おはようございます
京都はどんよりしてます。
朝はエアコン無しで過ごせるかと思いましたが、家族が一人二人と起きてくると、やっぱり無理ですね。
仕事もないのに早起きし、旦那を見送り、子供を起こし…
我ながら偉い
(といっても、我が家は食べたいものを自分で用意するスタイルですけど。
朝は各自の気分で用意させないと、作っても食べない人が多かったので自然とそうなった)
いやね。
朝に起きることは当たり前のことやんと思った方は、おそらく身体とメンタルがある程度安定しているご両親の家庭で育ったんじゃないでしょうかね。
この世の中には、親が決まった時間に起きて、家族の生活リズムを整えようなんてことが全く出来ず、なんなら子供が親の世話をしている家庭もありますのでね…。
私は自分が子供のころに、家事が安定して毎日できない母で相当困ったので、そうはなりたくないと反面教師にしているところがあると思います。
私の母なんて朝に起きてくることは無理でしたし、食事の準備は父、洗濯もほぼ祖父母がしていました。カレー、おでん、シチュー三日は当たり前。
祖父母も徐々に歳をとり入院したりすると、それもできなくなり、
制服のカッターシャツや部活の運動着は自分で洗濯しておかないと、汚れたまましばらく放置されていることもありました。
家事全般が嫌で、毎日同じ時間に同じことをするのが嫌で、イライラしたら家族に怒鳴って、部屋に篭る、もしくはどこかに出て行く母でしたので、子供ながらに本当に困りました。
小学生くらいまではそれでも「お母さん」と思えていて、繰り返し「離婚」の話が出るたび、家族がバラバラになったら私はどうなるんだろう…と不安に思って過ごしていました。
姉とよく、離婚になったらどっちにつく?とか話したましたね。
中学生くらいからは、自分の方が精神年齢をこえていき「お母さん」とは呼ばなくなりました。
自分の感情くらい自分でコントロールするというのは、大人や親として当たり前のことだから、
だんだん腹が立ってきたという感じでしょうか。
ただ、よく言われる反抗期の態度を出すと、余計にややこしいため、家の中では凄く冷静な中高生でした。
母は今でもいいます。
「お父さん、7時にご飯食べて、12時に昼食べて、6時に晩御飯食べはるねん。
私はちょっとズレてもええのに。
食べたらすぐ食器洗わないと気が済まへんみたいでな。
水につけといてって言うねんけど…」
(母は食器を置いたまま、次の日まで洗わないことも多々あります…。以前は買い物に行って、買ったものをすぐに冷蔵庫にしまわず、何時間も放置していたこともありました。腐るがな)
父は元気だし、公務員として定年まで勤めあげたので、時計通りに一日の生活をまわす方が楽なんですよ。
しかも、母は朝・昼・夕・眠剤と薬を飲まなければならない病気であるため、そのサポートをしている父にとっては、食事の時間というのは結構大事です。
そこが乱れると血中濃度が乱れて、メンタルや体調も乱れる。
で、どうなるかというと、入院なんですが…
入院したら、決まった時間に起こされ、3度のご飯が時間通りに出てきて、決まった時間に強制的に消灯です。
で、体調戻って退院のはこびとなるわけです。
結局、生活リズムを制すものは、健康も制すという
母と父は相性が悪いのですが…
父は一人っ子で、両親や育ててくれた祖父母もとっくに亡くなっていて孤独。
母は気は強いけど病気のデパートで、経済力もなければ、お金を管理する能力や色々な手続き関係も全くできない。
共依存の関係でここまで来たのです。
まぁ、そんなもんかもね〜。
父は母が嫌がることを何度も繰り返して地雷を踏むし、
食道がん咽頭がんを運良く内視鏡で2度もくり抜いていますが、
酒はやめられないし、
とにかく誰にもこの夫婦をどうにもできないのです。笑笑
他人に迷惑かけない範疇で、医療や福祉にサポートしてもらって、なんとか生きておくれー
母に関しては、忘れっぽい性格や、友達を作る能力や、孫には優しい部分に注目し、
父に関しては、絶対に借金しないところとか、親族を集めて料理を振る舞うところとか、元気に運動してヨボヨボになってない部分に注目し、
良いところもある両親として
これからもスープの冷めない距離で付き合っていきたいと思います。
色々思うとね。
毎日毎日、家族のために家事をしているお母さんお父さんて、偉いよね〜。
誰に褒められるわけでもなく。
お給料ももらえるわけでもなく。
まぁでも、自分一人だったらダラダラしまくりなんかもやけど。
そう思うと、子供達が巣立った後のことも考えておかないと、私はダラけてやばいな〜。
さ、やらないとあかんこと、今日こそ再開だ。
とりあえず、前に準備したものを思い出すところから