今日は久々に、Sさんネタです。
Sさんは、我が家の近くに住むお嬢様育ちの奥様で、私立の小学校に通う子供が3人います。
物事を自力で解決しようとせず、すぐ他人に依存するかなり困った奥様なのです。
以下の出来事は、数年前、本当にあった出来事です。
ある日のお昼前のこと。
我が家の電話が鳴りました。
誰かと思い出てみると、相手はなんとSさん!!
Sさんからの連絡は、いつもろくな内容ではありません。。
「今回は何の頼み事だろう・・」と、私は身構えました。
案の定、「あのね、お願いがあるんだけど~」 と言い始めるSさん。
電話の内容はというと・・・
私立の小学校に通っているSさんの子供が、学校で熱を出し、学校から呼び出しがあった。
そのため、今からSさんが学校まで車で迎えに行かなくてはいけない。
なので、幼稚園バスで帰ってくるSさんの2番目の子供を代わりに私が引き取り、家まで連れてきて欲しい、、、とのこと。
なるほど。
これは、いつものどうでもいい頼み事とは違います。
お子さんの”熱”という緊急事態です。
我が子とSさんの2番目の子は、同じ園バスのバス停を利用しているので、私も我が子のお迎えのついでにSさんの子を引き取ることができます。
そういうことなら、協力しようではありませんか。
Sさんの電話から3時間以上が経ち、子供が園バスで帰って来る時間が近づいてきたので、私は家を出てバス停に向かいました。
バス停に向かう途中、Sさんの自宅が見えます。
Sさんの自宅には、車がありました。
車があるということは、Sさんは学校から戻って家にいるのでしょう。
熱を出したお子さんの具合はどうかな?
バス停に来られないくらいだから、Sさんも看病で大変なんだろうな。
そんなことを思いながら、私はバス停へと急ぎました。
ほどなくして園バスが到着し、私は我が子とSさんの子を引き取り、Sさんの子を送るためSさん宅に向かいました。
そして、Sさんの家に着いてチャイムを押し、
玄関のドアから出てきたのは・・・
なんと、具合が悪くて寝ていると思われた、Sさんの一番上の子ではありませんか!!
しかもピンピンしていて元気そう!!
私達を見て、普通に「ママー!!帰ってきたよー!!」と叫んでいます。
想像と違う状況に私の頭は混乱し、家から出てきたSさんに「あれ?上の子の具合は??」と尋ねました。
すると、エプロン姿のSさんは笑いながら
「もう、ただの微熱でさー、全然大したことないの。
普通に元気だから、迎えに行って損したー!」
なんて言っているんです。
まぁ、体調が思っていたよりも悪くなかったことはいいことですが。。
・・・・
あの、、
それだったら、なんでバス停に来ないの??
Sさんの上の子は、余裕でお留守番ができる年齢です。
いくら人にお迎えを頼んでいたとしても、自分がお迎えに行ける状況になったら、普通行きませんか?
私だったら、行きますけどね~。
いくら近所とはいえ、自分の子を人に連れてきてもらうのは申し訳ないです。
それを、人に頼んであるからと、ヒラヒラのエプロンを付けて家で寛げるSさんって・・・
やはり実家にいた頃にはお手伝いさんがいて、その気質がまだ抜けないのでしょうか。
誰かに頼んでおけば、あとはその人が解決してくれる…という考えですね。
いつまでお嬢様気取りでいるのでしょう。。
しかし、Sさんの頼み事は、まだまだ終わらないのです。