大量の情報のなかから、必要な情報を探し出すのに欠かせない検索サービス
GoogleやYahoo!が代表選手だ
日本のインターネット黎明期には、東京大学や早稲田大学の学生が開発した「ODiN」や「千里眼」が、のちにYahoo!が検索サービスの雄として君臨した
その後、さまざまな検索サービスが現れ、いまでは「ググる」というネットスラングが生まれるなどGoogleの存在が大きい
第一生命が毎年実施している「サラリーマン川柳コンクール」に以前こんな川柳があった
『オレのボス ヤフーでググれ(Google it!; Look it up on Google.; Do a Google search.)と 無理を言う』
現在、Yahoo!の検索サービスは、Googleのエンジンを使っているそうだから、いまごろその上司は 自分は正しかったと胸を張っているかもしれない
ところで、皆が同じ検索エンジンを使い、同じキーワードで検索すると、理論上同じ検索結果を得ることになる
すなわち、皆が同じサービスを使うと、皆がそろって同じ情報にたどり着くことになるというわけだ
その結果、同じ情報をもとに、皆が似たような考えになってしまうのでは、と懸念する声が以前からある
同時に、これでは玉石混淆(または玉石混交)(thread and thrum; mixture of wheat and chaff; mix of good and bad)、多種多様な情報が混在してるインターネットの良さが生かされないということにもなりかねない
thread:糸
thrum:糸くず
wheat:小麦
chaff:もみ殻
玉石混淆のなかから そう簡単には見つけられない とっておきの情報を探し出す宝物探しに興じてみたいと思う今日このごろである
ブログにはそれがあるかもしれない