電源ケーブル無しでは稼働不可能となってしまったラップトップ。
DELLG3ノートの2年ほど前のモデルだ。
メインストレージが256GBのSSDでサブストレージとして1TBのHDDが搭載されていたのだが、サブストレージを1TBのSSDに換装して快適に使ってきた。
しかし既報のようにバッテリーの充電を制御する部分が壊れたらしく、充電しないだけで無く、バッテリーをつないでしまうと起動すら出来なくなってしまった。上述のようにバッテリーの接続を外した状態で電源ケーブルをつないでいれば普通に使える。
だが修理するとなるとマザーボードの交換になるようだ。そしてそれ以外の部分に今後不具合がでない保証は無い。。。
悩んだ末に、DELLG3ノートの最新の同等モデルを購入した。。。
オーダーしたのが28日だったが7日には受け取ることが出来た。中国で生産しているBTOモデルなのだがあっという間だ。v(∩_∩)
早速開梱してみる。
国産のごてごてといろんなくだらないアプリがプリインストールされているモデルに比べると付属品もあっさりしている。(^_^;
本体、電源アダプター、それとオプションで追加したリカバリー用のデータが入っているUSBメモリだけだ。
今までのものと比べてみると筐体の形状が少し変わっているようだ。
右が新しい方
前モデル以上にゴツくなったACアダプター。(苦笑)
デフォルトは3本つめなので日本仕様の2本つめへの変換アダプターが付属してきた。
この嵩張る電源アダプタを見ただけでも持ち歩く気は失せる。(爆)
何はともあれ、早速、起動確認をしてみた。
初回の起動時はなんだかんだといろいろ聞いてくるので鬱陶しい。
無事、起動してからストレージを確認した。
あれ・・・????
Cドライブがあるのは当然だがDドライブが見当たらない。。。
はて・・・・???
きちんと認識していないのか???
何はともあれ、どのみちサブストレージは今までのG3ノートから移植するつもりだったので試しに開腹してみることにした。(笑)
基本構造はほとんど同じなので裏側のビスを外したら、意を決してバキバキと裏蓋をはがしていくだけだ。(爆)
今までのものよりもバッテリーが大型化しているのは一目見てわかったが、どう見てもセカンドストレージが見当たらない。orz
それだけで無く、どう見てもHDDとコンパチな2.5インチのSSDが収まるスペースすら見当たらない。。。(^_^;
よくよく見ると、赤丸の部分に小型のSSDが刺さっており、これがどうやらメインストレージらしい。
そしてそのとなりの黄色で丸を書いた部分に「SSD2」と書かれたコネクターがある。
ここで自分が注文したモデルのスペックを今更ながらに確認した。。。。
オーマイガーっ!!
なんてことだ他の類似モデルと比較して検討しているウチにスペックがこんがらがってしまったようだ。。。orz
大きなミスをしたようだ。
ミステイクでもあり、ミスアンダースタンドでもある。
ひとつめのミスは、てっきりセカンドストレージ搭載モデルを注文した気になっていたこと。
よくよく見ると、メインストレージが512GBのSSD搭載とは書いてあるがセカンドストレージの事はなにも記載が無い。比較した類似モデルには256GBのSSDと1TBのHDD搭載が有ったのでその印象で思い込んでいたらしい。。。
ふたつ目のミスは、いわゆる2.5インチストレージが普通に搭載可能だと思い込んでいたこと。
良く見ると2.5インチタイプではなく。M.2タイプのようだ。メインストレージは
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
と書いてあるので、セカンド側もM2タイプのPCIe接続のようだ。
うっひゃあ・・・
これでは今までのセカンドストレージを移植する作戦すら不可能だ。。。。orz
そもそもこっちのスペックが頭に強くインプットされてしまっていたようだ。
メモリはスペック通り、8GBが2枚刺さっているので、今までのG3ノートの16GBを移植することは可能だろう。。。
はてさてどうしたものか・・・・・
・・・・なんて悩んでもやることはひとつ。M2タイプのSSDを追加購入する以外に対処策は無いのだ。
メインストレージだけで使うことは出来るし、容量が足りない分は外付けストレージも併用するという選択肢はあるが、やはりダブルストレージだからこそ、ゲーミングノートを購入したのだ。
ネットで調べて仕方ないのでM2・PCIeのSSDを注文した。従来と同じ1TBでも容量は余裕綽々だったのだが、この際だから今後数年は使うのだからと2TBを選択した。そしてSSDを固定するビスも無いのでそれも注文した。
そもそもが予定外の出費だったのだがさらに諭吉さんが3名ほど旅立っていった。orz
新しい方を見て居てふと思った。メインストレージになぜ蓋のような銅製のプレートがついているのか・・・・
おそらくこれはSSDのチップが発する熱を冷やすためのヒートシンク代わりなのだ。スペースが無いので冷却フィンすらついていないが、真っ平らなプレートとは言え熱伝導率が高い銅板を押しつけることで冷却効果を狙っているのだろう。。。
そこでまたまたネットでしらべて見るとM2・PCIeのSSDにあうサイズの冷却用プレートがあるようなのでこれも注文しておいた。
さすがはAmazon。翌日には届いた。v(∩_∩)
さっそく装着するために両方とも開腹手術だ。(爆)
上が新しい方で下が今までのもの。
それぞれ写真の左下部分の2.5インチドライブのスペースがなくなり、その分バッテリーが大型化しているのがわかる。
なにはともあれ、購入したSSDを装着した。どの程度効果があるのかは不明だが冷却用に銅のヒートシンクをSSDに貼り付けてから装着だ。(^_^)v
メモリも今までの16GBをかっぱらって、新しい方の8GBとスワップしておいた。これで新しい方は8GB+16GB=24GBとなる。
この状態で新しい方を起動させてみたところ、システムは普通に立ち上がる。
メモリも24GBを認識している。(^_^)v
だが、サブストレージを認識しないので一瞬焦った。(^_^;)
だが、冷静に考えればまだフォーマットすらしていないのだ。認識しなくて当たり前だ。(苦笑)
2TBの容量があるSSDだがちまちまパーテーションを切っても使いにくくなるだけなのでどーんと2TBのままフォーマットした。(笑)
その後、古い方のラップトップから2.5インチタイプのSSDを取り外した。
これは新しいラップトップに装着することはできないが、新しいモデルに装着されていると思い込んでいたサブストレージ・2.5インチHDDを外付けで使うつもりでケースを買って置いたので、このSSDはそれにいれてつかう。
それに、外付けケースに入れたら新しいラップトップとつないで、データを移動させないといけないのだ。
スキーの動画などがあるのでなんだかんだで650GBくらいのデータだったが、どちらもSSDなので比較的早く移植することができた。(^_^)v
その後は少しずつ、アプリの再インストールなどをぼちぼち進めているところだ。
メールや最低限のアプリは入れたところで今日は打ち止め。
まあ、今までのものもとりあえずはサブストレージなし、メモリは8GBだけとなったが普通に動くのでしばらくは両方を見比べながらアプリの入れ忘れや諸々の設定あわせをしていけばいい。(´ー`)┌フッ
メールの環境は整えたので少し使って居るが、やはりCPUが少し賢くなったことやメモリが多めになったこと、そしてSSDの速度も上がっているおかげなのか、びっくりするほどではないが確実に動作が速くなっている。
SSDの誤算のせいで思わぬ出費が嵩んでしまったが今度こそ数年間を快適に使うと思えばまああきらめもつく。
一番よかった点はキーボードのタッチが旧モデルよりもかなり改善されていることだ。(^_^)v
古い方はしばらくはそのままだが最終的にはどうするかなぁ。一応動くのだから万が一の場合の予備として取っておくかなぁ。売れるようなものではないし、処分するくらいならおいておけばいいかな・・・(´ー`)┌フッ