こんばんは晴れ


今日は午前中、銀ちゃんゼミに参加しました。

無事、zoomには入れましたOK


準備をしていただいた銀ちゃん先生、凸凹ゆりさん、レベッカ先生、当事者の男性の方(お名前出してよいのかわからず)ありがとうございました。


アメリカの高機能ASDの子達が、どのようなサポートを受けて過ごしているのかがわかり、


また、不登校や、引きこもり、昼夜逆転、対人恐怖にはなっていないことがわかりました。


レベッカ先生いわく、一人一人サポートの内容は違うので、単純にこのサポートが良いとは言えない。


特性を見極めてサポートしていくことが大切とのことでした。


その通りですね。



ゆるっと♪kyotobaseでも、それが大事だよねという話になります。


得意を伸ばそう音符そこから枝葉を伸ばそう音符

ですね。


アメリカでは高機能ASDの子が不登校や引きこもりではないのに、


何故日本ではそうなるのか。


銀ちゃん先生の謎を、


mokudaが個人の意見で勝手にお答えします。


ツッコミどころ満載だと思いますが、

京都のオカンの個人の意見です。


この10年、我が子の登校しぶりや不登校の対応をして、定期的に付き添い登校もしてきました。


半年間連続、教室や廊下で過ごしたこともあります。

(私よりもっと長いこと付き添い登校している方もいます)


また、担任・管理職・養護教諭・適応指導教室の先生・別室の支援員とも、かなり連携をとってきた保護者でもあります。


そして、不登校親の会 ゆるっと♪kyotobaseを毎月一回親の会を開催し、色々な親御さんのお話を聞かせていただいて5年目になります。


昨年度は、看護の学士を取得するために、


「こどもの心身症により登校が困難となっている児童・生徒に対する医療機関における看護介入の必要性について」


という学修レポートを作成し、


その過程で子どもの心身症や、その裏に隠れている発達障害などを学び、


教育現場のサポート状況や、教師の置かれている現状(教師不足・精神疾患による病気休暇)、不登校児童・生徒の現状については文献や文科省のデータや資料を調べました。


また、この地域の不登校ママ友、不登校ママではないママともLINEで繋がり、学校のことについてよく話をします。


文科省のデータでは上がってこないこと、

公の講演会では絶対に出てこないことも含め、


この目で見てきたことを、きいてきたこと、


独自の解釈でお伝えしたいと思います。



まず、日本では小学校入学前からサポートを受けられているのは、知的障害があるASDの子や、癇癪が強い子が多いです。


その子たちは、療育などのサポートが入り、親も知識を持ち、対処方法を学ぶことになり、小学校入学の際には環境の変化でメンタルが荒れることは覚悟して準備しています。


高機能ASDで癇癪がない場合、幼児期は健診や幼稚園・保育園で集団遊びをせずに気にはなっても、マイペースな賢い子という感じで、経過観察となりがちです。


そして、小学校入学後、30人前後の教室で、担任の指導方法に従う方法で進んでいく授業に馴染めず、注意や叱責を受け、苦痛を感じて登校しぶりが始まります。


また、他の子供達も、その子が他の子と同じようにできていない姿や、担任から注意されている姿を見ていると、自分達も注意しなければとか、その子が悪いと思ってしまいます。


発達障害に関する知識が少ない担任は、その子に合わせた学習方法を提案することができませんし、

(普通級どころか支援級の先生であっても、素晴らしい対応ができる人もいれば、先生自身に特性があり、普通級では保護者からクレームが多すぎて少人数の支援級ならなんとかなるだろうと配置されている人もいます。)


親側も発達障害とは思っていないので、他の子はできるのにどうしてやらないのか、できないのか、登校できないのかと責め続けます。


なぜ登校できないかと理由を聞かれた子供は、

「先生が怖いから」

「友達がいじめてくるから」

「仲間はずれにされるから」

「わからない」

「お腹が痛いから」

とか、


根本的な問題ではないことを答えます。


それは、本人も特性による困り事を明確に言葉にできないからで、


子供であれば当たり前だと思います。



本当は登校できない理由が、

その子に合った学習方法ではないとか、

教室のうるささ、眩しさとか、

音楽の授業の音が辛いとか、

味覚が敏感で給食が食べられないとか、

手先が不器用で工作ができないとか、

LDもあって、特定の教科が理解できないとか、

文字が上手く書けない、読めないとか、

運動協調性障害で体育の授業で笑われるとか、


プロの目で見れば、本人が困っていることが明確なのに、


親は、

先生が怖いとか、仲間はずれにされたとか、その言葉に注目してしまいます。


担任は、その子に協調性がなく、もしかしたら発達障害かもしれないと思う時もありますが、


それを伝えたときに、

保護者が発達障害に関して理解がなかった場合や、

障害という言葉に過剰な抵抗をしてしまうタイプの場合、


「医者でもないのに、我が子を勝手に障害児扱いされた!」と学校に怒鳴り込んできたり、

今ならSNSやらマスコミやらに拡散してしまい、


管理職からもフォローされず、


担任が働き続けることが困難になってしまう場合もあります。

(結果、心が病んで病気休暇となり、先生が一人減り、管理職が担任代行となり、丁寧な学校運営ができなくなっていく)


そのため、基本的には登校しぶりや不登校になって、子供が困り、親が相当困り、


保護者から「子供の発達に心配があるから、サポートしてほしい」と言われてから動くことが多いと思います。


そのころには、子供に二次障害が出ていて、サポートすることは困難な状況になっていることもあります。


学校側から保護者に対して「支援」が必要と伝える時って、


癇癪で他害があり他の保護者からクレームが入ったとか、


教室や学校から度々逃走し、生命の危険があるとか、度々捜索を行うことでクラス運営や授業ができないとかじゃないでしょうか。


これは、我が子が通っている小学校のことで、地域によって、違うかもしれません。


長女が通っていた中学での別室では、

発達障害の有無に関わらず、

教室に登校しづらい子に対して、

その子に合ったサポートをして、

その子のペースで成長を見守ろうという素晴らしいサポートがありました。


が、隣の中学校では、同時期に別室の専門の教師や支援員はいませんでした。


不登校ママ友から聞き、教育委員会の適応指導教室の先生に聞いてみたら、その通りでした。


凄く格差を感じました。


そして、親の会で話を聴くと、


地方はまだまだ「障害」や「特別支援」という言葉に対して、世間体を気にする人が結構おられるとのことです。


なので、なかなか児童精神科などで診断を受けてみようとはなかなかなりません。


将来、保険に入れないかも?ローンを組めないかも?と心配することがあるそうです。


登校しぶりの時に身体症状が出ることが多いのですが、(それを[こどもの心身症]という)


その時はまず小児科に行き、たいていは腹痛や頭痛への頓服薬が処方されて終わりです。


小児科は心の専門医ではありませんので、なかなか不登校や、隠れている発達障害に関して積極的に聞いたり関わってくれることは少ないようです。


結局、根本的な問題は解決されないので、登校ができません。


日本はまだまだ男性優位社会なのですね。


他の方のブログを読んでいると、

父親が母親に対して

「学校に行かせられないのは母親が甘やかしているからだ」となじったり、


子供に対して

「嫌なことから逃げて怠けている。そんなことでは社会でやっていけない。」などと追い詰めたりしています。


また、同居している祖父母からも責められることもあるそうです。


理解を深めてもらうため、一緒に受診して医師から説明を受けてとお願いしても、


仕事で行かないとか、数回しか行かないとかもあるみたいです。


私なら「何様?あんたも父親やろムカムカ無責任なムキー」と、ブチ切れますけども…。



ここまで読んでいただいて、高機能ASDではなくても、


なぜ日本の子供は、不登校や引きこもりになるのか?ご理解いただけたのではないでしょうか?



学校が合わない。


でも、支援級には入りたくない、入れたくない。


普通級の教室でのサポートには限界がある。


担任の相談役が少ない。


支援級に入りたいと思っても厳しい条件があったり、


定員の問題で年度のはじめからしか入れなかったり、


支援級の先生が本当に支援できる先生なのかもわからない。(←これは親の会では当たり前に出てくる話ですが、有名な方の書籍や資料には乗らないのが現実ですよね。教職者を敵に回すので。)


最近はタブレットが一人一台配布されているので、自宅で授業を配信してくれるところもあるそうですが、ごく一部の地域かつ、結局黒板が見えづらいとかあるそうです。


うちの長女は、これが上手くできる時代であったら、不登校になった4年生の時、あそこまでメンタルやられなかったかも…


勉強の遅れでメンタル落ちましたので。。。


まあ、ホームスクリーングも今はよく言われますが、

小学校低学年の時に完全に一人で留守番させるのってネグレクトと紙一重ですし、


頼れる祖父母がいない場合、


結局、母親が仕事を辞めて成り立つ勉強法だよなぁ…と思います。




そんなことで、この日本で不登校となった場合、


夫婦も大揉めでして、


親子も大バトルですし、


挙げ句の果てには兄弟姉妹にも八つ当たりがいきまして、


もう、心も身体もボロボロになります。


そこでどん底までいって這い上がれた家族は、


以前よりも肩の力を抜いて、それぞれが自分のペースで楽しく生きたらええやん爆笑となるのですが、




いつまで経っても子供の困り事への理解が進まない場合、家庭内は最後は冷戦状態になり、


自室に何年も引きこもってしまうのが自然な流れなのではないのでしょうかネガティブ


その状況で、一体誰が外から介入できるというのでしょうか…



まずは家庭内を安全地帯にして、


家族がみかたになってくれているという安心感がなければ、外には出られません。



銀ちゃん先生。


私の勝手な意見です。


ゼミを開催してくださる御礼は、


「リアルな意見」が一番かな?と、


率直な意見を書かせてもらいました。


アメリカから見たら、どのようにうつるのでしょうか?


私が知っているのは狭い狭い世界ですが、


今の時代の日本を生きる子供の環境を知ろうとしてきたつもりです。  


高機能ASDと、そうではない不登校の子を並べて書いてしまったところがありますが、


どの子もそれぞれ困り事があって不登校や引きこもりになっているわけで、


困り事に対して適切なサポートがいるという考え方のもとに書いていたらそうなってしまいました。


文章が下手すぎて申し訳ありません。


どうか、私の意見が伝わりますように…


これからも、私ができることを、一つ一つ一歩一歩やっていきたいと思っています。