ジャニーズと日本メディア | どうもコーチミンです。

どうもコーチミンです。

どうも、コーチミンです(ホーチミンじゃありません)。
人間誰しも、ちょっと道から外れる事にスリルを感じると思います。通常の明るい場所からほんの少し外れるだけで感じるワクワクを一方的に発信できたらな~と思っています。

遅まきながらようやくアマプラでみた

 

 

 

当たり前だが日本人の殆どがジャニー喜多川の黒い噂については公然の秘密で、天下の公共放送含め、なぜ日本の大手メディアがこれを報道しない理由も皆分かっている。

 

”それ”を改めて海外の本物の公共放送が公にしたと言う番組。
 

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BX3QCQ7C/ref=atv_dp_share_cu_r

 

面白いと思ったのは、日本人の多くはこれを”同性愛問題”として捉え、BBC側は年少者児童への性的犯罪(ペドフェリア)と捉えて番組を進めている事のギャップ。

 

端的に言えば神道的概念とキリスト教的概念の対立

 

キリスト教概念の欧米では児童への性的犯罪意識は高い(その理由はここでは別問題)。法の遵守に関する意識も同様。

そして、法治国家日本にも児童保護に関する法が存在する。

 

法が存在すると言う事はそれを破れば違法、罪と言う法治国家の当たり前の感覚。しかし、かつての週間文春の名誉毀損裁判では児童の発言よりジャニー喜多川の「そいつらの発言は全部ウソ」と言う根拠の「こ」の字も無い発言が一歩的に認められた判決。

"それら"をどうして日本人は「おかしい・間違っている」と思わないのだと言うフラストレーションをこの番組から強く感じた。

 

どちらかと言うと自分はこの「なぜ日本人はこの異常さを異常と思わないのだ」と言うフラストレーションが番組の本質だったような気がする。

 

街頭インタビューで(法違反より)日本の芸能界への貢献への称賛を堂々と発言する人。亡くなった人を悪く言うものではない事なかれ主義の人。「彼は神だ!」と宗教の様に崇める者。「初体験がジャニーさん」っていう者がジャニーズ内では沢山居ると笑いながら話す元ジャニーズ・・・改めて日本人の児童に対する人権意識、法意識の低さを再認識させられた。もしかしたら、この番組を見ても「で、ジャニーさん何が悪いの?」と、素朴な疑問を持つ日本人が沢山居るのではないか。

 

最後に、70歳を過ぎても夜な夜な次々と少年たちを毒牙に掛けて行くジャニー喜多川の性欲ってスゲ~と思った。