おはようございます晴れ


今日も良い天気照れ


今は寒いけど、午後からは暖かくなるし、外に散歩に行きたいな。



このブログは、私の1日の出来事や、不登校のこと、また母の精神疾患への対応のことなど、幅広く書いています。


今日は本(漫画)の紹介をします。


こちら



精神疾患を持つ本人や家族を、訪問看護という形でサポートしてくれることを、わかりやすく伝えてくれています。


絵の雰囲気が柔らかくてね、あー こんな看護師さんが家の中にふんわりした空気を運んでくれたら、よどんでいた本人や家族の生活に光を差してくれるのかなーって思いました。


「漫画だから上手くかいてあるんだよえー」と、

マイナスに受け止めたあなた。


ちっちっち上差し


私は、リアルにその変わっていく状況を見てきた一人です。


双極性障害をもつ母。


このブログにも赤裸々に書いてきました。


(私が匿名性を保ち続けるのは、赤裸々に書き続けるため。だれかの参考になれたらなと思っているからです。)


母は7〜8年前から、双極性障害の躁状態が酷くなり、何度も精神病院に入院し、外からカギがかかる保護室にも何度も入っていました。


荒れ狂う母、保護室に入って自分の目線で感じたことをハイテンションで話し続ける母(許可があれば面会もできる)、家の中で物を投げつける母、父に敵意剥き出しの母などを、リアルに見てきました。


去年、母の心配の一つだった叔父が亡くなって、鬱が酷くなり、認知機能や身体の方もダウンし、とりあえず入院させてもらえた病院から退院した日に、父の車で意識を無くして救急搬送された。


急性期病院で治療し、その後かかりつけの精神病院に転院。


入院は3か月。


退院したら、3か月入院はできない。


さて、どうする?


これ以上、家で母を見ることできるのか?


この地域で父・姉家族・我が家が協力して母を見てきたが、


これ以上酷くなれば、外で暴れてだれかに迷惑をかけてしまい、


この3世帯がこの地域で住めなくなるかもしれない。


そこまでの気持ちもありました。


母が安定してくれないと、私達の生活も安定しない。


これは、当事者たちにしかわからない事実です。


私は看護師だけど、全てのことに対処できるわけではない。


どれだけ本を読んでも、どれだけ他の経験を生かしても、やっぱり私だけの知恵やチカラでは太刀打ちできないのです。


私は同窓会で再会した、精神病院で働く友達に連絡し相談しました。


いつでも電話してとのことで、即相談。


その時に、精神病院の内情とか、家族が手をつけられなくなった患者さんの行末とか、3か月待てない時にうまく再入院する方法とか、カンファレンスのこととか色々教えてくれたのです。



そして、母が退院する前にカンファレンスを開いてもらった。


主治医・病棟ナース・訪問看護の師長・相談員・ケアマネ・父・私。


集まるのは、医師と相談員くらいだと思っていたので、驚きました。


その中で、この数年間とても困っていたこと、家での父と母の関係性を誰かに入ってみてもらいたいこと、母は若いイケメンの男の人がいると機嫌がよいことなどなど、全て話しました。


病院の方やケアマネは、夫婦関係が病状に影響を与えてはいそうだけど、


そこまで長年に渡って拗れているとは知らなかったと。


退院後は、訪問看護ステーションから、今風の若い優しいイケメンの理学療法士さんが、週に一回マッサージに来てくれています。


マッサージをしながら、色んなことを話しているようです。


優しいイケメンの前では、

こんな顔ムキームキーッ物申すムキー

本能的にしないのですね。笑笑


可愛らしいおばあちゃんニコニコとなって、マッサージ受けてます。



(母は家事や仕事をきっちりする手厳しい同性の同世代は厳禁。真逆だから、責められていると感じ敵意剥き出しで威嚇します。)



看護師さんはベテランの男性で、月に一回入ってくれて、服薬のこととか相談してくれています。


ちょっと躁気味か?とか、鬱で体調不良かも?とかの時も、訪問看護ステーションに連絡したら、主治医と相談して折り返してくれる。


これも、今までは主治医と話の長い父が直接やっていたから、煙たがられていた。



結果、物凄く母の精神状態が安定しましたキラキラ


激変ですキラキラ


父も助かってます。


新しい空気が実家に入り、


私の気持ちも、誰かに助けてもらえた気持ちがあって、軽やかになったーチュー


ナースの友達に感謝、訪問看護の方に感謝、


全ての方に感謝



ご家族に、精神疾患をもって引きこもっている、自分達ではどうしようもできない、誰も世話ができない、にっちもさっちもいかない、諦めきっているが実は心の奥の漬物石レベルに重い気持ちをもっている、などなど。


この日本には沢山おられるのではないですか?


いや、私が読んでいるブロガーの大半の方のご家族に、一人はおられる感じします。


見えます目


不登校の子本人や、


その奥に薄く繋がっている大人の親族の方など。


1巻は、鬱・統合失調症・双極性障害など、昔からある精神疾患の方の話。


2巻は、発達障害や、そこから二次障害的に引きこもりとなった方の話。


不登校の関係だと、2巻が不登校の先の話でリアルです。


本人達が気がついていない母子の共依存が、結果的に子供の社会的自立を阻んでしまっているパターンも描かれています。


是非、一度読んでみて下さい。


次回の不登校親の会 ゆるっと♪kyotobaseにも持参する予定です。


漫画では、上手くいかなかった訪問看護もリアルに書かれています。



引きこもり



これは、家族だけでは解決できないと思う。


家族が専門家に相談しながら、少しずつ自立に向かっていけるようにサポートする。


自立=就職

ではない。


自分の身の回りのことを自分でできるようになったり、


サポートしてくれる人と共に日常生活を過ごすこと。


たとえ仕事ができなくても、官民のサポートを受けながら自立していれば、


親が亡くなった後に、自暴自棄になって暴走しないはず。


家族は「誰も助けてくれない」と嘆き続けるのではなく、


助けてほしいとヘルプを出していってほしい。


「そんなこと、もう何年も前にやって、誰も助けてくれなかった」


そんな声も、会ってないのに聞こえてきます。


確かに、その時代はそうだったかもしれない。


でも、今は新しい制度ができていたり、医療者側の知識や経験値が上がっています。


母も数年前に訪問看護が入った時、全く上手くいきませんでした。



その時はカンファレンスで具体的に説明できていなかったし、


服薬確認とバイタル測定だけだったから。


「前にやってみたけど、無駄だった。」


「でも、今やってみたら全然違う結果が出た」


世は無常。


良くも悪くも、うつりかわるものなのです。


自分だけでは、引きこもりから脱出させられない。


そう思っている方、是非一度チャレンジを!


でも、だって、どうせ、うちは無理。



そのまま生きますか?


チャレンジしますか?


誰かに頼ってみる。


裏切られた時にガッカリする自分を想像したら、


躊躇してしまいますよね。


今より状況悪くなったらどうすんねんと。


そんな時は、まずは家族の相談相手となってもらい、相性を事前に確認すればよいのでは?


上手く行ったらもうけもん音符



新年度キラキラキラキラキラキラキラキラ



たった一つのチャレンジで、


家族の人生激変するかも?



とりあえず、読んでみてくださいビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク