こんにちは晴れ


今日は爽やかな晴れでした。



読書dayと決めていたので、2冊読みました。


一冊目はこちら。




これね、私がずーっと大切と言っていることを、


この先生が本に書き上げてくれておりましたおねがい


「子供を追い詰めて、単なる不登校から精神疾患にまで発展させない。」


学校に行かねばならない。

行かなければ将来が台無しだ。

友達とも縁が切れて一人になる。

他の人ができることが、自分にできないなんて。


子供自身がこれらを強く思って精神疾患に陥っていく。


本人は渦中だし、なかなか自分から学校行かなくても良いとは思えない。


まずは親や周りが、メンタルヘルスの知識をもって意識改革する。


予防が大事!


もし、精神疾患を発症しても、早期対処が大切。


あと、知らなかったのですが、


2022年度4月から学習指導要領が変わって、


高校の保健体育の授業で「精神疾患の学び」が始まっているそうです。


精神疾患の発症は、思春期が好発年齢なので小・中学校で教え始めた方がよいとの意見もあるそうです。


それ、本間大事な授業だよねー。


15〜39歳までの死因第一位は、自殺なんですよ。


病気でもなく、事故でもない。


少子高齢化時代はさらに加速して、税金やら年金やらひーひーいうてるならば、生産年齢人口の命を守り抜かねばビックリマーク


一人一人、無理せず、幸せに生きるための知識を得る。


大事よー。


(余談ですが、高校で金融教育も始まるらしい!今まで何故かなかった、お金についての授業。投資のことも学べるとか?時代は進化してる)


次はこちら。


そもそも、何故不登校に陥るのかを説明してくれている。


発達段階とか、思春期のことを詳しく書いてくれています。


理想の自分【自己】と、本当の自分【自我】


自己の一致が難しい。


周りに合わせ過ぎる自分。理想の自分。


それに対して、


合わせられない自分。


もう、開き直って【自分はこんなもん】と思えたら楽なのに、それができないから苦しいのよね。



あと、すごく勉強になったこと。


家庭内暴力と不登校の事例紹介について。


中2の息子さんが不登校になって、お母さんへの要望がエスカレート。


なるべく答えてきたが、「新しいゲームを今すぐ買ってこい。」など、むりな要求をして脅迫してくるようになった。


断ると暴れたり、癇癪を起こしてもう限界。


「お前のせいでこうなった!」と責めてくる。




あるある話かもしれない。


というか、家庭内暴力まで行かなくても、無理な要求を永遠に続けてきて、答えられないと癇癪を起こしたり、ずーっと文句いってきて追い詰めてくる。


これに対し、児童精神科医であるこの先生は対応方法を示してくれています。


子供さんの言動で困っておられる方、是非読んでみて下さい。


これは、「試し行為」


子供の要求をそのまま受け入れてあげた方がよいという意見があるが、


家庭内暴力や母親の負担が強すぎる場合は、そうではないらしい。


「お前のせいだ」と子供に言われて、母親が自分を責めてしまうことがあるが、


そもそも暴力が母親に向いている場合は、今までしっかり面倒みてきたからこそだそう。


虐待などの家庭内環境の悪さからの場合、外での非行となるそうです。


「お前のせいだ」は、子供の「うまくいかなさ」が原因で、単なるお母さんへの八つ当たりだそうですよ。


なんか、ちゃんと面倒見てきたからこそって、安心しますよね。


それでも、そのまま八つ当たりされていては、お母さんの健康が保てません。


子供のメンタルヘルスも大切だけど、


お母さんも同じくらい大切!


で、どうしたら良いかというと、お母さんが離れて第三者がかかわる。


まず、父親がしっかりと関わることだそう。



ここ、本間かな…


私が思うに…


ここであるあるなのが、不登校の知識なしに

お父さんが「こんなことでは社会で生きていけないぞ」と、ただ怒鳴ってしまうやつネガティブ


よほど勉強してくれるお父さんでないと、余計拗れるよね…


児童精神科の先生や、臨床心理士に夫婦で一緒に会いに行き、対応方法を学ぶ。


それからお父さんが関わる方が良いと思う。


本当に家庭内暴力(親だけではなく、兄弟姉妹にも及ぶ場合も)が酷い場合は、児童相談所や警察に相談です。


暴力がない場合は、役所の相談窓口や保健所です。

心理学を学んだ人が助言してくれます。


本の中には、入院したことがきっかけで、驚くほど落ち着いて、そこで働くスタッフの〇〇さんみたいになりたいと目標までできる子もいるそう。

(入院させられた時は親に対して怒鳴っていたのに)


そんなことが、この本に載っておりました。


どちらの本も、児童精神科の先生のものなので、しっかり根拠のある文章でした。


不登校の本も色々あって、


心理学の先生が書いたもの、


不登校の子供の親が書いたもの、


不登校対応を長年やってきた施設スタッフが書いたもの、


先生側が書いたもの。


それぞれの立場によって、一つの事例であっても見方は全然違うのですよねニヤニヤ


まんべんなく読んだ方が良いかなと。


ネット・ゲーム依存については、心理士は気のすむまでやらせたら動き出すってのが多いかな。


学校の先生側は、それに対して理解はできなさそう。


医師は、突然回線を切るような対応は絶対いけないけれど、依存症については根拠をもとに危険性を書いていますね。


ゲーム会社もお金儲けなので、そのためにやめさせない工夫をしている。


利用者のことよりも、収益優先なので、やっぱり危険は潜んでいるよみたいなね。


パチンコや賭博と同じく、課金が止められないとかえーん


親は…


やめろって言っても、やめられへんで〜というところまで行ってますので、どうにもできないと思うニヒヒ


というわけで、私は今日学びはあったけれど、


論文は一行も書けず。


先週書いたものを読んだら、



稚拙…



笑笑笑笑笑笑



私、大丈夫かな???ニヤニヤ