DUCATI 900SSのエンジン。
空冷エンジンはフィンの造形がキモですが、実車通りの製作は木の
強度上、難しいので、結構デフォルメしています。
っていうか、実車のままのスケールダウンは無理です。
これはエンジン・シリンダーのプロトタイプ。
フィンを一枚一枚、糸鋸で切ってグラインダーで角を丸めて、付けてみましたが、時間を費やいた割にはイマイチ・・・失敗作。
そこで、ブロック材からフィンを削りだす事に。
前作のHDスポーツスターのシリンダーフィンは薄板を重ねて
フィンを造形しましたが、今回は新たな試みに挑戦。
使用した電動工具はプロクソンのフライス盤。
今回、このフィン造形のため、購入しましたが・・・出費が。
ただ思った以上に、この工具はフィン切削以外にも結構活躍して
くれて購入してよかったです。
これまた失敗作。
薄いフィンは加工方向の順番を間違うと簡単に割れてしまう。
まぁ、木ですから仕方ないです。
もっと密度の高くて割れにくい木材も有るのですが、入手性と加工性、そして
コスパを考えたら、集成パイン材がベターです。
フライス盤で、うまく加工できたシリンダーをクランクケースに
取り付けてみました。
今後、フィンを研磨して、シュッっとカッコよくしていきたいと思います。
キャブとインテークも結構、手間が掛かるんです。
ケン玉みたい・・・。
THE END