もう随分前になるが電子レンジでゆで卵を作る容器を購入してからはじつに便利に使って居る。
完全密閉ではないがあらかた包み込み、中に入れた水が蒸気となり、玉子の内側と外側の圧力差を軽減することで破裂を防ぎつつ、ゆでるという仕組みだ。
よく考えたものだ。
そして上の写真の下にあるのがゆでる前に玉子の殻にポチッと小さな穴を開けるためのものだ。これをやっておくとゆでたあと殻が剥きやすいという触れ込みなので昔から使って居る。上述の茹で器に玉子を入れる前に玉子のおしりにぷちっと注して小さな穴を開けておくのだ。
普通にゆでる場合は水がおしりの穴から中に入り込み、レンジ用茹で器の場合は蒸気が同様に入り込むことで殻を剥きやすくするのだろうと漠然と信じていた。
しかし、ゆで卵をつくってきた経験上、殻の剥きやすさを一番左右するのはとにかく急冷することだと思って居る。
そこで2ヶ用の茹で器でひとつには穴を開け、もう一つはそのままでゆでてみることにした。
今回は固ゆでなので600wで12分だ。
ゆであがったらすぐに氷水に入れて、十分冷えたあと殻を剥いたがどちらも特に違いは感じなかった。(苦笑)
オイラのゆで卵の手順はこうだ。
茹で器にセットして電子レンジで狙いの固さになるように時間を調整してチンする。
時間になったらすぐに氷水につける。その際、おしりの方を軽くコンとぶつけて殻にヒビを入れてやる。
殻にヒビを入れるのと氷水につけるのがミソだと思って居る。
ヒビを入れたあと、急冷することで内部が収縮する際に殻の中に水を吸い込んで殻と玉子の間に入り込むことで張り付きを防いで剥きやすくすると言うのがオイラの仮説?だ。
今回、おしりの穴があるなしで剥きやすさに差を感じなかったのは、殻にヒビを入れたお陰で穴の無い方も水が入ったからかなと勝手に思って居る。
但し、穴を開けた方が内部の薄膜にも穴を開けられるハズなので、より水を吸い込みやすくなるに違いない。そうなると初めから空間があるおしりではなく、あたまの方にプチッと穴を開けた方が内側の薄膜にも穴を開けることができそうな気がする。
次はおしりとあたまにそれぞれ穴を開けて比較してみようと思う。v(∩_∩)