総括 ヴェトナムの旅 | mokugenのブログ

総括 ヴェトナムの旅

長々とヴェトナムネタを書いてしまった。

実際にはまだまだ感じた事、書きたい事は山ほどある

改めて、仕事ではなく個人としてもう一度この国に

行ってみたいと思う。


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写真はヴェトナムのお土産の一つ。

色々な動物の種類があり 6個ほど買ってきて

それぞれ知人に差し上げた。

色彩や質感がとてもヴェトナムらしくて私としては

非常に気に入っている。


最後になるが・・

私が高校を卒業する頃に約15年続いたヴェトナム戦争が

終わった。

この戦争では無数の民間人を含む300万人以上の

死傷者が出ている。

ヴェトナム戦争の終結の地であるサイゴンに「ヴェトナム

戦争博物館」がある。

ここでは戦争で起きた悲惨な事実が平和への訴えを

している。仕事とは言え現地での浮ついた気持ちを

引き締められる貴重な勉強をさせてもらった。

私が中学や高校の時には日本からヴェトナムへ向けて

米軍機が爆弾を搭載して飛び立っていた。

かつて、日本軍もヴェトナムを支配していた時代もあった。

博物館を見るまでもなく 戦争を起こしてはいけないと言う

強い気持ちに苛まれる。

今回当地で感じたヴェトナムの人々のパワーやアグレッシブな

パワーもこの戦争を乗り越えてきたからこそ生まれる

ものなのかもしれない。


最後の最後だが、今 日本では“戦場カメラマン”がタレント化

している。特定の個人を攻めるつもりは全くないが・・・

ヴェトナム戦争当時は報道規制も曖昧だったので各国から

戦場カメラマンが戦争の悲惨な状況を写真で発信して

くれた 前出の戦争博物館にもこれらの写真が多く展示

されている。どれも目を背けたくなるようなドキュメンタリーだ

そして、その多くのカメラマン達は自らの命を戦場で

失っている。真実を伝えるために自分の命を代償としたのだ

この人たちも戦争の犠牲者である。

戦場カメラマンの壮絶さを改めて考えさせられたのも

今回のヴェトナム旅行で得られた事に対する感謝の一つに

加えたい。