ある日の出来事です。

2羽のカルガモさんが

川沿いで、くつろいでいました。

 

 

カルガモ右:ねえ、カルガモちゃん。

      言おうか言うまいか、

    迷ってるんだけど…」

 

カルガモ左:「なに?」

 

 

 

 

 

 

 

カルガモ右:「さっきから、

落ちそうなんだけど。」

 

 

 

カルガモ左:「落ちるか落ちないかの、

ギリギリのラインが好きなのよ。」

 

 

 

 

 

カルガモ右:「それじゃあ、

もう何も言わない。」

カルガモ左:「落ちたらわかるでしょ。」

 

 

 

 

その後、

カルガモ左さんが

川に落ちたかどうかは

誰も知りません。

 

 

それどころかカモさんたちの姿は

一羽も見られなくなって

しまったのですから。

 

 

以上、

板チョコのようなブロックの上で

繰り広げられる物語でした。

 

 

 

皆様が、

ゆっくりと

お休みになれますように。

 

 

 

それでは、ごきげんよう!