中1長女
小1から登校渋りが始まり、小4の3学期に完全に不登校で引きこもり。
おそらくHSCと体力がないことが原因で登校しにくいようです。
小5からフリースクールのようなところに通って、学校の行事には頑張って行くというスタンスでやってきました。
小2次女
たまに登校しぶりはあるものの、スイミング・ダンス・英会話を楽しみながら習っていて元気っ子です
誰もが知っている、ウサギとカメのお話。
長女がのんびりすぎるのでカメ、次女はチャキチャキしているのでウサギ と思ってしまいそうですが、私は逆だと思うことがあるのです。
それは、勉強についてのこと。
長女は小さい頃から理解する力が凄いなと思う事が多かった。
一回説明したら理解できたし、大人と同じくらい信用していた。
それは、私だけでは無く、親族一同、保育園の先生もみんな感じていた。
3歳で入園したその日から、保育園であった事をこと細かに正確に教えてくれた。
一年生と、完全不登校になる前の四年生の時に受けた全国のCDTテストも、ほぼ満点に近い高得点だった。
次女も長女と同じ保育園で同じ道を通って行ったのですが、あれ?あれれ?なんか全然違う?
次女は保育園であった事を正確には話せなくて、一体今日は何をしてきたのかな?
本人の口からは、主に悲しかった、楽しかったなど自分の感情が出ていた。
オセロのルールも一年生の時には余裕で理解していた長女とは違い、何度説明しても聞いてくる。
算数の宿題も1問目を説明したらサクサクできた長女と違い、2問目からまた止まる。
そう、私は長女の凄さを次女によってやっと実感できたのです。
時すでに遅し。
私は長女の小学校入学に関し、全く心配していなかった。
そして、本人が慣れない環境でめちゃくちゃ頑張っている事に気がつかず、子供としてみてあげられなかったと思う。
子供は小さな大人ではないってことを、ちゃんとわかってなかった。
話がウサギとカメから逸れました。
戻りまして
長女は教えられた内容をすぐに理解できるので、その後同じ勉強を繰り返すことが苦痛でたまりません。例えば宿題とか。
次女は最初いろんな事を理解したり上手く字を書いたりはできないのですが、へこたれない精神を持っているので繰り返しの学習ができ、定着するようです。
テストの時にはできるようになり、漢字も上手く描けるようになっている。
長女は途中で学習が止まってしまい、結果を出せない。
次女はいつの間にか結果を出している。
だから、長女がウサギで、次女がカメだなーってよく思うのです。
長女が不登校になった四年生の三学期、めちゃくちゃな成績がついて、親子共にショックでした。
その後はほぼ斜線の成績表を見慣れるところまで行ったけど、最初は本当にショックでした。
長女がゆたぼんにアドバイスしたいそうです。
算数と国語の漢字はやっておいた方がいいと思う、と。
だからきっと学校は宿題でその二つを出しているのかな?
でも、できない。
朝は、宿題を提出したら、先生が必ず未提出者を見つけ出します。
見つかるまで確認し、みんなの前で注意され、休み時間にやるように言われるのです。
たまーに忘れた子には、そんな日もあるよねって言ってもらえるけど、その他の日にめちゃくちゃ怒られている子を見ているので繊細な子にとっては、恐怖しかない時間だと思う。
だから、宿題ができていないと学校に行けない。
もし、その宿題が無かったら、不登校にならなかったかもしれない子が結構いたのかもと考えると、宿題の罪は重いんじゃないかと思ってしまう私なのでした。
学校に宿題を出して欲しい親もいる。
宿題は強制ではなく、自主学習にして欲しいなぁ。
その長女、昨日なかなか寝ないので、また朝起きれないやん!と思い、部屋の扉を開けると、ミシンを前に座り、YouTubeを見ながら裁縫をしていた。
横のホワイトボードには、ネットの無料型紙を自分のぬいぐるみに合うサイズに縮小や拡大するための計算が書かれていた。
YouTubeを見ていたタブレットは、小学校の時に使っていチャレンジタッチのタブレットで、初期化の方法をネットで検索して再利用しているものです。
学校に行って教室で学んでいなくても、生きていく為の知恵はついているよなぁーって感心したのでした。
でも、やっぱり朝は起きれなくて、あーあ
となったのでした。

なんだか、話が散らばってしまったけれど、勉強をする場所は学校の教室だけではないなぁと、最近つくづく思うのでした。