中1長女

娘が不登校の為に、〇〇市の施設 〇〇センターを利用させていただき、大変お世話になっております。先生やスタッフの皆さんのおかげで引きこもりにならず、勉強も娘のペースで頑張っています。静かで畑や調理室、運動スペースもあるセンターは娘にとっても、他の不登校児にとっても大切な場所です。
しかし、この度の大阪地震では、学校のブロック塀が倒壊し小学生が犠牲になった事故がおき、〇〇市の小学校も業者が早々にに点検されていますが、〇〇センターはそもそも耐震基準を満たしておりません。不登校であっても義務教育期間は普通の学校の生徒と同じ命の重さで対応をお願いしたいと思います。築50年以上と聞いており、耐震補強では対応できないとおもいますが、今後たてかえの予定はあるのでしょうか。ご教示くださいますようお願い致します。
このメールの後、教育支援課長からすぐに電話がありました。
適応指導教室の上の方ですが、常時滞在されているわけではないので、お会いしたことが無い方でした。
予算が関係するものだから、すぐに返答できるものではないけれど、子供の安全に関する事なので早急に検討したいとのことでした。
その後対策はなされ、昨年度は調理と工作の日は市役所のとなりの生涯学習センターを使用する、遠足のような体験学習を増やしたり、使用する教室を一階建ての方にしたりされていました。
今年度からは、完全に生涯学習センター内に移転しました。
そこは建物は頑丈だし、教育委員会の方も勤務されているので、安心です。
ただ、駅から遠くなった、畑が無い、運動スペースもない。
だから、畑とスポーツは車や徒歩で移動して活動しなければいけません。
長女は、以前より少し窮屈な思いをしています。
前みたいに、畑で採れたジャガイモを、先生がその場で揚げてみんなでワイワイ食べたり、もぎたてのスナップえんどうを茹でてマヨネーズをつけて笑顔で食べるみたいなことが無くなってしまった
私が環境を変えたのかななんて、少し罪悪感も感じていた。
(メールや私の訴えだけで移転したとは思えないけど…)
だけど、やっぱり大きな地震が起きると、これで良かったと思えます。
子供が施設倒壊で犠牲になるなんて、ありえないし。
不登校の子の対応は、保護者が声をあげない限り本当に後回しです。
先生も悪意があってそうなっているわけではないと思う。
目の前の生徒で、手がいっぱいなんだと思う。
目の前の仕事で、大変なんだと思う。
だけど、日本には不登校気味の子供も合わせて、40万人なんだよね?
ただでさえ、少子化。
一人一人が宝ですよ!
この数は後回しにできる数ではないのだと思いますけど。
もう、しもべの先生では無理!
もっと上!
国!
議員さんに状況をお伝えして、世の中にこの問題を拡散してもらう、予算をとってもらうお願いするのはどうなんだろう?
(特に応援している政党はないけど…)
もう、口を開けていても、誰もエサは入れてくれない!
状況を訴えて、どうすれば良い方にいくのか、具体的に考えて動きたい!
長女は恵まれた環境を用意してもらえている方だと、他の方からのお話を聞いて思うのです。
家の裏の川を隔てると違う校区なのですが、そこは別室登校の環境は整えられていません。
一筋違うだけで、義務教育期間の不登校の子供が全く違う対応をされている現実。
私が出来ることは何?
こちらの恵まれた環境をお伝えして、それを読んだ保護者の方がお子さんの学校にその情報を伝え、参考にして改善してもらえるなんてことが、たった一校でもあるのなら、私はめちゃくちゃ嬉しいです。
現実はなかなか上手くいきませんが、長女の不登校ブログが少しでも参考になれることを祈って、日々更新していきたいと思っています。