人間の脳には、視床下部と呼ばれる部分に、
満腹中枢と、食欲中枢とがありますが、
ともに、食欲をコントロールしています。
満腹中枢は、
もう十分食べたから、もうこれ以上食べなくてよいと
食欲を落として食事にストップをかけます。
それに対して、食欲中枢は、
お腹が空いたと食欲を起こして、食事をするように
行動を起こさせる働きをします。
ダイエットするときは、よくかんでゆっくりと、食事をする
ように言われるのは、
食事をとると消化吸収されたブドウ糖が、血液の中に増え、
血糖値が上がります。
血糖値が上がると、満腹中枢に伝わり、
もう食べるのをやめようと判断します。
ゆっくり、時間をかけて食べると多くの量を食べる前に、
血糖値が上がってしまい、満腹感を味わうことができ
食事の量を減らすことができダイエットにつながります。
逆に早食いの人は、血糖値が上がって、満腹中枢が
ストップをかける前に、次から次へと早く食べてしまうので、
過食につながり、肥満のもとです。
食事による血糖値の上昇と食欲のコントロールの定義は、
知っていると思いますが、
くれぐれも、早食はよくありません。
よくかんで味わって、食事を楽しみましょう。
それにより、健康的で、ダイエットにもなります。