怪我の原因とベースビベリングの効果 | 木馬の四方山ばなし

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先週末に今年買ったノルディカ・ドーベルマンGS板のベース側のビベル角を調整した件は既報である。


エッジチューンをしたのが土曜日。
そして日曜日はそのフィーリングをチェックするために、午前中のみだがフリー滑走をしてチェックした。

まず、リフト乗り場で板を履き、その場で足首を左右に振る感じでエッジの引っかかり具合を確認したところ、だいぶずらしやすくなっていた。以前はこの操作でさえがっちりとエッジが喰いついていたのだ。(^_^;
そしてリフトで上がり、いつもの場所にザックを置いてから空身で高速リフト乗り場まで緩斜面を100mほど滑走。

試しにずらし回しをしてみたが、少々頼りないくらいずらしやすい。(苦笑)

リフトを降りていつものフリー滑走のメインバーン。まずは意図的なずらし回しをしてみた。
あさイチでバーンがきれいなことを差し引いても明らかにずらし回しがやりやすくなっており、ずらしによる速度コントロールも容易で安定したターンが出来る。

上述のように少々ずらし易過ぎる感じがなくもないが。(^_^;

徐々に脚の具合も確認しながら速度を上げてカービングターンをしてみた。
ずらしやすい分、ターンの始動時にエッジが引っかかることもなくスムーズに傾いていける。脚を極端に振り出しているわけではないが、乗り慣れたHEADのフィーリングとほぼ同じだ。
速度を出していてもそこからターン弧の調整は容易なので周りのスキーヤーやボーダーの動きを見てラインを修正することも不安なくできる。


エッジ調整をする前のドーベルマンではスキーの行きたい方向にしか進めず、ライン調整が非常に難しかった。エッジがガチっと噛んだらてこでも動かない感じだったのだ。(苦笑)
HEADとの唯一の違いはフレックスが硬めなのでかなり乗り込んで行って初めて撓む感じがすること。HEADはもともと柔らかい上に使い込んでへたっているので割と楽に撓ませることができる。
その分、Dobermanの方が走るのかと言われると正直わからない。(爆)

だが、とっさの時に自由自在にスキーを動かせるようになったので思い切りよく動けるようになった。
最初は少しエッジの調整をやり過ぎたか・・・とも思ったが悪くない。少なくともケガからの完治途上にある脚のコンディションを考えたらこのくらいの方が脚にも優しい。v(∩_∩)

思えば、1月に怪我をしたときは日陰にある凸にあおられた後、立て直そうとして今度はつんのめるようにバランスを崩したのだが、この時、板が多少なりともずらせれば、すぐにビンディングが解放して怪我をすることはなかったと思う。この時はがっちりとエッジが噛んでいてしかも体が進行方向にまっすぐのめってしまったため、筋繊維が断裂するまで前のめりになるしかなかったのだと思う。
とっさに足元の操作でずらすことができるというのは怪我の防止にも役立つと思う。

まあ、そんなわけで結果オーライでこのまま今シーズンは使い続けることにしよう。v(∩_∩)