こんにちは
今日、次女は新学期。
行きたくないとは一言も言わず、自分で早起きまでして大荷物をもって登校。
先ほど帰ってきて、昼ごはんを食べたら即男の子と遊びにいきました
長女はなんと、今日が終業式でした
通信制高校て不思議ー。
前期後期制なんだけど、すでに1か月くらい登校してないし、なんで今日が終業式なん⁇
まぁ、とりあえずまだ休みてことなんよね。
長女は、「あー、行きたくない」と言ってました。
10年目です。笑
もうね、姉妹を見ていると気質ですね
生まれつき学校に行きたくない人と、
行きたい人とがいるんちゃうかな?
長女、終業式のあとは一人で映画を見に行ってます。
学校から映画無料チケットをもらっていて、感想文を提出したら特別活動に認められるとか。
新学期。
不登校の子供さんがおられる親御さんにとっては、毎朝の起きる起きない、行く行かない問答が始まりますよね。
早速、それが始まった方。
お疲れ様です。
いじめとか、勉強が嫌いとか、理由がハッキリわかっている不登校もあれば、
よーわからんけど行きたくない子もいます。
がんばらせるべきか、休ませるべきか、悩みますよね。
思春期あたりには、起立性調節障害(OD)という病気になって、朝起きられなくなるという子もいます。
診断は病院で寝たり立ったりして血圧を測るのですが、その時はたまたま調子が良くて、診断にいたらないこともあります。
朝の怠さ・眩暈・頭痛・失神などの症状があります。
これは、元気だった子が突然発症したりします。
思春期はホルモンバランスが不安定だったり、身長や体重が増え、自律神経の調整が上手くいかず、血圧がタイミングよくあげられないことが原因とされています。
また、心の影響が結構出るので、追い詰められると悪化します。
「子どもの心身症」の中にも含まれます。
これが本当に厄介で。
貧血とかなら採血して明確に診断され、薬を処分されてヘモグロビンが回復したら調子も戻るけども。
血圧って、日内変動あるし、夕方から調子が上がってくるものだから…
よくあるのが、
お父さんが出勤する時には布団から出られないのに、
お父さんが仕事で疲れて帰ってくる頃には、エアコンの効いたリビングのソファーでYouTubeみて笑っているなんてことになってしまい、
もうお父さんの怒りがMAX
「そんな元気あるなら学校行け!」
「怠けてるだけや!」
「誰のおかげで飯食えるんや!」
となるわけです。
だいたいは、お母さんの方が先に子供達のことを理解しますので、
子供のメンタル優先で見守っているのですが、
お父さんの怒りはお母さんにまでとんできて、
「お前が甘やかしているからこうなるんや!」とか言ってきたりもします。
子供達の前で夫婦喧嘩が始まりますから、
リビングから子供勉強に居場所は変わるのです。
それでも追いかけて、お父さんが子供部屋に怒鳴り込んでいったりすると、
次は籠城したり、引きこもったりしてしまうのです。
元々学校生活が上手く行っていたタイプの子供が思春期で起立性調節障害になると、
不安は強いと思います。
というのも、小学校低学年から登校しぶりや不登校の子の存在を、そうじゃない側からみていたわけなのでね。
自分は学校で楽しいこともあったけど、
辛いこともあって、色々我慢して登校していたところもあったし、
不登校ではない子の一部の子が、不登校の子に対する厳しい指摘をしているのも知っているわけなので、
自分がその立場になった時に、学校の中でどんな風に思われているのだろうかという不安は、
不登校ベテランの子に比べると、とてもとても大きなものだと思います。
そして、親の方もそれは同じで。
今まで登校できていたという証明があるのだから、必ずできるはずだと思ってしまう。
不登校のことなんて、不登校じゃなかったら知識ないですからね。
この時期は、本当に危機的状況なんですよ。
本当、危険な時期。
お父さんがWi-Fiを切ろうものなら、自傷か他害に及びます。
お父さん側からの視線で想像すると、本当に憤る気持ちはわかります。
お父さんは外で必死に頑張っているわけなのでね。
でも、怒りをぶつけることで解決することはないんです。
それを続けると、親子関係も夫婦関係も破綻します。
子供は今までとは変わり果てた生活になった自分の不安を、
動画を見たりゲームをしたりしている間だけ忘れられているのに、
それを取り上げられるというのは、息をするための空気を取り上げられるのと似たようなものなんですよね。
本人は、勉強・受験・将来・就職について、すでに相当不安に思っています。
お父さんがやるべきことは、頭ごなしに怒ったり、感情のまま暴力を振るったり、社会で通用しないとなじったり、無視したりすることじゃない。
まずは、起立性調節障害のことを勉強して欲しい。
そして、不登校になっても、通信制高校(だけではないけど)なら、成績や出席日数がなくても入学できるし、そこからゆっくり勉強して、大学進学や就職している人もいることを知って欲しい。
子供達が不安になるようなことを言わず、安心して動きだせるような言葉をかけて欲しい。
調子の良い夜に、子供さんとドライブでも行って欲しい。
数回だけでも仕事を休んで診察に一緒に行って、
ドクターから説明を受けて理解してほしい。
家族が同じ知識や意識をもって、この病気に向き合わないかぎり、
無知な余計な一言が家の中で溢れかえり、
子供の回復はどんどん遅れます。
不登校よりも本格的な引きこもり(自室への閉じこもり)を作り出しているのは、最終は厳格すぎて理解のない家族かもしれません。
(もちろん全員ではありません)
最初は皆、戸惑います。
知識もないし、余裕もない。
今までの生活が崩れて悲しいです。
でも、それを長引かせるのは、本人だけの問題じゃない。
家族で、家族として成長していく必要があるのだと思います。
不登校親の会に、ご両親が揃って参加されたこともありました。
凄い!大人!と思いました。
いや、みんな大人ですけどもね。
そうじゃなくて、精神的に大人という意味です。
起立性調節障害は、大人でもいます。
昔は自律神経失調症と言われてました。
朝が弱いのが特徴かな。
母も姉も弱かったな。
姉は今は早朝から弁当つくって、バリバリ元気ですよ