こんばんはお月様


暖かい一日でした。


昨夜は次女と険悪モードになり、

朝も話さない私。


約束をやぶるとかすごく根にもつタイプなんで、

ほんと怒ってました。


家族が全員家を出てから、家の中に溢れているゴミ袋やダンボール、新聞紙を一気に車に乗せて回収場所へ。


めちゃくちゃスッキリキラキラ


片付いた家で久しぶりにゆっくりしました。


本当に珍しいことなんですが、長女も午前と午後にまたいで授業があり、1人時間がたっぷり。


テレビは玉木氏のことばっかりで、


最初聞いた時に爆笑してしまったんだけども…


いや、勝手にして。


テレビはやめて、

TVerで見たいもの探すがヒットせず。


Amazonプライムの方を色々探していたら、

急に出てきた。


あんのこと


これ、前にテレビで紹介されてたやつ。


子ども達には見せられるものではないし、

見せたくないのだけど、 

でもこの世界に、この日本にはこんな人生を送っている人がいるというのは知ってもらいたい気持ちもある。



虐待・薬・売春・暴力・障害



これを見て感じるのは、

自分自身も何かが違えば我が身に起きていたかもしれないという恐怖。



もし、私が自立していない時に父が亡くなっていたら、母と姉と私と祖父母はどうなっていたかというと、まさにそうなっていたんだと思う。



私にとっての母は、私の生活や人生に大きな影響を与えてくる人で、かなり防御・防衛しないと巻き込まれる。


このブログにも何度登場しているし、長い間読んでいただいている方はご存知だと思うけれど、


双極性障害だけじゃなくて、知的グレーだろうし、ADHDでもあると思う。


私の子供のころから泣いたり喚いたり、家出したり、夫婦喧嘩が激しすぎたり、曽祖母をいじめたり、とにかく大変だった。


一時の感情で動くので、困っている人を見たら家に招き入れたり、親戚の世話をしようとしたりするのだが、結局自分でできないから姉や私に丸投げしてくるんです。


で、どうにもならなかったら怒鳴って怒ったり、八つ当たりしてきたり。


自分は人に対して傷つける言動しても鈍感だが、人に正論を言われたり注意されると、とても被害的に捉える。


そして、寝込む。

鬱に入る。


自分ができること、できないことの判断ができない。


もちろん、メンタルや体調にも波がありすぎるので食事の準備や掃除や洗濯も、安定して毎日できないわけで。


本人は一生懸命育児や介護をしてきたと言うが、


同居はしていたけど、実際は一つ一つの問題に対しての解決能力がないから、ストレスを貯めて病気を悪化させて、結局他の人に任せていただけだと思う。


父が公務員として定年まで勤め上げてくれたからお金には困らなかったし、


介護保険が始まる前は福祉サービスを入れたり、調整してくれてたかな。


私や姉が小学生で母が入院をくりかえしていた時はヘルパーさんが入ってくれました。


私が看護師になった時に介護保険が開始され、祖父母にケアマネがついてくれてほんと助かった。


ね。


父が何かの病気で私達が自立する前に亡くなっていたら、

私や姉は「あん」になっていたかもしれないのです。


だから、子どもながらに「経済的自立」を目指して看護師を目指した。


また、問題解決能力をつけるためにも看護師を目指した。


それは自分のためだけじゃなく、

将来子どもを持った時に子どもを育て上げるためでもある。


私は運が良かっただけ。


一昨日も母からLINEが。


放課後カルテ


このドラマを見て、こんなLINEを送ってくるんです。




無視していたら、次の日もしつこく謝ってくるので、


「すぐ忘れるからまた来月には喧嘩してると思うよ」と返事したらこれ。




事故とはデイサービスに久しぶりに行ったら、帰りに送迎車が柵にぶつかったそうで、

手術して固定されている背骨や首がちょい痛いそうな。

いや、結構元気ですよ。


このあと、


「ばぁは脳が影響受けやすい


ドラマに影響受けすぎ


バラエティー番組でもみて気持ちを切り替えてください


今でかけています。」と冷静に返事。


まさに3人で楽しく甥っ子のテニスの応援に行く道中のLINE。


この結婚は間違いでしたって、そりゃわかってるけども、


それってそこから生まれてきた姉や私、

孫のことも否定していることになると思うのだけど?


こんなことを今まで何度も聞かされて、たまったもんじゃねーチーン


気持ちを引きずり落とされないよう、

自分のメンタル死守真顔


こうやって私は強靭な守備力を高めていってしまったのだ。


それが、子育てにおいて良い面も悪い面もある。


母を反面教師として、自分がやられて嫌だったことをやらない、親としてやるべきことを必ずやる。


しかし、その生き抜いてきた強さが、我が子が学校を休んだり、やるべきことをやらないことへの猛烈な苛立ちとなりあらわれてくる。


これ、心理学を学んだ時に自分を知る作業をして気がついたんですよね。


めっちゃ危ない真顔


自分の基準で子育てすると、

自分の育った過程が正常ではなかった場合、

めっちゃ危ない滝汗


子育て中のママと繋がって、よその家庭の普通とかを知ることって、大切だよなぁ。


子供がイキイキと健やかに育っている家庭の親御さんをみて、参考にさせてもらったり、モデリングしていくこと。


私もまだまだ未熟ですので。



次女が帰宅し、色んなことを考えて、険悪なままで過ごしても何もプラスにならないと思い、なんとか和解しました。笑笑


膝の上で寝てテレビ見てまーすウシシ


もちろん、塾の宿題とか全くせず、

ポッキーの日だからとポッキーパーティしてました。



私は私なりに頑張ってきたんじゃないのかなぁーと、「あんのこと」でうつされるゴミ屋敷の惨状を見ながら、この家を見渡して思ったのでした。



母は初孫が生まれてから10年間だけ奇跡的にメンタルが安定していて、孫には愛情を注いでいたのを見てきたので、私も姉も完全に母を拒絶できないのです。

 

きっと、そんな親子関係の人ってわりと多いんじゃないのかなぁと、そう思っています。