夕暮れ時、

カルガモさんたちは、

思い出していました。

 

 

それは川での、

お友達のカモさんたちとの

大切な思い出です。

 

 

 

ハシビロガモちゃんたちと、

一緒に餌をとったね。

 

 

 

ハシビロちゃんの横顔、

かっこよかったな。

 

 

 

マガモちゃんたちと、

思いっきり泳いだな。

 

 

 

マガモちゃんたちは

いつもマガオで、

マイペースなところが

尊敬できるところだね。

 

 

 

コガモちゃんとは、

一緒にお花見をしたね。

 

 

 

キュートなコガモちゃん、

可愛かったな。

 

 

 

みんな、元気でね。

今年の秋にまた会おうね。

 

 

 

それでは、ごきげんよう!

日曜日の夕方、

川沿いを散歩中、

晩ご飯中のバンに

遭遇しました。

 

 

小魚を捕まえたようです。

 

 

 

 

左バン:「ねえ、小魚わけてんか。」

 

 

 

 

魚をくわえた右バンを

追いかける左バン。

 

 

 

右バン:「そこに大きな鯉がいるやろ。

そっちの方がおなか一杯になるわ。」

 

 

 

良く見ると、

大きな大きな鯉が

近くを泳いでいるのでした。

 

 

 

左バン:「そんなん、捕れる訳ないやろ!

こっちが食べられてしまうわ。」

 

 

しかし、

右バンはすでに草むらに

姿を消してしまっていました。

 そして日はとっぷりと暮れ、

晩になりましたとさ。

 

 

 

 

さて、

行事や外出が自粛を余儀なくされる中、

溜めていた事務仕事を

バンがっている、

今日この頃のとりめもくです。

 

 

「いつやるの?

今でしょ。」

と重い腰を上げました。

疲れない程度にバンがって、

バン回したいと思います。

 

 

それでは、皆様も、

ごきげんよう!

 

 

***************

 

さて、本日、

志村けんさんの訃報を知り、

言い知れない寂しさにおそわれました。

 

 

幼少の頃、

宮崎の田舎町で育った私にとって、

「8時だョ!全員集合」は

土曜日の最高のお楽しみでした。

 

 

東村山音頭が、

4丁目、3丁目、1丁目と

下っていく時の

ドキドキ感が好きでした。

白鳥の衣装がセクシーでしたね。

 

 

「♪カラスの勝手でしょう。♪」

会場一致で大合唱でしたね。

テレビの前で

一緒に歌っていましたよ。

月から金のストレスを一気に解消する瞬間でした。

 

 

次から次へと

爆笑を巻き起こした名シーンが

思い出されます。

私には、

どうも鳥関連が強く印象に残っているようです。

(笑)

 

 

 日本中を

おなかが痛くなるほど笑わせてくださった

志村けんさん。

たくさんの夢と笑いと希望を

ありがとうございます。

 

 

同じ時代を

生きられて幸せです。

いつかはお別れが来るとわかっていても、

できれば

もう少しご一緒に生きたかったです。

 

 

志村けんさん、

心より

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

日曜日の夕方、

いつもの川沿いでの

女とゴイサギのお話です。

 

 

水草の上に

颯爽と現れた1羽のゴイサギ、

精悍な表情です。

 

 

 

水の流れ落ちる地点に

歩いてきました。

魚を捕るようです。

 

 

 

狙いを定めます。

「鯉よ、コイ!」

 

 

 

惜しい!

その後も粘るものの

魚は1匹も捕れませんでした。

 

「あー」

(濁点を付けてどうぞ。)

 天を仰ぎます。

 

 

 

「もう、無理…」

 

 

 

まるで

頭を冷やすかのように

泳ぎ出すのでした。

犬かきならぬ、サギかきです。

いや、ゴイかきか?

 

 

「何がいけなかったの?」

流れの緩やかな水辺にたたずみ、

 ゴイサギは考えるのでした。

 

 

 

そして復活!

気をトリ直し、

再び漁場に戻るゴイサギでした。

 

 

 

「今度こそ逃がさない。」

 

 

 

魚を狙うゴイサギと

そのゴイサギを撮る女、 

お互い1時間は粘ったでしょうか?

背後から声をかけられた女

 振り返ると、そこには知り合いの姿がありました。

 

 

 

「ネギいる?」と知人。

「いります。」と女。

そして、採れたての青ネギを、

しこたま抱えながら、

女は去って行きました。

 

 

 

その晩女は、

青ネギたっぷりの

お好み焼きを焼くのでした。

 

 

 

さて、

ゴイサギと女、

どちらが先に夕ご飯、

いえ、夕ゴイ飯にありつけたでしょうか?

 

 

 

またもや、

知る由もありません。

 

 

 

寒返る

春の日の出来事でした。

 

 

 

それでは、ゴイきげんよう!