こんにちは
暖かい
その後の経過。
木曜日
次女と私は5時間目に相談室(別室)に登校。
相談室の先生は靴箱近くまで出迎えてくれていた。
次女とその先生は話したことがなく、
ちょっとぎこちない感じ。
一緒に相談室に入り、次女は「こんな部屋なんだー」と固まっておりました。笑
先生が積極的に話しかけてくれて、
知育ブロックを渡してくれたあたりから会話できるようになりました
初対面で会話できるとは、なかなかええ感じと密かに思っておりました。
その日は短縮5時間で、部活時間が長い日。
土曜日の練習試合に出るためにも、この日は必ず部活に行っておきたいところ。
着替えのタイミングで不安がおきないように、
家からジャージにウィンドブレーカーにテニスシューズという装いで行きました。
不安減らせて良かったです
先生は次女が思ったよりも背が高いことに驚いていました。
部活の装いだと何故か自信が満ち溢れて見えて、「登校渋る子」にも見えないし。
クラスの終学活が終わったら、担任が急いで来てくれた。
途中でテニス部の次女がもっと仲良くなりたいと思っている子に偶然あったそうで、「急いで着替えて相談室に来て」と声をかけてくれたそうで、
少し担任と話をしてドアを開けたら、
その子はもう待機してくれていた。
「〇〇(次女)ちゃんのためなら何でもするよ」って言ってくれたのが聞こえてきて、
心から嬉しかったです
次女は満面の笑顔でその子と部活に行きました。
相談室の先生、担任の先生、お友達。
ほんとに本当にありがとう
先生達と「よかった」と気持ちを分かち合いました。
テニスコートで他の子と笑顔で話している次女を横目に、嬉し泣きしながら帰りました
金曜日
部活なし。
なので、午前中に漢字の勉強をして、テニスの壁打ちへ。
昼ごはんを食べたら爆睡
私は15時から数年ぶりにスクールカウンセリングへ。
何をしに行ったかというと、そもそも次女がこういう状況に陥った大きなきっかけは、部活の顧問の言動。
改善に向けて顧問も他の先生も全力でサポートしてくださっているので、これ以上クレームをいうつもりはないが、
二年生の担任の先生は今の担任の先生に継続してもらうか、せめて次女が会話できて不登校の対応もできるような先生にしてほしいと、
管理職の先生にお伝えください
てことを話しにいったのです。
スクールカウンセラーさんは、
「お母さんから担任の先生に言われたんですか?
お母さんから言われるのと、私から言うのと同じだと思う」と言われて。
いやいや、異動もあるかもしれない人事に関することを、担任が自分で何かできるということはない。
小学校の時は直接管理職の先生に話していたが、
中学では保護者と管理職の距離は遠いし、
私が直接管理職の先生に会いに行ったら、
もうすでに解決に向けて動いてもらっている先生に対してどのような指導が入るかわからない。
今の私の不安は、二年生の担任が不登校対応できない先生だったら、元の木阿弥どころか一年間親子で八方塞がりになるってことなんですと。
希望がかなうかはわからないけれど…と、
ちょい身構えていたけれど、お母さんのお気持ちはお伝えしますと言ってもらえました。
私の気持ちを聞いて欲しいとか、
カウンセラーさんに求めてないんです。
私は聞いて欲しいのではなく、実際に解決に向けた協力をしてもらいたい。
難しい立場で働かれているスクールカウンセラーさんができることは限られている。
十分承知しています。
不登校の子へのサポートの仕方は、その子その子によって違います。
それは子供の性格もあるし、親の性格もあると思う。
私は急性期に不登校の原因となっている問題を分析し、周りの方に協力してもらいながら全力で解決に取り組みます。
それは一人目の経験値があるからこそできることなのかもしれない。
何をどこに、誰にどんな風に相談するべきか?
どんな対応をしてもらうか。
一人目の時は、問題のある先生に直接相談していたら、全く管理職の先生に報告してなかったとか、
スクールカウンセラーが不登校を解決するために動いてくれたり情報をくれる人と勘違いしていたり、
人事に関わることを管理職以外の先生に頼んでいたりして、
全く上手く立ち回れず
学校という組織の内部事情を理解していなかったんです。
登校しぶりの段階で原因を究明できて対処できたら、不登校を回避できたり、不登校になったとしても引きこもりや精神疾患にまでならない可能性が高いです。
例えば病気の場合、
まずは予防、そして早期発見、早期治療が大事ですよね。
それと同じ。
私は何の情報提供やアドバイスもなく、
「待ちましょう」「大丈夫」ってのが無責任すぎて、それはないと思ってる。
待ったところで、時間だけが過ぎていき、それまでの友達との繋がりが消えてしまったり、自信を無くしていったりする。
それならば、その子の強みを伸ばしたり、親子でできることをすればよい。
もちろん、エネルギーがない子にアレコレと圧をかけるのはNG。
子供が動かない、動けない間は、親御さんが不登校関連の情報を得たり、親の会で体験談を聞いたり、自分を知る作業、子供を知る作業、発達関連の勉強、心理学の勉強、現代の学校の中の現状を知る(学習指導要領てんこ盛りの疲弊感)など、やれることは山ほどあります。
親はもどかしいことが多いですよね。
特に動けない子どもを見ている時が。
そんなときは、そこに執着するのではなく、自分自身のことを成長させていく方が上手くいきます。
子どもを変えようとするよりも、
自分をレベルアップさせて変えていく。
それができないのならば、
子どもに「動いて」と思うのはズルいかもしれない。
自分は動かないし変わらないのに、
子どもには動いて欲しいし変わって欲しいとおもっているってことだから。
今日、土曜日。
次女は学校での練習試合に笑顔で出かけて行きました。
玄関で見送る時、手にスマホを持っていたんです。
次女から「写真撮りたいの?」と聞かれ、
パシャリ。
カラフルなウィンドブレーカーを来て、
ラケットとリュックを背負う次女。
笑顔の次女。
もう着ることはないと思ったユニフォーム。
名前入りゼッケン。
泣けました
先生や友達のおかげです。
担任はテニス部ではないのに、覗きに来てくれたそうです。
その気持ちが、本当に理想の「先生」だなと思う
。
担任の先生の見ている前で、サーブをバッチリ決められたと喜んでいた。
2校のテニス部が来校してくれ、4試合中3試合勝ち。
校内戦では3試合中、2試合勝ちだったそうで、
機嫌よく帰ってきた。
一年生にしては良い結果
二年生の甥っ子と練習を重ねたおかげか、
女子のボールがゆっくりに見えたそう。
学校に行けない間も、テニスという次女の強みに関して歩みを止めず練習は継続。
「登校」というできないことはあっても、
「テニス」というできることはやる。
学校を休んでいるから昼間は出ないとか、
そーゆーのは気にしない。
強気で道なき道を歩む。
親としてできることはやる。
普通とか世間体とか、そんなことよりも、その子だけの道を大切に。
一つ一つ、一歩一歩。
また泣きが入ることもあるけれど、
とりあえずはここまで来られて良かった。