中1長女
小1から登校渋りが始まり、小4の3学期に完全に不登校で引きこもり。
おそらくHSCと体力がないことが原因で登校しにくいようです。
小5の五月終わりあたりからフリースクールのようなところ(他県では適応指導教室)に通い、学校の行事には頑張って参加するというスタンスでやってきました。
中学入学後は週4回のフリースクール通所と、中学の別室登校を週1回しています。
小2次女
たまに登校しぶりはあるモノの、スイミング・ダンス・英会話を楽しみながら習っている元気っ子です
期末テスト二日目、行きました

しかも、笑顔で!前向きに!なんなら自信ありげに

昨日も、わからなかった数学の問題を、珍しく機嫌の良かった旦那に教えてもらって喜んでいた

テストの後って、すぐ中学から帰宅できるのに、わざわざ中学から適応指導教室まで自ら徒歩と電車を使って通所し、勉強して帰ってきた。
帰ってからも、友達と和気あいあいと勉強をしていた。
夕食後に仮眠をとり、いつも寝起きか悪いから、もう今日はダメかなーと思ったら、部屋にゴキブリが現れて大騒ぎになり、パチ
っと起きた!


ゴキブリさん、ナイスタイミング!
ドラマを見ながら英単語の問題を出してやると、嬉しそうにホワイトボードに書いていた。
practiceとpictureがなかなか覚えられない様子でしたけど

そのあとも地理の雨温図、乾燥帯とかサバナ気候とか絶対出るから復習し、担任の先生が良くしてくれるし理科の点数は取りたいからと、もう一度進研ゼミの問題集をやると言って、寝たのは12時半。
それでも6時すぎに自ら起きてシャワーを浴び、ネットで社会の時事問題を検索していた。
なんなんでしょうか。
やっぱり、充電できて、やりたいと思えた事は全力で頑張れるんだ!
あの時、どうなるの?と思ったけど、
丁寧に丁寧に環境を整え無理させずやっていけば、力を発揮できる時が来るんだ!
あの頃、不登校から脱出したお母さんのブログを読んでも、信じられない気持ちでいっぱいだったけど、うちにもこんな日来ました

もちろん、客観的にみれば、立場は不登校であることには変わらず、テストは別室で受けています。
授業も受けず一学期にテストもない副教科の成績は一体どうなるのかな?
斜線?1?
でもこれは、また長女と学校と話し合って、残る一学期にやれる事はないか、二学期はどうしていくか考えていかなければならない別の課題です。
まずは5教科、長女が努力した、そして中間より期末は、自律して学習に取り組めた。
そこを、褒めてあげたい!
成功体験の積み重ねで自己肯定感を高める作戦!
(最近のマイブームです
)













そしてそして、昨日は午後から、別室の「親の会」がありました。
主催はなんと、別室の先生です

ゆるっと♪長野のみやちゃん、ゆるっと♪kyoto baseに参加してくれている碧さんのブログを拝見していて、校内の不登校親の会を立ち上げようとされている事を知りました。
なんと、うちの中学がくれた案内には、
「第146回 親の会のご案内」

146回て、凄くないですか⁇⁇
初参加でワクワクしました。
別室の横の部屋、和室で疲れた子供が休憩を取れる部屋を親の会で使わせてもらいました。
ゆるっと♪みたいにお菓子あり、飲み物あり。
しかも、参加費なし

今回は、参加者が多く6名、別室の先生1名、支援員さん1名、担任の先生が途中から入れ替わりで2名でした。
自己紹介含めた話は、みんな止まらず2時から4時半まで

話を聞いていると、みんな繊細で優しくて、人に話しかけられなくて、細かい作業が好き、物作りが好きな子が多かった。
個人情報もあるし、皆さんのお話はできないけど、教室に行かせようとすると体調を崩したり、朝起きれない、顔の表情が変わると。
あるあるやなー

小学校低学年からの登校渋り、不登校はうちだけで、もはや私はそこでは不登校の親のベテランなのか??と思ってしまいました

またまた、私が辿り着いた個人的な考えをお話しました。
HSCと言われる繊細な敏感な子がいて、うちの子はそれだと思う。
人数が多い教室はどうしても疲れてしまう。
教室に行かせて勉強させようとすればするほど、子供はエネルギーがなくなり、勉強どころか日常生活もままならない。
さらに行かせようとすると、病気になることもある。
目標は、自分の事をちゃんと理解して、自分のペースで自律した大人になること。
だから、今教室に戻すことが、その目標を達成することに必要かといけばそうではない。
それにこだわることで、全てできなくなるより、娘に合った環境で、今出来ることを一つ一つ丁寧にやっていき、低いハードルをこえて成功体験を積み重ねさせたい。
そうすれば、いつか高いハードルも超えられるかもという自信が出てくるかもしれない。
あと、先生へのお願いもしました。
子供達が学校に行けなくなった時、なかなか別室や適応指導教室のお知らせをもらえないことがある。
それは、少しでも教室の友達と縁を切らない、授業の遅れを取らせたくないと言う気持ちだとは思うけど、逆効果。
辛い時に高いハードルを越えろと言われても、身体的にも精神的にも無理で、自分と戦っている間に、薬をのまないといけないような病気になってしまう。
そこから這い上がるのはめちゃくちゃ大変。
だから、早く安心できる環境を紹介してほしい。
と。
先生方、納得して下さりました。
先生方も、頑張ろうとしている子に、自分から別室等を紹介して戻れなくなったらどうしようって
気持ちがあって言いにくいところがあったけど、保護者からそんな意見をもらえると紹介しやすいですって言われていました。
こちらとしては、とりあえず紹介してもらって、どこに通うかは本人が決めれば良いこと。
何も情報がないために、教室に行けない、お先真っ暗だ人生終わった
と悩み、病んでいくのはもったいない!

親の会で、他のお子さんの状況もわかり、それをうまく長女に伝えることで、今後別室登校をする娘の安心にもつながるなぁと思いました。
本当にありがたい中学です

感想文の提出を依頼され、それは他の先生方も読まれるようなので、このブログの内容を抜粋して書こうと思います。
多分うちの中学の先生、気がついてない。
ただの公立なのに、こんな素敵な対応をしているのは、他にあまりないってこと。
ごく自然に、当たり前のように取り組んでいただいていること。
私はめちゃくちゃ感謝していること。
先生が気付けるよう、感想文にフィードバックするぞー!