こんにちは
ええ天気
昨日の後半のこと。
次女とテニスの壁打ちから帰宅し、私は教頭との面談にむけて準備。
一応、こちらが真面目に伝えたいことがある時は、身だしなみを整えます。
いつもはカーゴパンツにトレーナーとか、カーディガンで過ごしていますが、
襟付きのシャツとスラックス変更。
足元は汚れていない方のコンバースのスニーカー。
私はこのお口が勝手に動いて、言うべきことはハッキリ言ってしまう為、
怖がられないよう、顔まわりは少し優しい感じに見えるよう、薄いピンクのマスクと丸いデザインのイヤリング。
印象て大事で、だらしなさそうとか、いい加減そうとか、キャリアウーマンほどのパリッとさとかも、私的には避けます。
キチンとしているけれど、フレンドリーな感じで、この親子の為に何かしてあげたいと思えるような雰囲気をかもしだします。
教頭とは初めて話すので、最初は挨拶から。
私は人見知りを本当に全くしないので、笑顔で自己紹介とお時間をとっていただいてありがとうございますと伝える。
お時間をとってもらうことは残業につながることになる。
次女が登校できなくなった理由と、私のお気持ちを文章にまとめてきたので、一読してもらうようお伝えしました。
教頭は読んだ後、具体的に一つ一つ聞いてこられた。
それを説明するために、授業で使われているプリントや、テスト予告一覧、提出期間のあるノートまとめ課題の次女のノート、以前漢字ノートのS評価の競い合いで2時間かけて書いていたノートなど、全て持参し説明。
隣のクラスと同じ授業内容だけど、次女のクラスだけ授業時間内に終わってないから、休み時間や放課後にやっていると。
担任は保護者や他の先生の前では言葉遣いや態度がものすごく丁寧だけど、子供の前では全く違うらしいということも伝えた。
具体的にどんな風にと聞かれたので、
次女がやっていたモノマネをそのままやりました。
教頭は担任の今までのことを全く知らなくて、驚いておりました。
学級崩壊気味で、廊下に出された子がそのまま散歩に行くこともあると伝えると、
顔色が変わってノートに書いてました。
ただ、その子は学校から飛び出すこともないし、多動傾向だから廊下に時々出された方が精神的に楽なのかもしれないともお伝えしました。
話をしていると、
「これ(テストや課題一覧表)見たら、大人でもしんどいと思います」
と共感してくれました。
よかったー
今日はどんな風に過ごされていたんですか?と聞かれたので、
「公園でテニスしたりパンを食べたりしていました」と正直に伝えた。
私は校長と教務主任の反応がイマイチと感じたことがあり、今回は教頭狙いでアポをとったのですが、
その時「明日やったら話し聞けますよ」と言う反応が気になり、
さらに長女の適応指導教室の方のママ友にも残念ながらイマイチだよと知らされ、
ガビーん間違えたか?と思いましたが、
めっちゃ話聞いてくれたし、分かってくれたと思う。
ただ、今まで不登校のことに関して関わった経験が、明らかに無さそうでした。
長女の話をして、初期対応で可哀想なことしたので、今回はおだやかに対応すること心がけていますと言うと、
教頭「今の時代は、無理に学校に行かさなくても良いってことになりましたよね?だけど、やっぱり高校・大学と進んで社会に出る時に、それでいいのかな?と思うんです。」と答えられた。
多分、不登校になった子の先を、本当に知らないのだなぁと。
で、長女の話をしました。
「私も以前は長女が不登校になった時、学校まで引きずって来てたんです。
仕事もしていたし、とにかく保健室まで連れてきてバトンタッチして。
そしてどうなったかと言うと、人格が変わってしまうほどメンタルが病んで、外に出られなくなって、前髪も伸び放題になって大変なことになりました。
しばらく引きこもって、そろそろどこか良いフリースクールでもないかな?と探していたら、
たまたま〇〇校長先生(先生の中では超有名)が赴任してこられて、
適応指導教室を紹介してくださったんです。
適応指導教室では長女に対して本当によくしてくださって、5年も在籍していました。
〇〇中学校では不登校の子に対する対応が本当に温かくて…
しかも〇〇教頭は毎日別室に来て一緒にゲームしたりしてくれてたんです。」
教頭「〇〇先生知ってます。ええー!そうなんですか…」
私「長女は今、通信制高校に通っているんですけれど、そこの顧問の先生が元公立の先生で、〇〇先生て言うんですけど…」
教頭「あ、知ってます!ハゲてる先生ですよね?元同僚です」
私「その先生も、学園祭とかに行くと先生の方から『お母さん最近どう?(長女)ちゃん、学校では頑張ってるよー」とか声をかけてくれるんです。一年生の単位は取り終わって、1月から3月まで授業がないので、今は週に3回アルバイトしてて、優しいおじさんやおばさんに囲まれて上手く働いてるんですよ。」
教頭「そうなんですか?凄いですね」
私「不登校になった子の5人に1人はひきこもりが続くといわれているけれど、私は周りの大人の関わり方次第だと思うんですよ。」
教頭「たしかにそうですね。」と。
他にも色々話しましたねー。
「「大造じいさんとがん」の感想は、子供は大造じいさんて必ず食用として必要でもないのにやたらがんを狙ったりするのも変やし、猟銃が届かない距離にいるに羽の模様はわからんやろとおもうし、鳥の気持ちとか誰にもわからんのに話がすすんだりするけど、そんな事書いても良い評価もらえないし、
先生が書いて欲しい文章を考えて書いてるんですよ。最後は大造じいさんてええ人やなみたいに書かないと良い評価もらえないし。
賢い子はみんなサクサク嘘ついて書いてると子供ながらに思ってますよ。日本人はアメリカ人に比べて自分の意見が言えないから、義務教育で自分の意見をまとめる練習するようになったと思いますけど、結局日本人だから先生の気持ちを想像して忖度する練習みたいになってるんですよ。」とかね。
そしたら、
「もう、子供の方が1枚も2枚もうわてなんやね確かに道徳もそうですもんねー笑」と言っておられました。
で、最後は今後どうするかと言う話になり、事前に考えていた案を伝えた。
次女が懐いているおじいちゃん先生の空いている時間があれば、その時間に親子で来るのでテスト受けたりコミュニケーションとったりさせたいと。
教頭はその先生のあいている時間を確認し、すぐに電話で連絡すると言ってくれました。
また、私が持参したプリントや課題をコピーさせてくださいと。
各学年の学年だよりは管理職が毎月チェックするけれど、
授業で使うプリントや課題は、事前にチェックすることはないそう。
それぞれの先生に任せきりなんですね
そりゃ、野放しになるよねー
教頭は学校と外部との連携が仕事で、
教務主任は中、と役割があるけれど、
内情を知っておくのも仕事だから、また気になる事があったら教えてくださいとのことでした。
時間が長くなったことを詫びると、
教頭「いや、お母さんの話しは的を得ているから。もっと口調がきつい方もおられますし、何度も同じ話しをグルグルされる方もあるんで…」と。
私「私もまぁまぁハッキリ言いましたけどね」
教頭「はい」
とのことでしたー
帰宅後、すぐに連絡がきて、
10時に第二保健室に登校して養護教諭が対応してテスト。
そのあとに、次女と仲良しのおじいちゃん先生と合う。
と、段取りしてくれました。
教頭先生、感謝です
で、今日は無事その通り登校できました。
次女は髪を一部三つ編みにして、前髪もカット。
学校への足取りも軽く、早歩き。
(長女の時は、牛歩戦術でした)
体重測定して、テスト受けて、
おじいちゃん先生と理科のモーターカーを完成させてました。
途中、細かい部品を探す時
先生「インベーダーゲームのさ…。あ、インベーダーゲーム知らんか」
私「先生、今時の子、インベーダーゲームは知らんのちゃいます?ジェネレーションギャップー!笑笑笑笑笑笑」
先生「お母さんに笑われたインベーダーゲームは昔喫茶店にあったんや」と。
もう、私のツボでしたよ。
子供達にしてみれば、何世代のジェネレーションギャップよ
次女の友達は、この先生が「時々何か言って自分で笑ってるけど、わからん」と言ってて、
多分こー言うことよねー?笑笑
次女は、お年寄りなれしているから適当に合わせられるけどね。笑笑
異世代交流って大事だなぁと、かんじたのでありました。
明日は給食の時間に行って、第二保健室で養護教諭と食べて、漢字50問テスト受けて帰る予定。
今日は登校した時に教頭が色々と気を利かせてくれてました。
マジ感謝です
うちの子を皮切りに、不登校の子に興味や関心を向けて貰えたら嬉しいです。
因みに教頭は、元体育教師。
中学の教頭や校長って、体育教師上がりの人多いの知ってます?
私が今日ブログに書いた〇〇先生は、ほぼ体育教師上がり。
だから、先生同士は知り合い。
知り合いが不登校対応頑張ってるなら、俺もやってみよっかなーって、
多分思ってくれたと思う
先生、頼りにしてるよー