こんばんは

今日、スマホを触っていたら、いつの間にかこんなYouTubeに出会った。
↓
⭐︎⭐︎⭐︎子供って、親の関わり方や、周りの環境でこんなに人生が変わるんだーって。
私は今日この人達を知っただけで、まだどんな人達なのか知らないし、加藤さんって方が元暴走族の頭で、今は更生して立派なお仕事をされているのかなー?みたいな、明らかニワカってやつだけど。
ただ、ユウシン君が、今ちゃんとしたお仕事をしているってのは、本当に凄いなと思う。
あのまま大人になっていたら、おそらく犯罪を繰り返してしまっていただろうし。
小学校の養護教諭が19歳の元教え子をなんとかしようと、更生依頼をかけたってのも、なんかジーンとくる。
そこに愛がないと、ただ通り過ぎた生徒扱いなんだし。
怖いなっておもったのは、
親って、当たり前だけど親になるための教育を受けて親になったわけじゃない。
学校で親とはこういうものですって教えてもらえるわけじゃない。
子供に対しての関わり方とか、自然と自分の親がお手本になってしまうことが多いのかなーなんて思う。
そう考えると、子供達は生まれた時から、生まれたその環境が当たり前で、理不尽な環境であることにも気がつけない。
私、大丈夫かな?と、ちょっと思ってしまった。
ブログに登場する私の母は、ご存知のように双極性障害をもっていて、私が小学校中学年くらいから保護者としての役割は果たせていなかったと思う。
とにかく、暴れたり寝込んだり、結構大変だったのです。
家事全般、父や祖父母が代わりにやってくれていたけど、皆んなクセが強くて誰もが部分的に担当する感じ。
祖父母が入院したら、洗濯物は数日止まるし、流しに食器もたまる。
祖父母にヘルパーさんが入ってきていた時もあったけど、同居しているのに、晩ご飯は祖父母の分しか作れないとか、掃除も共用部分はできないとか、わりとごぢゃごちゃ言っていた。
二世帯住宅ではないから、ほぼ共用部分だし。笑
忘れもしないのが、母が半年ほど入院したとき、謎にほぼボランティアのヘルパーさんが来て、ご飯を食べた後にニッコリ「ごちそうさまでした。」と言って、流しに食器を置いたら
「自分で洗って
」と冷たく言われたこと。

誰もあんたに洗ってって言ってないけどな。
愛が無いボランティアは本間いらん!
この人だけだった、こんな態度やったのは。
まだ小3だったのに。
洗えなくはないよ。
いまでも覚えているってことは、物凄い嫌な気持ちになったから。
半年も母親が入院して不在の子供に対して、私ならそんな声かけはしないかなー

しゃがんで、目線を合わせて、お口に合ったかな?って、頭なでなでするかな。
色々あって、中学生になった頃には母親のこと、
「保護者」という感じでは無いと心に線を引いて、自分のことは自分でやっていた。
学校への提出物も勝手に判断して出していたのです。
洗濯機に部活の体操着を入れたからと言って、必ず洗濯してもらえるわけではないから、自分で洗って干していた。
日曜日に父が作ったカレーかシチューかおでんを2、3日食べていた。
必ずクンクンと腐っていないか匂いをかいで

だけども、それでも他の家庭を覗き見ているわけじゃないので、うちの家庭がかなりゴチャついていること、明確にはわかってなかったかな。
母親の言動も、自分が看護学校で精神疾患についての理解を深めるまでは、⁇⁇の連続だった。
父もわかっているようで全然わかってなくて、本格的に双極性障害の文献を読んだのは3年ほど前かな。
しかも私が読みなさいと促して。
遅!笑
母は未だに自分の病気を自分で理解しようとはしていないし、コントロールする気も無さそう。
家庭環境が悪くて不良になった。
昔、良く聞いたなー。
私は、ヤンキーが同級生にいた最後の世代だったので、本当に良く聞いた。
小学校の時に仲良しだった子がドヤンキーになったし

それを横目に中学生の私が思っていたこと。
本当に可愛くないですよ。
「かまってほしいんかいな。親に不満があるなら、自分が早く稼げるようになって自立したらええやん。暴れて先生の手をわずらわさんでもええやん。」
うわ
性格悪。

でも、今は家庭環境が悪くて不登校になった
なんて言われる時代なのかな。
いや、不登校にも原因は色々あるんだよ!

て、思うと同時に、
あの時代の親御さんも、
不良になったのにも原因は色々あるんだよ!

って思っていただろうなぁ…。
これを書いていて、思ったこと。
私はこうやって生きてきたから、
だから私は娘たちに自律や自立を促そうとするんだ。
やっぱり、育った環境は自分の育児にも影響が出てくるんだなー。
そう思うと、やっぱり何となく怖いな。
何ごとも一歩一歩一つずつ。
かつ、それが本当に正しいのか自問自答していかねばなーと思うのでした。
あ、ちなみに私の育った環境はとてもゴチャゴチャしていたけれど、それでも楽しい日はあったし、お互いができるところを頑張っていたし、助け合ってもいました。
だから、私の育った環境のおかげで、高齢者ってどんな風に衰えていくのかとか、精神疾患をもつ患者の家庭がどんな感じなのかリアルにわかるし、大人になった時、本当に役に立った。
何ヶ月も寝込むとか、暴れるとか、外でトラブル起こすとか、なかなか想像つかないもんだしね。
なので、娘たちにもなるべく囲い込んで守るのではなく、積極的に沢山の人と関係を持つように促しています。
今日、長女が実家に行ったのは、おそらく私の父が家に一人で寂しく無いのかな?と思って行ったっぽい。
夕方は二人で散歩にも行っていた。
中2女子とおじいちゃん。
二人で散歩って、なかなか無いよねー

なんだかんだで、私の母も父も孫には愛情を注いでくれているので、こんな関係があるのだと思います。