待つ事 およそ90分
2月19・20日の二日間、横浜の大桟橋に世界最大級で最高速の
フェリー船「ナッチャンWorld」が寄港した。
この船は、以前 東日本フェリーの船として函館-青森間などで
定期運行されていたが、同社の経営状況悪化に伴い定期航路は
2008年11月に廃止されしまった。姉妹船(船は女性名詞?)
ナッチャンReraと共に今は定期運用されていないとの事。
船体はオーストラリア製の双胴船型 船腹には児童達から
公募した恐竜や海の生き物の絵が描かれている。
昨年は、横浜港開港150年を記念して寄港し 今年は
「東北新幹線青森延伸」を記念し、青森の使者として
横浜港に寄港、翌日には久里浜港で有料クルーズが
開催されるらしい。
大桟橋に停泊しているナッチャンWorldを見に行ってきた。
いつもは飛鳥Ⅱのような大型客船が留まっている桟橋に
フェリーが停泊しているのはとても違和感があった。
でも、大きいのは確か、そして、スタイリッシュな船体に
書かれたイラストがなんといってもかわいい。
このナッチャンWorldが定期航路で営業運行されたのは
たったの6ヶ月くらい、この船が今は定期運用
されていないと思うとあまりにも悲しい。
写真のナッチャンWorldは、2月19日夜と20日の早朝。
朝のナッチャンWorldは、双胴船の船底の向こうに
タグボートが通過するのを待つこと約90分。
ひたすらじっと我慢のオヤジだった。寒かったー!
同船は21日早朝、久里浜に向けて出向する予定らしい。
こんなステキな船だったら、何処まで旅をしても
飽きる事がないだろう。
定期航路での一日でも早い復活を願いたい。
がんばれニッポン!