こんばんは
今日は読書の一日に決め、一冊読み切りました。
こちら
↓
私の父が数日前に持ってきた。
「これ、よかったで。不登校の子の話も出てくる。」
518ページという分厚さ
父は色んなメッセージを、本という形で送ってくる。
重松清さんの小説って、時代背景の描写が結構あります。
その時代はこんなことがあったから、こんな感じだったけど、今はこうなっているとか。
それは、公務員として勤め上げ、真面目で頑固で、教えたい気持ちが強い、実は優しい、父の長い話し方ととても似ているのだ。
実は優しいというのは、
父は人と話す時に頑固かつ、
皮肉を言ってしまうので、
優しさがわかりにくいのです。
本当は親族一同のことを、誰よりも心配し気にかけているのです。
この本は、たしかにとても良かった。
沢山の人に読んでもらいたい、知ってもらいたい。
けれども、518ページの小説を読み切れる人、時間を持っている人、心の余裕がある人が思い浮かばない。
不登校だけじゃなく、幸せとは何かとか、命のこととか、震災のこととか、本当に沢山詰め込まれていて、私自身色んな場面で泣けてくるところもありました。
キャラ立ちする登場人物が何人もでてくるのですが、どの人も自分のどこかと重なるところもあり、怖いなと思うところもありました。
主人公は定年退職まで勤め上げた女性教師。
登場人物は孫や、教え子など。
登場人物で、こんな先生いるよな〜って思うこともあるし、ここまでする先生は今はいないよなぁと思うこともある。
うん。
これは、公立の学校の先生に読んでもらいたい。
「わかるわー」なのか、
「小説やなぁー」なのか。
私的には、
今の時代のリアルな現状を取材しながら、
大人になっても子供の時のリアルな気持ち忘れず、
理想の先生を小説に書いたなと…
注目の人は「テンコ先生」
そして、手のひらがえしをした校長。
私はこの校長タイプの人が大っ嫌いなんです。
掌返し。
ハシゴ外し。
そして、日和見族の人。
その人に問題があるのなら、その時にハッキリ言ったれよ。
ヨイショすんなよ。
後になって、風向きかわってから掌返しすんなよ。
今更、被害者でもないのにジャニーさん叩きをする人も嫌い。
増税メガネという言葉を、平気で表現として連呼するメディアも嫌い。
「〇〇メガネ」って人から言われるのはね、
メガネをかけ始めた繊細な小学生が、
一番嫌な「からかい」や「イジメ」ですよね?
それを、倫理とか振り翳して、BPO BPOって繰り返して騒いでいるメディアが、
総理大臣を「増税メガネ」ってからかって、
それはええのん?
物価が上昇しているのに、国民の給料は上がらないという、国民の側に立って寄り添ったつもりで
「増税メガネ」って言ってます感すごいけども、
「〇〇メガネ」って人をからかってはいけませんって、
親や学校の先生に注意されたことないんやろか?
何がBPOなん?
よーわからん、世界基準の倫理観にあわせたようなアルファベットの略語つかって、
結局、
テレビで
「〇〇メガネ」って、
倫理的にやばいと疑問をもたずに放送し続けるテレビ局の人の倫理観に対して、
最高レベルの疑問しかない。
そのうち、学校の教室でクラスメイトのことを
「やーい、〇〇メガネ」って、
からかいまくる子が出てきますよ?
はい。
話を戻します。
多分、私がこの本を是非読んでみてくださいっていって、
本当に読む人は、本当に真面目な人だと思う
518ページですもん。
私は、一日かかりました。
今、私は他にも勉強しないといけないことや、
不登校関連でも学びたいことが多々あり、
さらに子供たちとの時間も大切にしたいし、
家もある程度は片付いた状態にしておきたい。
1日24時間、一年365日と決まっていて、私の欲張りなやりたいことリストが沢山ある中で、父がこの本を持ってきた時に、
分厚いなって正直に思ったし、
以前持ってきたコロナ禍の医療系の小説は、
そのまま放置してしまっているし、
分厚い小説を、さてどうしようかなと思ったのです。
ただ、やっぱり不登校のことが書いてある上に、
元先生が主人公ってところで手に取ってみたら、
夢中になって一日で読み切ってしまいました。
「不登校」というワードは、これからも私の人生において、ずっとずっと注目するのかなと思います。
それくらい、我が子の不登校は私に大きな、大きすぎる影響をあたえたのですよね。
今日はとりあえず、風呂入って小説の内容含んだ夢でも見て寝よっと。
明日は小学校でメモリアルイベント
「風船飛ばし」のボランティア。
午後からは、クリニックで開かれる
世界糖尿病デイのイベントへ。
久しぶりに治験で一緒に働いていた先輩がこられるみたいです。