の復旧が早かったのでIH卓上コンロ、ガスコンロとガスボンベ。
懐中電灯、人感センサー付きのライト、各サイズの電池。携帯充電器。
衛生用品と割り箸や紙コップ、紙皿、ラップ。
震災の時はお皿にラップをまいたり、紙コップや割り箸なんかは名前を書いて1回ごとではなく1日使ったり。
この4年でこれだけ買い揃えました。
最近はお水を買い物に行くたびに1ケースずつ買いました。だいたいどのケースも期限は2016年12月。
コック付きの水のタンクは震災時に持っていてとっても便利でした。
車載用の防災グッズを入れてるリュックも久しぶりに点検したら、息子の洋服が今よりだいぶ小さいサイズが入ってました
オムツも入ってる~なんて思ったけど、これは非常時のトイレ対策で入れてたんだった
忘れちゃうもんですね
リュックから出てきた賞味期限切れの缶詰。
夕飯時、あの日を忘れないようにランタンの灯りだけでご飯を食べました。
もちろん缶詰も食卓へ。
あとは乾電池を納戸に入れているのですが、奥に入れていると普段でも取り出しにくいし、地震なんかで納戸がグチャグチャになったら見つけられないので、クローゼットの手前に配置しようってことになりました。
やってみると、色々気づくものですね。
こんなに備えてるのに、引っ越したばかりで家具の耐震対策ができてません
早いうちにやらなきゃ!