今夜は、自家製「にんにくしょうゆ」を使った、シンプルな肉じゃがを作ってみました。
だし汁は使用せず、調味料も最小限に止めています。
慣れ親しんだ甘辛味のものとは、一味違いますが、素材の旨みがじんわりと染み渡る仕上がりです。
「かなりやさしい肉じゃが」
<材料>3~4人前
じゃがいも中 4こ
たまねぎ 1こ
豚薄切り肉 150グラム(お肉少なめです)
サラダオイル(お好みの植物油) 適量
水 600cc
きび砂糖 大さじ2
にんにく醤油 大さじ2
塩 2つまみ
お好みで青ネギの小口切り少々
1.サラダオイルで玉ねぎの薄切り、豚肉、
食べやすい大きさに切りさっと洗ったじゃがいもをいためる。
2.水を加え、沸騰したらアクをとり、砂糖を加え2~3分煮る。
3.残りの調味料を加え、じゃがいもがやわらかくなり、全体に味がなじんだら出来上がり。
お好みで、ネギを散らしてどうぞ。
自家製「にんにくしょうゆ」
左は5日前に新しく漬け込んだもの、右は古いもの
ジャムなどの空き瓶(熱湯消毒をして)に、皮を剥いたにんにくをビンの高さ
3分の1位までいれ、しょうゆを注ぎます。
1週間位したら、食べられます。
今日の肉じゃがには、左の新しいものを使いました。
にんにくの香りが華やかでした。
古くなると、まろやかになります。
水切りした木綿豆腐に絡めれば
(にんにくしょうゆ大さじ1とみりん小さじ1を混ぜたものを、
塩を軽く振ったお豆腐480グラムに
絡めています)
片栗粉をたっぷりまぶして油であげれば
「豆腐のから揚げ」
の出来上がり
たまたまあった「クミンシード」を少しすり鉢であたって、
豆腐から揚げにまぶしてみました。
よくマッチして美味しかったです
にんにくに含まれる「アリシン」という成分が、豚肉や大豆などの食材と結びつくと、体内でエネルギー代謝を助けてくれ、疲労回復に役立つそうです。
今日の肉じゃがはいつもの味とは違っていたので、家族の反応が気がかりでしたが、予想外に大絶賛されました。
スープの最後の1滴まで、瞬く間になくなってしまいました。
こんなに褒められたのは久しぶりです。
「にんにくしょうゆ」の万能っぷりを、肌で感じた夕飯のひと時でした。
いやあ、料理って、奥が深いものですね。
それでは、ごきげんよう!