まず、クイズから
(今日は心を入れ替えて英語メインだ)
出典は、烏賀陽正弘著『頭がよくなるユダヤ人ジョーク集』(PHP新書)
著者がアメリカで子どもから、次のなぞなぞを出されたという
"What is black and white and red allover?"
ヒントは 'pun'
つまり、同音異義語や同じ言葉にある違った意味を利用したなぞなぞ
答えは
「新聞」
'red'は「赤い」のほかにもうひとつ'read'の過去分詞形があり、発音も同じ
つまり「黒くて白くて、赤いものなぁに?」ではなく
「一面に黒くて白く、そのうえに読まれるもの」というわけだ
さて、いよいよ駿台(だったと思うが、まあ、これは東進でも四谷でもどこでも大した問題ではない)で英語の偏差値が80超で大学に入った学生が正しく訳せなかった英文はこれだ
"I need those financial reports yesterday."
出典は、以前にも紹介した
越前敏弥生著『英語が読めるの9割は誤読ー翻訳家が教える英文法と語彙の罠』(ジャパンタイムズ出版)
こんな云い方を知らなければ、あるいは、慣れていなければ分からない
ヒントといっても、知らない方にはヒントにならないが
日本語を習いたての外国人が日本人から「おととい来やがれ」
と言われたら、頭が真っ白になり
日本語って難しい…とフリーズしてしまうことだろう
英文の正しい訳は「その財務報告書が大至急必要だ」
同書によると「yesterday は need や want などの動詞とともに使われたとき、『大至急』という意味になることがある」
午後には『ワンポイント英会話』の Re:Born第1号をお届けする
(提供・協賛:日本実用英語サービス)