新種の「鉄」について
自分の事を他人から「てつ」と呼ばれるのはイヤだが
現実には その世界に片足の爪先ぐらいは突っ込んでいる
かもしれない。
いわゆる“てつ”とは鉄道マニアの総称だが その世界は
深く ジャンルわけすると「乗り鉄」 「撮り鉄」「音鉄」「駅鉄」
「模型鉄」「集鉄」などなど多伎に渡る。
ひいて、自分を分類すれば「撮り鉄」から派生した枝の
先あたりにいると思う。
そして、今日新たな鉄の分類を見出した。
まだ名は無いが「遅延鉄」とでも当てておこう。
以前のブログでも書いたが 、通勤の行き帰りに何らかの
トラブルで鉄道路線が遅延する事がよくある。
出勤時など 時間に制約がある時 この遅延は一大迷惑だ
しかし、帰宅時等で時間をあまり気にしなくて良い時
かつ、自分が着席できている時は なすがまま状態で
ゆっくりと読書などで待ち時間を過ごせる。
今日の帰りは 東京駅での火災発生により 京浜東北線が
数時間に渡って運転見合せとなった。
私は帰宅途中の鶴見駅で30分以上 待たされる事になった。
今日は特に帰宅を急ぐ用も無かったので読書に
いそしんでいた。
直ぐに振り替え輸送は始まっていたが 移動が面倒なので
車内アナウンスを無視して待っていた。。
すると、アナウンスで「車内が冷えてきましたので車両
ドアを一部を除いて閉めさせていただきます」と言って
各車両1箇所を除いてドアを閉めた。
ドアを閉める時に既製音声案内で部分的にドアを閉める
事も案内した。
これは新発見。今時の車両はそんな機能があったのだ。
待つこと更に15分ほど、今度は反対側のホームにいた
列車を川崎まで動かすとアナウンス。 これもイレギュラー
なので 読書を中断して反対方向の列車に飛び乗り
川崎まで。。
お腹も空いてきたので、「様子見」は断念して帰宅方法を
考えた そして東海道線で横浜まで移動 横浜駅で
振替乗車券を二枚ゲット 横浜からバスで自宅まで帰る
方法もあるが あえて「みなとみらい線」で元町中華街駅
まで行き 二枚目の振替乗車券で自宅近くまでバスに
乗車。。 そして、普段の2.5倍程の所要時間でようやく
帰宅。
そんなかんだで、電車の遅延を楽しみ 車掌や駅員の対応
状況を傍観し さらに振替乗車券で遠回りでも 普段あまり
乗らない路線を“ロハ ”で乗って楽しむ・・・
こんな“新種鉄”を思いつき「ご満悦」の本日の私でした。