連休中、夫が学生時代の友人たちとキャンプに行きました。
夫が、家族以外の人と外泊するのは、久しぶりのことです。
私は、友人たちのご好意に甘えて、全てをお任せすることにしました。
夫が脳出血で倒れ片マヒになってから、実に3年5ヶ月ぶりの嬉しい「再会キャンプ」となりました。
私は、約3年ぶりに自宅で、夫のいない「ひとり」の夜を過ごすこととなりました。
実は、病気のことは友人たちには知らせていませんでした。
しかし、最近になって、ひょんなことからSNSを通じて近況を知らせあうことになり、トントン拍子に今回のことが決定しました。
友人が最近、カメラと自転車にはまっていることを知った夫は、宮崎市内の海辺のキャンプ場にいち早く予約を入れていました。
ラッキーなことに、借りることのできたケビンは、最後の1棟だったようです。
当日、遠方からやって来てくれた友人たちと夫は、約30年ぶりの再会にも関わらず、昨日まで
会っていたかのような様子で、いそいそと出かけて行きました。
(以下の画像は、夫が片手で撮影したものです。了解を得て、載せています。)
男三人の食卓
友人の一人が、
自宅で収穫した新米で
おにぎりを握ってくれたそうです。
宮崎白浜キャンプ場の
ケビンの寝室
http://www.mbs1962.com/shirahama/
友人が準備してくれた
「宮崎牛」でバーベキュー
ケビンにはバルコニーがあるので、安心です。
写っているタレは、宮崎で人気の、「戸村のタレ」です。
夜のキャンプ場
かつて私も泊まったことがありますが、
夜は波の音を聴きながら
ゆったりとした時間を過ごせるところです
キャンプ場周辺
当日は曇りでしたが
晴れていると真っ青な海見えます
その晩、夫の外泊を知った子どもたちが、
「この際、お母さんも羽目を外してみたら。」
と、嬉しいことを言ってくれました。
考えてみましたが、特別したいことを思いつかなかったので、とりあえず、散歩に行き、トマト味のラーメンを食べ、眠くなったので午後7時頃から2時間寝て、午後9時頃に起き、皆さんのブログを拝見しながら、缶ビールを飲みました。
特別に2本飲みました。
途中、ちょっと、足なんか組んでみたりしました。
それから、テレビの前に布団を敷いて、「ガーッ」といびきをかきながら(おそらく)、また寝ました。
本能の赴くままに過ごす贅沢な夜でした。
翌日目が覚めて、3時間もしないうちに、夫は帰って来ました。
キャンプは大層盛り上がったそうです。
夫の表情は、いつもより柔らかく見えました。
私は、夫と友人に「ほうじ茶」を入れました。
感謝の気持ちを込めて、丁寧に入れました。
ここ最近で感じたことのない幸せが、そこにありました。
次回夫が外泊する時は、私は何をして羽目をはずすか、今から考えておくことにします。
カレンダーを見ると、10月にも3連休があるではありませんか!
ちょっと、早過ぎますかね。(笑)
今朝も夫は、友人とメールのやり取りをしておりました。(その調子!)
それではごきげんよう!




