全日本ロードレース@もてぎ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

8月のお盆休み翌週の週末はもてぎで開催された全日本ロードレースを撮りに行ってきた。
3週間前の鈴鹿8耐も強烈な暑さだったが、この時期のもてぎも相当な暑さとなるのが常だ。

もてぎの場合、サーキット全体が山に囲まれている感じなので盆地のように湿気がたまるのか、体感的な暑さは天候によっては鈴鹿以上となるのだ。

今年の全日本ロードレース@もてぎはまさにそんな感じだった。orz


まあ、この辺りは既報なので繰り返しになるからあまりくどくど書くのはよそう。
しかし、恨みごとを言いたくなるくらい暑かったのだけは確かだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

土曜日はJ-GP3クラスのフリー走行が始まるくらいには到着できたので、早速撮影を始めたのだが、なぜかオートフォーカスがうまく作動しなかった。。。
まだ9時前だというのに強烈な蒸し暑さでコースに近づくためにフェンス付近に下りてしまうと風が来ないこともあり、顎から汗が滴り続けるなかで動揺しながらいろいろチェックした。(苦笑)

心臓バクバクで冷汗をかきながらカメラの設定などを見直したところ、オートフォーカスの設定がAIサーボではなく、ワンショットになっていたのをようやく見つけた。既に走行セッションはJSB1000クラスにかわっていた。orz
8耐のあとで置きピンで撮る場合を想定していろいろいじっていたのだが、その設定を戻すことをすっかり忘れていたようだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

8耐のあとということもあり、少し気が抜けていたのか、ほかにもちいさいやらかしがあった。
場内放送を聞くためののFMラジオは忘れずに持って行ったが、AirPodsProを忘れてしまったので仕方なくスピーカーを鳴らして実況を聞いていた。(苦笑)


まあ、そのうち、場内のスピーカーから実況が流れるようになったこともあり、苦労してスピーカーで聞く必要もなくなったが。

ちなみに今回投入した、密林で購入した
低価格のメッシュベストだが結構いい感じだ。
メッシュの目が粗く、メッシュエリアも広いので幾分、熱がこもりにくいようだ。(^-^)v


ただし、一つ誤算だったのが、前後ともに
ポケットにマチがあまりないため、ものをたくさん入れてしまうと前のチャックが締められないのだ。(苦笑)
夏のもてぎアルアルなのだが、今回も午後は発雷の可能性があるため、レンズ用のレインカバーとレインコートを背中に入れたため嵩張ってしまい、尚更だった。

断っておくが、オイラがデブなわけではない・・・・タブン。。。(^_^;

ちなみに背中のポケットだが、でかくて便利な反面、出し入れする部分が肩甲骨よりも高い位置なのでやはりベストを脱がないと入れたり出したりは不可能だ。頻繁に出し入れするものではなく、レインウエアの類を入れておくのがちょうど良さそうだ。(´ー`)┌フッ

カメラマンベストとしては破格の値段なので帰宅後にさらに2サイズ大きいものも追加発注したのは内緒だ。(爆)
持ち歩く機材の量でかなり大きめのベストにするか、少し大きめのベストにするかを決めようと思う。
もっとも春と秋は従来通りのなんちゃってキヤノンベストで十分だが。(^-^)v

あさイチはS字の外側から撮り始めたが、途中でS字のイン側に移動して金網越しの撮影をしてみた。午前中はRF100-500を使っていたのだが、イン側からライダーとマシンをきれいに流しつつ追える環境だと
『流し撮りアシスト』は結構効いていそうだ。
撮っているときの感触だといい感じだった。(^-^)v


オイラの腕前だとシャッター速度が1/40よりも遅くなるとかなり打率は低くなるが、今回の画像をみる限りではそこそこあたりがあったし、1/4くらいまで遅くしても、ばっちりとは言わないまでも少なくともかなり上下方向のブレを補正してくれている気がする。

流す方向のブレは自分の腕次第なのでどうにもならないが。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

お昼はお約束のピットウォークに行ってみたが、
水野涼選手の人気が凄まじい。


ついでにピットウォークの写真をすこしぺたぺた張っておこう。

津田選手。今回もCNチャレンジのマシンで頑張っていた。


尾野弘樹選手はこの間まで10代だったような気がしていたがふと気付くと
こてこてになっていた。(爆)

レースではぶっちぎりだった。かなり高い路面温度の中でタイヤマネージメントがしっかりできていたようだ。



しずかちゃんはいつ見ても可愛い。(*^^*)ポッ


関口太郎選手も結構いい歳のはずだが頑張っている。


そしてその太郎ちゃんのチームの傘持ちのオネーサンがオイラの一押しだ。くどいようだが。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 




鈴鹿8耐では大活躍だった高橋巧選手。


もう不惑を過ぎたはずだがトップレベルの走りを維持している中須賀選手。今年は年間チャンピオンを取り戻しそうな安定ぶりだ。

 

長島哲太選手もまだまだ負けてない。



ちなみにピットウォークの時はいつも
絞り優先モード(Avモード)で使うレンズにあわせてほどほどの絞り値に設定する。そしてピット内は意外に暗いことも多いので手振れを防ぐためにISO感度を少し高めに設定してシャッター速度が遅くならないようにしている。
だが、今回の画像をみていると
被写体ブレしているカットが結構あったので、???と思って撮影データを確認したところ、ISO感度を100とかのままで撮っていた。orz
だから、シャッター速度が1/50とかになっているカットが多かったのだ。(苦笑)


昔から、手振れしないシャッター速度は、
1/焦点距離以上と言われている。例えば、200mmレンズならば1/200よりも速いSSとなる。


我ながら集中力のなさにがっかりだが、画像をみていて驚いたのは、そんな遅いSSで撮ったにもかかわらず、
被写体ブレはあっても、手振れがほとんどなかったことだ。


使ったレンズはRF100-500でボディはR1。
レンズにもボディにも手振れ補正機能があるおかげで何段分かはわからないが、機材がカバーしてくれたようだ。


改めて最新の撮影機材の性能には驚かされた。Σ(○ Д ○;)


午後はいったんコースサイドのクルマに戻り、レンズを
EF600mmF4に交換した。


レフ機の時はレンズを通した画像をそのままファインダーで見ている形になるので、IS(キヤノンの手振れ補正機能の名前)をONにしているとレンズを素早く振った時にファインダー内の画像が揺れてしまい、気持ち悪くなるので常にOFFで撮影してきた。(苦笑)
だが、ミラーレスではイメージセンサーが受け取っている画像をそのままファインダーのところにある小さな液晶で見ているだけなので、ボディ内の手振れ補正機能が効いた後の画像となる。
それならば、レンズ側のISもONにしたらファインダーが見づらくなることはないはずだし、少しでもあたりカットが増えないかなと思って試すことにしたわけだ。(^_^;

古いレンズなのでIS設定には最新レンズのようなモード3は搭載していないがモード2はあるのでそれで撮ってみた。
例によってプラシーボ効果である可能性は否定できないが、
少なくともファインダー内でマシンを追うときは少し見やすくなった気がする。

レンズとボディの手振れ補正が効いた後の画像をみているからだとおもうことにする。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 



600mmF4にx1.4テレコンをつけていたので840mm相当だが、過去を振り返ると、このくらいになるとレフ機の時は被写体を安定して追うのが結構難しかった気がするが今回はいくらか追いやすかった気がする。
あくまでも気がするだけだ。(^-^)v


撮れ高というか打率に関してはあんまりご利益はないみたいだが。(^_^;

それでもひとつだけ間違いないのはやはり
単焦点の明るいレンズだとAFの動きがズームレンズよりも明らかに速いということだ。さらにファインダー内で画像が揺れることもないので思い通りに撮れるかどうかは別にして、レンズを振って追いかけるのはやりやすいようだ。

それとSIRUIの軽量一脚はもちろん、やや軽量なベルボン6段だと超重量級のロクヨン(1型)をのせるとかなりしなることも再確認した。(苦笑)
ロクヨンをのせるときはやはりBENROの5段一脚がマストなようだ。(^_^;


土曜日は持参した飲み物のほか、ピットウォークに行った際にペットボトルを2本買ったが、汗をかいたわりにその程度でなんとかおさまった。
ちなみにもてぎでは500mlのペットボトル飲料は200円だった。鈴鹿8耐の時は250円というぼったくり価格だったが。(苦笑)

宿はいつものところが取れていたので夕方は早めに移動し、午後9時には寝てしまった。鈴鹿よりは歩く距離は短いとはいえ、9km弱を歩いていたし、何よりももてぎの暑さは体に堪える。ヽ(´ー`)ノ ハア
昨年はいわゆる空調服を使ってみたが外気温があがってしまうとあまり効果はなく、かえって通気性の悪さで蒸し暑くなるので今年はやめておいた。(´ー`)┌フッ

日曜の朝はまだ疲れが残っていたがそれでもあさイチのウォームアップ走行が始まる前にはサーキットに移動した。
だが、土曜日よりも気温の上がり方が早く、
お昼時には完全に体力的に売り切れてしまった。orz
ピットウォークに行った際にはパドックにある自販機で飲み物を買って、その場で500mlを一気飲みするくらい水分を欲していたのだ。

そして何よりも誤算だったのは普段は余分に積んでおくペットボトルのお茶だが1本しか持っていなかったため、午後のST1000クラスのレース中に飲み切ってしまったのだ。
もてぎの場合、S字周辺はマルチコースの常設トイレのところに自販機があるだけで、S字外側の自由席周辺には仮設トイレがあるだけだ。ヘアピンにはトイレすらない。

メインイベントともいえるJSB1000クラスのレースを前にこれはかなりヤバい。いったん車に戻って休憩したものの頭がくらくらしてきたこともあり、潔く離脱を決断したのは言うまでもない

ボディシートで身体を拭いて、シャツとパンツを着替えてから帰路についた。サーキットを出て最初のコンビニで飲み物とアイスを買って、首筋や脇の下を冷やしながらの運転だった。
4号線バイパスで南下するのだが、クルマの温度計は
38℃っ!!を表示していた。そりゃ、暑いし、ばてるわけだ。

今回の反省はコースサイドパーキングにとめるときは(大きなイベント以外では出店もないため)飲み物すら買うことができないのはわかっていたのに十分な量を積んでこなかったことだ。

保冷剤を少し持って行ったので保冷剤を首筋や背中に入れて休憩していたが十分に回復できなかった。



今回のもてぎは特別暑かったということもあるが。
まあ、ここまで暑いのは今回までだ・・・・タブン。(^_^;
9月末の日本GPの時はいくらかはマシになっていることを期待しよう。