こんにちは


曇ってきましたね〜
今日、次女は朝から母と「おばあちゃん先生」のところに行っていた。
何度か登場するこの「おばあちゃん先生」
実際はそんな呼び方はしていなくて、
「〇〇さん」と呼んでいます。
90歳越えの母のお友達。
デイサービスで出会い、積極的に母に関わってくれている。
旦那さんは7年ほど前に亡くなったそうで、娘さんは遠方に在住。
近くに住んでおられた息子さんは、50歳代で亡くなり、お嫁さんやお孫さんとは遠慮という壁が立ちはだかっているようです。
かなりキャラの濃いうちの母と、積極的に関わろうとする方がおられることに感謝

なかなか寄り添うことって難しいタイプ。
でも、母は自分に優しく丁寧に接してくれる人の前では、暴れたりはしませんけども。。。
母の脳にも、ブレーキはちゃんとあるようなのです。
あ、もちろん母も父も、おばあちゃん先生に助けがいる時は協力をしています。
病院への受診や、買い物、気晴らしに喫茶店に車で連れて行くなどなど。
どれだけしっかりしている人でも、90歳越えの一人暮らしは不便だし、不安もあると思うので、うちの両親なりに気を配っている。
因みに、おばあちゃん先生は、両親が入院している時に用事があれば、私の自宅に連絡してきます

私、小さい頃に父方の曽祖母に良くしてもらい、一緒に出かけたりしていたので、お年寄りと関わることが好きです。
看護学校に入った時に、老年看護学の講義で、事細かに高齢者の特徴みたいなのを学び驚いた。
え?そんなん当たり前やん。何でいちいちそれを授業で学ぶの⁇と。
でもね、核家族で育って、お年寄りと関わったことがほぼない子は、全然理解できていないからわざわざ事細かに教科書に説明されているんだよねぇ。
自分にとっては当たり前に知っていることが、
他の人には全く違う。
これね、まぁ経験値ですよね。
生の体験。
現場に立つこと。
いくら教科書で学ぼうが、論文を読もうが、実際に現場で生の体験を積むことって本当に大切。
だから、子供達には色んなところに出向いて、生の体験をして、経験値を上げてもらいたい。
そこで何を思ったのか、何に困ったなのか、何に感動したのか、どう対処するべきだったのか。
それ無しに、人の気持ちを理解しようとしても、まぁ無理です。
つい最近、メンタリストさんがありえない発言をして炎上しましたね。
あの方は、背後に沢山の本を並べて、僕はこの本や論文を読んで学んでいますと身振り手振りをつけて話されます。
私的には、その部屋から出て、実際に自分や家族とは違う人と、どれだけの時間関わった経験があるのかな?と疑問に思ったのです。
いじめにあったとか、いろんな過去があったとして、その前に自分がこんな風に周りを傷つけていた事実は本当になかったのかというところにも疑問が湧いてきました。
それくらい、酷い内容だったと思う。
病院で働いている時、ホームレスの方が緊急入院して来られることもよくありました。
いろんな事情があって、ホームレスになっておられたのですが、入院時は足にウジがわいていた方が、退院時には綺麗なおじさま風に変身していることってよくあるのです。
私が看護師2年目の時、同期の子は入院時にどえらい臭いがするその方を、お風呂でピカピカに磨きあげました。
同期の子は、見た目ギャルでした。
お目目がマスカラでバチバチするくらいの子。
その子がやる気満々で、鼻に鼻栓をして、マスクを二重にして、手袋をして、その方をお風呂に連れて行きました。
プロだなぁ。
カッコいいなぁ
って思いましたよ


凄い臭いがする足に、沢山わいたウジを、一匹一匹鑷子で取り除くドクターも。
嫌な顔一つせず、自分のやるべき事を遂行し、他の患者さんと同じように関わる。
素敵です。
でもね、入院中関わるなかで、この方はなんでホームレスになっていたんだろう?って思うくらい、その方たちはちょっとおとなしい目の、普通のおじさんなんですよ。
別に特別何かがおかしいとかじゃなかった。
もしかしたらね、今たまたまひきこもりの人がね、ご家族が理解して生活している間には幸せに暮らせていると思うけど、
急に家族が事故で亡くなったり、働けなくなったり、高齢で亡くなったりした場合、住む所を追い出されて路上に…なんてこともあるかもしれない。
そのパターン多いかも…
ただ、その時の流れでそうなってしまって、生活保護さえ知らない、申請の仕方がわからないってなっている場合もあるんだよねぇ。。。
メンタリストさん。
あなたも、ご両親が小さいころに両方共亡くなっていたり、一人っ子だったら、その部屋にいることはできたのでしょうか?
出る杭は打たれますが、良い出方と、その出方は打たれるだろうという出方があると思うのです。
メンタリストと言いながらも、もしかして反対側から考える力が無い方なのかな?とも思うし、それができないからこそ、沢山の本を読むことで、普通はわかるだろっていう感覚を一生懸命カバーして補っている人なのか?とも思うから、難しいところだけれど。
その他にもゆたぼんや、そのお父さんについての批判も、わざわざ他のYouTuberとコラボして発信していましたね。
義務教育の期間に限定されたYouTuberだと。
いや、あなたまだ子供もいないし、ましてや不登校の子の親側の経験はないよね…?
当事者ではないのに、何故に強気でカメラに向かえるの??
謎。
私はゆたぼん推しではないけれど、現場で生の経験を積んでいることに関しては、良いことだと思う。
メンタリストさんも一度、その本や論文が正しいのか、全て現場を見て回った方が良いのではなかろうか?と思う。
論文て、バレていないだけで、データの偽造もあるしね。
ただ、私は現場で経験だけを積んで自信をつけすぎるのも危険だと思っていて、やっぱり両輪で前に進むことが大切。
メンタリストさんも、ゆたぼんも、対立するのではなく、補い合えればよいのにね。
そしたら凄い良いパワーになると思うけど。
今は、ただの無駄なパワーが渦巻いているよね。
ゆたぼんくん、
「学校行ってたのにそんなこともわからんの?」ではなく、
「学校では学べないことを現場で沢山学んだので、良かったらお伝えしましようか?」
と言えばよいのかもしれない。
言われたから言い返した感が凄いし、それはまた投げ返されてしまうやり方かも。
やられたらやり返すことは大切とは思っている私だけど、やり返す時はその手法も大事かな。
メンタリストさんも、今から色々学ぶそうなので、それが文字からだけじゃなく、現場でも学んで、それをいろんな人に発信することで信頼を得られるとよいですね。