オイラは昔からスキーが好きだ。そして毎年、冬になるとキャンピングカーがあったら便利だなぁと考える。(苦笑)
もうずいぶん前のことだが、タウンエースやハイエースに乗っていた時期がある。やはりクルマが少し大きめだったおかげでスキーをはじめ、遊びに行くには実に便利だった。何よりも荷物を余裕をもって積めた。そして中で着替えたりも問題なし。車中泊だって楽々だった。(^-^)v
タウンエースはワゴンだったのでシートを倒してもまっ平らにはならなかったがハイエースは2列シートのバンだったので、荷室にイレクターパイプで骨組みをつくりコンパネをつけてまっ平らにしてあった。普通に布団が敷ける感じだ。真冬の菅平や志賀高原の駐車場で寝たこともあるが特に寒いとは思わなかった。(爆)
その後は初代ステップワゴンや軽のワンボックスにも乗ったがいずれも布団を敷けるようにしておいたのでとりあえず寝るだけなら問題はなかった。
そして現在はカジくん。フリード+だ。これも後部座席を倒せばまっ平らになる。(^-^)v
しかし、人間、だんだんわがままになるというか、ないものねだりというか、贅沢になるようだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
まあ、何台もクルマを持てるなら本格的なキャンピングカーが一番快適だろうが、オイラの場合は現実的には所有できるのは1台だけだし、そもそもの車両価格や維持費、さらには普段使いを考えるとあまりでかいクルマは使い勝手が悪すぎる。(苦笑)
仮に車中泊の時の快適性に振ったうえで1台所有とするならば、昔と同じ4ナンバーサイズのワンボックスがリミットだろう。
かつては100系ハイエースのスーパーGLに乗っていたが、あれって車体サイズのわりにホイールベースはそれほど長くないし、ハンドルの切れ角もあるから意外に小回りが利いてそれほど使いにくくはなかった。2800ccディーゼルだったのでトルクも十分だった。だが、あれ以上でかくなるとスーパーの駐車場に入るにも苦労しそうだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
それに重いクルマはどうしても燃費が悪くなる。比較対象が現在のカジくんとなるとその差は大きい。(^_^;
カジくんは夏タイヤでおとなしく走れば20km/Lくらい走るし、スタッドレスでの雪道走行を含めても15km/Lちかくは走るから、どうしてもその差は大きい。それにタンク容量が大きいので冬場の燃費ベースで計算してもワンスティントで700kmは走れる。長距離移動の途中で給油の心配をしなければならないのは意外にストレスなのだ。(´ー`)┌フッ
例えば、ミニバンクラスになると頑張っても12km/Lくらいだし、さらに車格が上のアルファードクラスになるとハイエースなどと同じくらいのハズだ。
おそらくリッター当たり10km走れば御の字だろう。街乗りでは間違い無くヒト桁だろうし。(爆)
それに乗用車のミニバンならともかく、バンコンではベース車が文字通りバンなのでクルーズコントロールやもろもろの安全、便利&快適装備は望むべくもない。
最近はアシストブレーキくらいはついているようだが、アダプティブ・クルーズコントロールなどをバンに望むのは無理というものだろう。
しかし、高速での移動ではこいつが一番有効な装備であることも事実だ。(苦笑)
さらに付け加えるとタイヤがでかくて重くなるので自分で夏冬のタイヤ交換するのもかなり大変だし、ましてやタイヤをベランダから駐車場まで運んだり、外したタイヤをまた持って上がるのは相当な労力を要する。そもそも置き場所の確保も大変だ。(苦笑)
実際のところ、かつてハイエースに乗っていた時は1年中スタッドレスを履かせたままだったっけ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
なんだかんだ考えると少々手狭なのは我慢し、真冬の雪山での車中泊ではあきらめてエンジンをかけるか、もしくはフル防寒体制で乗り切るかという覚悟をもってカジくんに乗り続けるのが、最適解なんだろうなぁ。(-。-) ボソッ
まあ、そんな思いに決着をつける意味もあり、ネットで見ていくつかのビルダーから資料をもらってみた。
ひとつはハイエースベースのバンコン。ベース車両のサイズと内装のバリエーションがたくさんある。価格表に乗っている値段だけでも新車価格が500万円はくだらない。そしておそらくは最低装備だろうから、あれもこれもとつけていくと100万以上は軽く上乗せになるはずだ。(^_^;
上級仕様になると900万ちかくする。(驚)
もうひとつはいわゆるキャンピングカーではなく、快適な車中泊仕様のクルマをフリードベースで作るというもの。すでに新型が出ているのでもらった資料はそれベースだが、オイラの乗っている旧型でも車両持ち込みで架装をしてくれるらしい。
新型の完成車価格ではやはり500万円はするようだ。
試しにオイラのカジくんをもちこんで架装してもらったらどのくらいの予算なのかを聞いたところ、ざっくり言って150~160万円だそうだ。(゜Д゜)
新型の完成車だと500万円を下らないくらいだからまあ、そんなものなのかもしれないが。ヽ(´ー`)ノ ハア
まあ、カジくんベースで使う限りならば、燃費はいいし、安全便利快適装備もすでについている。
あえて言うならば真冬のスキー場での車中泊ではFFヒーターがあると便利で快適だが、単純にそれだけをポン付けするわけにはいかないようだ。サブバッテリーなどの架装も必要だし、そうなるといろいろと電気系装備とセットになり、さらにはフラットベッドにするためのもろもろも必須となるので結局フルセットらしい。orz
過去の実績ではマイナス11℃での車中泊は問題なかったし、寝るまでの間、どうしても寒ければエンジンをかけておけばいいと割り切れば、上記の値段を出してまで改造しなくてもいいかな。少なくとも厳冬期に車中泊するのはひと冬でせいぜい数回程度なので投資額と効果がまったく釣り合わないから見送りだ。(苦笑)
まあ、何年先になるかはわからないが、クルマを買い替えるときにはひと回り大きなミニバンも含めてまたいろいろ迷うのだろうが、現時点では今のカジくんのままでいいかなということで気持ちが落ち着いた。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
そんな感じでいろいろ調べてみた結果、いまのカジくんをそのまま使うのが妥当だという結論に行きついたのはいいが冬のスキーの時の荷物の積み方はもうひと工夫する余地がある。
現在は車中泊するときは足元の横、自作テーブルの下に衣装ケースを置いて、カセットコンロやヤカン、食料を入れてある。これはまあそれなりに収まっているのでOKだ。
これ自作テーブルと衣装ケースは2列目シートを正規の状態にしてもそのまま積んで置けるので小物の整理用にもなるから通年積みっぱなしだ。(^_^;
だが、身体の横のスペースの使い方は工夫の余地がある。
以前はそれほど大きくない衣装ケースをおいて、そこにカッパなど出番の少ない荷物を入れ、通常のスキーのための着替えやヘルメット、もろもろは大型のキャスターバッグに入れていた。
衣装ケースは車内にいるときにも出し入れできるように横方向に引き出しが出るタイプを散々探して買ってみたのだがいまいち企画倒れだった。orz
まず、上に重量物を置くとたわんでしまい、引き出しがうまく出てこないし、引っ張り出したところで手前のマットなどに突っかかってしまうので半分開けるのが精いっぱいだった。(苦笑)
さらには、寝るときに上に乗せたキャスターバッグの座りが悪く荷崩れするのもいまいちだった。底板があって型崩れしにくいかばんではあるがしっかりしているのは底板だけなのだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
今シーズンは衣装ケースはやめて大型のキャスターバッグを置き、その中にダッフルバッグやトートバッグで小分けした荷物を入れておき、定宿に入るときは大型だがぺらぺらのダッフルバッグに必要なものだけ移して、持って入るというような使いかたをしている。
車載するのをやめた衣装ケースは現在はうちの中で小物の整理に活用している。(´ー`)┌フッ
まあ、そんなわけでこれはこれでいいのだが、それでも不満というか使いにくい面がなくもない。(^_^;
大型のキャスターバッグ自体の形が崩れるので地味に出し入れがしづらいのだ。それに寝るときはワックス道具だのもろもろのかさばるものをキャスターバッグの上やテーブルの上に乗せるのだが、やはり荷崩れする点がいまいちだ。(苦笑)
そこで大型の衣装ケースのようなものでもう少ししっかりしたものを探していた。キャンプ用品などをまとめて放り込んで置ける、大型の柳行李みたいなものでもいいかなと思っていろいろ物色していた。そのタイプだと上蓋を開けて出し入れするしかないが、そこは仕方ない。
そう思って物色しているうちに、これを見つけた。
大型の衣装ケースで積み重ねた状態で中身を出し入れできるように上面のほかに側面すべてが開閉できる。(^-^)v
そこそこ剛性があるのでこれならば就寝時は上にペラペラのダッフルバッグをのせても荷崩れしにくいはずだし、何よりも上に物を載せていても下の衣装ケースの中身を横方向から出し入れできる。(^-^)v
早速、キャスターバッグをやめて衣装ケースを置いてみた。
走行時は後方視界を確保するために衣装ケースの上に物は置かないが、寝るときは安定して重量物を置くことができそうだ。(^-^)v
この衣装ケースのシリーズでもう少し小型のものもあるが、それを足元の2段重ねの衣装ケースと入れ替えることも検討中だ。現在は高さ20cmのものを2段重ねで使っているがそれだと内部容量を有効活用しているとはいいがたい。
それを1ヶで済ませれば全体としては小ぶりになったとしても高さがある分だけ実質的な収納力は上がるはずだ。(^-^)v
現在のものは奥行き50㎝、幅40㎝であり、高さは2ヶトータルで40㎝だ。
自作のテーブルを使わないと割り切れば高さはもっと上げられるが。衣装ケースの天板はペコペコなのでここをテーブル代わりに使うのは不安が残る。ましてはこの上にカセットコンロをのせて火を使うのはやめた方がいい。
したがって当面は自作テーブルありきで検討した結果、奥行き51.5㎝x幅36㎝x高さ30㎝というものを使ってみることにした。
高さが30㎝になってしまう分、高さ方向のロスがあるが、2室に分かれていたものが1室になることで空間活用効率はさほど変わらない。
今まで2つのケースに入れていたものを入れてみるとこんな感じ。
完全にすべてはおさまらなかったが、ケース自体が小さい分、横にものを置くスペースはある。
さらにケース自体の高さが低いので上に少しスペースができる。そこもうまく工夫して活用しようと思う。
もともとスキーウエアをぶら下げることを想定してテーブルの端を外せるようにしてあったので活用する予定だ。
ついでと言っては何だが、最初に投入した大きいほうの衣装ケースの座りがよくないので、スリーピングマットの幅を少し狭くした。もともとのオリジナルサイズの半分になった形だ。
まあ、この幅があれば寝るには十分といえるだろう。
そして少し傾いていた衣装ケースが平行になったので上に物を載せた時の座りもよくなった。
上述の用の横からの出し入れもさらにしやすくなったのでこれでしばらく使ってみるとしよう。(^-^)v