筍ごはんは、季節ご飯といって、
その季節を感じさせるご飯ですが、
弁当屋のおばさんとしては、
しばらく筍ごはんを作ります。
これからの季節は、
お花見弁当や、行楽弁当の季節となり、
いよいよ腕の見せどころではないですが、
忙しくなったらいいなと願いつつ、
おいしいもの、季節を感じるもの、
そして体に良いものをと、
栄養成分や、効果効能の勉強をしながら、
春を待っています。
筍には、アミノ酸のチロシンという成分が多く、
これは、神経にかかわる物質を作ったり、
代謝をコントトールする甲状腺ホルモンの
原料となる大切な物質で、
健康な心と、体を作るには、欠かせない
物質です。
また植物繊維も多いので、腸内のおそうじも
してくれるので、定期的の食べるとよい食材です。
わかめとの煮ものや、
わかめと合わせて味噌汁の具にもなります。
昨日は、ゆでた真空パックの筍を買って、
適当な大きさに切って、わかめと一緒にさっとゆでて、
冷ましてから、マヨネーズと、みそを合わせ混ぜて
少しだけ砂糖やだしの素を入れて整えると、
サラダ風にも食べられます。
季節の体に良いものを食べて、
自然の息吹をいただきましょう。