こんにちは

冷えてきている京都です

昨日、不登校親の会 ゆるっと♪kyotobase開催しました。
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その会の後、実家で晩ご飯を食べていました。

父がルーティンで誘ってくるので、わりと遠慮なく実家で週二回食べています。
で、夕食中に母がもうすぐ退院だね〜と言う話になった。
母は若い頃から部屋が片付けられない人です。
服も床やベッドにてんこ盛りだし、衣替えなんてできないし、シーズン終わればゴミ袋に詰めて、捨てるでもなく、次の服を買う。
目で見えないものは、探すことはなく、消えた、無くなったと感じるらしい。
だから、母がいるとダイニングテーブルに物がのりまくり、床にもカバンやら趣味のものやら散らかります。
目に見える範囲に置かないといけないので…
父もそれほど掃除は好きではなく、整理整頓も苦手でしたが、実家を新築してからは片付けを頑張っているので、今は母の散らかしがすごく気になるらしい。
母の部屋はすぐにゴミ屋敷状態になるので、父は入院中に片付けている。
で、ですね。
父が私にお願いしてきた。
「ばぁの部屋のクローゼットが上手く使えてないから、部屋が散らかるんやと思う。
引き出し式の収納ケースを追加で買ったし、整理してやって。
あと、一年に一回しか使わへん子供の浴衣は、クローゼットの上と下の収納ケースに移動したし。」て。
私と長女の反応は、「ええ!
」


でした。
ゆ、浴衣を移動したん⁇
それは、絶対あかんやつ

多分、普通に考えたら出しやすい引き出し式の収納ケースに、一年に一度しか使わない浴衣セットを入れるのは、効率的ではない。
しかし、母にとって孫娘四人分の浴衣は、他の人とは違う特別な思い入れがあり、父が勝手に移動してよいものではないのだ

母は町内の夏祭り前になると、「孫娘に浴衣を着せて、小物も平等に可愛いものを揃えなければならない」と言う、脅迫観念が強くなる。
げたも、籠バックも、髪飾りも、帯も揃えておかねばと、買い物に行きたがる。
楽しいお祭りが、可愛いものの取り合いのせいで、泣く子が出ないように必死なのだ。
なのに、父は母が入院中に勝手に移動したのです

しかも、父が二箇所に分けて入れた収納ケースは
画像借りました。
このタイプって、入れたら重いし、背中を12椎間固定したおばあちゃんが移動させられるものではない。
それを椅子に乗って下さねばならない棚の上と、屈まないといけないクローゼットの下段に分けて入れたと。

それは、母が絶対に自分で出せないし、見ることさえできない。
夏祭り。
いつもは頑張れないことが多い母も、その日だけは汗だくになって孫娘に浴衣を着せてやり、一年分の満足感を得ているのだ。
その母の気持ちは、私も姉も娘達も当たり前のように理解していた。
それを父も毎年見ていたはずだから、わかっているものと思っていた。
が、全然わかってなかったー

だから、父には一から百まで説明。
でも、
父は「でもな…。」とか、「いや、それはな…。」とか、説明を始める。
私「いやいや。そうじゃないねん。いま大事なのは何?効率ではないのよ。ばぁが家で機嫌よく過ごせるかどうかなんよ。わかる?自分のこだわりを人に勝手に壊されたり崩されたりしたら、腹立つやろ?」と、こちらも熱弁をふるう

頑固な父に勝てるのは、親族の中で私の口だけ。
娘達は、私が必死で父に説明をしている姿を、そばで見守っておりました。
次女は、「ママの言う通りやと思うけど、おじいちゃん、ばぁのために頑張ったのに、ちょっと可愛そう
」て。

私も父がシュン太郎になるまで熱弁をふるいたくないねんでー







もう、昨日は疲れはてて、運動せずに寝ました

昨日はとりあえず説明だけで終わったので、今日は朝から実家へ行き、クローゼットの整理をしました。
浴衣は元に戻して、母のクローゼットと、ウォークインクローゼットの方も全て整理。
母が退院したら一緒に収納場所を考えるべきと判断し、とりあえず分類わけしておいた。
母はADHDっぽいタイプだから、父にその説明がされている本に付箋を貼って渡し、読むように促した。
元公務員の父は、本からの吸収はよい。
少しでも理解が進めばよいけど…
なかなか難しいかな…
45年以上一緒にいて、これなんだから

浴衣の件は、退院した日に大きめの地雷を踏むところでしたよ…。
本間上手く行く気が、全然しない…。